50代におすすめの転職エージェント・サイト|人気の人材紹介会社や注意点とは
2025.02.23

現代においては50代の転職者は少なくありません。新たな挑戦や自分にあった働き方を求め、50代の10人に1人程度は転職を経験しています。一方で、50代の求人数は少ない傾向にあり、転職成功のハードルは高いと言えるでしょう。
50代は転職時に、「転職サイト」「職業安定所(ハローワーク)」「人材紹介会社(転職エージェント)」など複数の転職サービスを利用しています。
人材紹介会社が提供する転職エージェントサービスを利用すると、求人の提案だけでなく今まで培ってきたスキルを活かせる希望にあった企業への転職サポートが受けられ、忙しい方や在職しながらの転職活動にもおすすめです。
本記事では、50代におすすめの転職エージェント・転職サイトや、選び方の注意点、50代の転職事情などを徹底解説。これから転職を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
50代が転職で利用したサービス|転職エージェント・サイトはどう利用する?
株式会社マイナビの調査によると、50代の転職者が応募段階で転職時に利用したサービス・手法は以下の通りです。

50代の転職者はおもに、「転職サイト」「職業安定所(ハローワーク)」「人材紹介会社(転職エージェント)」を利用していることがわかりました。
複数のサービスを活用しながら、転職活動を行っている方が多いと予想されます。
50代は定年までのタイムリミットが短いため、積極的に50代を採用する企業はどうしても少ない傾向です。複数の転職サービスを利用して選択肢の幅を広げながら転職活動を行うことが、転職成功のカギとなります。
転職エージェント・転職サイトの違い
転職エージェントと転職サイトには、以下のような違いがあります。
転職エージェント | 転職サイト | |
メリット | ・希望にあう求人を提案してくれる(非公開求人もある) ・応募書類の作成や日程調整等をサポートしてくれる ・客観的に自身の市場価値がわかる | ・自身のペースで進められる |
デメリット | ・登録を断られる可能性がある ・アドバイザーとのヒアリングや面談時間がある | ・膨大な求人数から自身で希望の企業を探す必要がある |
求人数が少ない50代の場合、転職サポートのある転職エージェントに登録するのがおすすめです。非公開求人を多く抱えている転職エージェントもあり、その中から希望にあう求人をキャリアアドバイザーが提案してくれます。
キャリアアドバイザーからの提案を待ちながら、自身でも転職サイトで求人を探してみると効率よく転職活動ができるでしょう。
50代におすすめの転職エージェント8選
全国対応かつ利用料無料の、おすすめの転職エージェントを紹介します。
リクルートエージェント | 求人数50万件以上、転職支援実績No.1 |
マイナビエージェント | 求人数8万件以上、利用者満足度2年連続No.1 |
dodaエージェント | 求人数10万件以上、年収査定診断など無料診断あり |
パソナキャリア | 年収800万円以上のハイクラス求人の掲載が多数 |
JACリクルートメント | 日系大手、外資系等のハイクラス求人を多数掲載 |
レバテックキキャリア | IT・Web転職に特化、転職成功率96% |
type女性の転職エージェント | 女性の転職を支援、サポート実績は年間12,000人以上 |
ワークポート | 47都道府県に拠点展開し、直接相談がしたい方におすすめ |
リクルートエージェント

出典:リクルートエージェント
おすすめポイント
- 転職支援実績が豊富
- 求人数が多く、幅広い業種・職種の求人が掲載
- 90万件以上の求人が掲載されている転職サイト(リクナビNEXT)も運営
リクルートエージェントは、転職支援実績No.1※の大手転職エージェントサービスです。
公開求人数は50万件以上、 非公開求人数は40万件以上(2025年2月時点)あり、候補の幅を広げて求人を探したい方におすすめです。
各業界に精通したキャリアアドバイザーが、求人紹介のほか応募書類の添削や面接対策もサポートしてくれます。
※厚生労働省「人材サービス総合サイト」における有料職業紹介事業者のうち無期雇用および 4ヶ月以上の有期雇用の合計人数(2022年度実績を自社集計)2023年6月時点
運営会社 | 株式会社リクルート |
掲載求人数 | 50万件以上 (非公開求人数40万件以上) |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
マイナビエージェント

出典:マイナビエージェント
おすすめポイント
- 求人数が多く、幅広い業種・職種の求人が掲載
- 利用者の満足度が2年連続1位
- 転職サイト(マイナビ転職)も運営
マイナビエージェントは、求人掲載数8万件以上(内非公開求人数1万件以上)の転職エージェントサイトです。利用者の満足度は、2年連続No.1を獲得※しています。
エンジニア、営業職など、様々な業界・職種の経歴を持つキャリアアドバイザーが在籍し、求人紹介のほか応募書類の添削や面接対策もサポートしてくれます。
求人の一部を登録なしで公開しているため、一度覗いてみると求人の傾向やサイトの使い勝手も確認できるでしょう。
※2024年オリコン顧客満足度調査
運営会社 | 株式会社マイナビ |
掲載求人数 | 8万件以上(内非公開求人数1万件以上) |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
dodaエージェント

出典:dodaエージェント
おすすめポイント
- 幅広い業種・職種の求人が掲載
- 年収査定診断等の診断が無料で受けられる
- 20万件以上の求人が掲載されている転職サイトも運営
パーソルキャリアが運営するdodaエージェントは、業界最大級の10万件以上の求人からあなたに合った企業を紹介してくれる人材紹介サイトです。
転職市場に精通した専門スタッフが担当し、求人紹介のほか応募書類の添削や面接対策もサポートしてくれます。
自分の市場価格がわかる「年収査定診断」や、「自己PR発掘診断」「転職タイプ診断」なども無料で受けられるため、まずは登録して試してみるのもおすすめです。
20万件以上の求人が掲載されている転職サイトも運営しているため、あわせて利用するとより転職先候補の幅が広がるでしょう。
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
掲載求人数 | 10万件以上 |
公式サイト | https://doda.jp/consultant/ |
パソナキャリア

出典:パソナキャリア
おすすめポイント
- 年収800万円以上のハイクラス求人が多数
- 男女問わず管理部門の転職などを希望する方におすすめ
- 転職支援実績が豊富
パソナキャリアは累計転職支援実績59万人※の大手転職エージェントサービスで、特にハイクラス向けのサービス提供を得意としています。
求人の約半数が「年収800万円以上」のハイクラス求人で、管理部門の転職などを希望する方におすすめです。
ハイクラス求人の転職に特化した専任のコンサルタントが、企業への推薦、面接日程調整等の転職活動をサポートします。
※パソナキャリアで転職サポートした数(2024年5月時点)
運営会社 | 株式会社パソナ |
掲載求人数 | 4万件以上 |
公式サイト | https://www.pasonacareer.jp/ |
JACリクルートメント

出典:JACリクルートメント
おすすめポイント
- 日系大手、外資系等のハイクラス求人を多数掲載
- 転職実績が豊富で顧客満足度も高い
- 外資系企業・グローバル企業への転職支援も実績豊富
JACリクルートメントは東証プライム市場上場企業が運営する、ハイクラス転職向けの転職エージェントサービスです。日系大手、外資系含むハイクラス求人が多数掲載されています。
1988年のサービス開始以降、これまでに約43万人の転職支援実績があり、オリコン顧客満足度は7年連続1位を獲得しています。(ハイクラス・ミドルクラス転職の2019~2025年の調査)
業界・職種に精通し、高い専門性を備えたコンサルタントが1,400名以上在籍しているため、希望の企業にあったサポートが期待できるでしょう。
運営会社 | 株式会社ジェイ エイ シー リクルートメント |
掲載求人数 | 4万件以上 |
公式サイト | https://www.jac-recruitment.jp/ |
レバテックキャリア

出典:レバテックキャリア
おすすめポイント
- IT・Webに特化した4万件以上の求人が掲載
- 職種別専門アドバイザーがサポート
- 転職成功率は96%
レバテックキャリアは大手からベンチャー企業まで、IT・Webに特化した4万件以上の求人数が掲載されている転職エージェントサイトです。ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1※1にも選ばれました。
正社員・フリーランスで年収アップを目指したエンジニアやデザイナー職の転職をサポートしており、希望企業への転職成功率は96%※2。
職種別の専門アドバイザーが、求人紹介のほか応募書類の添削や面接対策もサポートしてくれるため、エンジニアやデザイナー職のキャリアアップを目指す方におすすめの転職エージェントです。
※1:日本マーケティングリサーチ機構調べ(2021年1月期_サービスの比較印象調査)
※2:2023年4月~2024年3月の実績 内定を承諾した人の中で求人応募時の志望度に関するアンケートに回答した人のうち、「ぜひ応募したい」「応募したい」と回答した人の割合
運営会社 | レバテック株式会社 |
掲載求人数 | 4万件以上 |
公式サイト | https://career.levtech.jp/ |
type女性の転職エージェント

おすすめポイント
- 年間12,000人以上の女性のキャリア支援を行っている
- 転職経験や子育てなどを経たキャリアアドバイザーが転職を支援
- 約79%の方が年収アップを実現
type女性の転職エージェントは、年間12,000人以上(2023年実績)の女性のキャリア支援を行う転職エージェントサービスです。
転職経験や子育てなどを経たキャリアアドバイザーが、これまでの経験を生かし、転職をサポートしてくれます。さらに、type女性の転職エージェントを利用した約79%の方が年収アップを実現。
「自分に合った仕事がわからない方」「女性が活躍している企業で働きたい方」「ライフイベントを見据えた転職がしたい方」に、おすすめの転職エージェントサービスです。
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
掲載求人数 | 3万件以上 |
公式サイト | https://type.woman-agent.jp/ |
ワークポート

出典:ワークポート
おすすめポイント
- エリアごとに特化した求人を掲載
- 47都道府県に拠点展開し、直接相談がしたい方におすすめ
ワークポートは、人材紹介20年以上の実績を持つ転職エージェントです。大手から中小企業まで、11万件以上の求人が掲載されています。
北海道から沖縄まで全国47都道府県すべてに拠点展開しているため、どのエリア在住でも直接相談が可能です。直接コンサルタントにじっくり転職相談をしたい方は、ワークポートを利用しましょう。
運営会社 | 株式会社ワークポート |
掲載求人数 | 11万件以上 |
公式サイト | https://www.workport.co.jp/ |
50代におすすめの転職サイト4選
利用料無料の50代におすすめの転職サイトを紹介します。
ビズリーチ | スカウト型のハイクラス転職サイト |
リクナビNEXT | 掲載求人数100万件以上の日本最大級の転職サイト |
マイナビ転職 | 業種・職種・規模を問わない、幅広い求人を掲載 |
type | スカウト機能やAIによる求人提案が利用できる |
ビズリーチ

出典:ビズリーチ
ビズリーチはスカウト型の転職サイトで、年収1,000万円以上の求人が3分の1以上あり、ハイクラス転職を希望する方におすすめです。
登録したらスカウトが来るのを待つだけなので、自身の市場価値を確認するために、どのような企業からスカウトが来るのか試しに利用してみるのも良いでしょう。
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
掲載求人数 | 10万件以上 |
公式サイト | https://www.bizreach.co.jp/ |
リクナビNEXT

出典:リクナビNEXT
リクナビNEXTは、掲載求人数が100万件以上と圧倒的な求人数を誇り、様々な業種・職種の求人を取り扱っています。
50代が活躍する企業の求人も1,000件以上あり、50代でも利用しやすい転職サイトです。
オファー機能も付いているため登録すれば2万件以上の利用企業の中から、オファーを受け取れる可能性があります。
運営会社 | 株式会社リクルート |
掲載求人数 | 100万件以上 |
公式サイト | https://next.rikunabi.com/ |
マイナビ転職

出典:マイナビ転職
マイナビ転職は、求人数3万件以上の日本最大級の転職サイトです。業種・職種・規模を問わない、幅広い求人が掲載されています。
求人の検索で「社会人経験20年以上歓迎」を選択できる項目があるため、50代の方の条件にあう求人を探しやすいでしょう。
運営会社 | 株式会社マイナビ |
掲載求人数 | 3万件以上 |
公式サイト | https://tenshoku.mynavi.jp/ |
type

出典:type
typeは掲載求人数は多くありませんが、スカウト機能やAIによる求人提案が利用できるため、登録しておくだけで求人の提案が受けられます。
また、さまざまな条件で求人検索ができ、使いやすい点も特徴です。
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
掲載求人数 | 2,000件以上 |
公式サイト | https://type.jp/ |
50代が転職エージェント・サイト以外に利用できる手段
転職エージェントや転職サイトのほかに、50代の方は以下の方法も活用しながら転職活動を行うのがおすすめです。
- ハローワーク
- 紙媒体
- SNS
- 企業へ直接応募
「ハローワーク」は地域密着型の企業など多くの求人を持っており、直接転職活動の相談ができます。転職エージェント・サイトで希望に合う求人がない場合や、転職活動において不安に思うことがあれば、ハローワークの利用も検討しましょう。
また、フリーペーパーやチラシ等の「紙媒体」や「SNS」で求人を探す方も少なくありません。転職エージェントやサイトとは異なり会員登録が不要なため、手軽に利用しやすい点がメリットです。
もし特定の企業や希望条件のこだわりがある場合、直接企業のホームページから連絡してみるのも一つの手です。採用条件を交渉しにくい場合があるかもしれませんが、意欲は伝わりやすいでしょう。
50代の転職エージェント・転職サイトの選び方のポイント・注意点
転職エージェント・転職サイトを利用する際に、注意したいポイントがあります。事前に以下を確認しておきましょう。
- 転職エージェントは2~3社登録するのがおすすめ
- 40代は求人数の多い大手転職エージェント・サイトの登録はマスト
- キャリアアドバイザーに細かく希望条件や能力を伝える
- 未経験職を希望する場合は大手転職エージェント・サイトを利用する
- 複数の媒体から同じ企業に応募するのはNG
転職エージェントは2~3社登録するのがおすすめ
転職エージェントの登録数に制限はありません。より自身に合った転職先を見つけるためにも、複数の転職エージェントに登録すると良いでしょう。
ただし、転職エージェントはいくつ登録しても就職に影響はありませんが、担当のキャリアアドバイザーとのやり取りや自分に合う企業を探す作業等を考えると、登録するのは2~3社に絞るのがおすすめです。
50代は求人数の多い大手転職エージェント・サイトの登録はマスト
50代は求人数が少ない傾向にあるため、求人の提案が受けられない・見つからなかった場合に備えて、求人数の多い大手転職エージェント・転職サイトにも登録しておくと良いでしょう。
求人数が多ければ、よりマッチした企業に出会える可能性も高まります。
キャリアアドバイザーに細かく希望条件や能力を伝える
転職エージェントを利用して転職を成功させるコツは、キャリアアドバイザーと密にコミュニケーションをとることです。
担当のキャリアアドバイザーに、転職先の希望条件や自身が活かしたいスキルのほか、転職理由や苦手分野なども伝えると、より希望にあった転職先を提示してくれる可能性が高まるでしょう。
未経験職を希望する場合は大手転職エージェント・サイトを利用する
50代は未経験の業界や職種を希望すると、なかなか就職に繋がらなかったり、条件の合う企業が少ないケースがあります。
もし未経験の分野で転職を希望する場合や、求める転職先の職種が限られている場合などは、求人数の多い大手転職エージェントや転職サイトを利用しましょう。
複数の媒体から同じ企業に応募するのはNG
どうしても入りたい特定の企業があるなどで、複数の転職エージェントや転職サイトから応募してしまうと、手当たり次第に応募しているとみなされてしまう可能性があります。
希望する企業に対してあまり良くない印象を与えてしまう可能性が高いため、1社への応募は1回までとし、その分応募書類の作成や面接の対策をじっくり行うようにしましょう。
転職エージェント・サイトの利用の流れ
転職エージェント・転職サイト、それぞれの利用方法・流れをご紹介します。
転職エージェントの利用の流れ
転職エージェントを利用して転職するまでの一般的な流れは、以下の通りです。
- 転職エージェントに登録
- キャリアアドバイザーと面談
- 求人紹介
- 応募書類の添削
- 応募
- 書類選考
- 面接対策の実施
- 面接
- 内定・勤務条件の確認・交渉
- 入社
まずは転職エージェントにいくつかの必要事項を入力して登録すると、担当者から連絡が来て面談の日程調整を行います。キャリアアドバイザーと面談をし、希望条件等のヒアリングを実施。面談はオンライン面談が主流です。
ヒアリングした内容をもとに、条件にマッチした求人をいくつか紹介してくれるため、気になる企業があれば応募をします。より自身の魅力を引き出す応募書類にするため、キャリアドバイザーに応募書類の添削を依頼しましょう。
書類選考を通過したら、必要に応じてキャリアドバイザーと面接対策を実施します。不安に思っていることなども気軽に確認して、不安を解消しておきましょう。
面接を通過したら、入社に向けた準備を進めます。就業前に、キャリアアドバイザーが転職先と勤務開始日や給料の交渉をしてくれ、交渉が成立したら無事入社となります。
転職サイトの利用の流れ
転職サイトを利用して転職するまでの一般的な流れは、以下の通りです。
- 転職サイトに登録
- 求人検索・スカウト受領
- 応募
- 書類選考
- 面接
- 内定・勤務条件の確認・交渉
- 入社
転職エージェントはキャリアドバイザーとの面談や調整が入りますが、転職サイトを利用した転職は自身ですべて行っていくため流れはシンプルです。
スカウト型の転職サイトを利用した場合は、スカウト受領・応募をしたら選考に進みます。
50代で転職する人は約1割!50代のリアルな転職事情
50代で転職している人や年収アップした人の割合など、50代のリアルな転職事情を紹介します。ぜひ転職活動の参考にしてください。
- 50代で転職する人の割合
- 50代の転職回数
- 50代の賃金変動状況
50代で転職する人の割合
厚生労働省が発表した「2019年の雇用動向調査結果の概況」によると、男女別50代の入職率と離職率の割合は以下の通りです。
入職率 | 離職率 | |
50~54歳 | 男性:7.0% 女性:12.9% | 男性:6.0% 女性:12.3% |
55~59歳 | 男性:5.8% 女性:11.1% | 男性:9.1% 女性:11.6% |
男性よりも女性の方が転職している人が多い傾向にありますが、男女あわせた平均で見てみると、入職率、離職率は約9~10%です。
つまり、50代の10人に1人程度は転職しているといえます。
50代の転職回数
厚生労働省が発表した「雇用の構造に関する実態調査 / 転職者実態調査 / 令和2年 報告書 統計表 個人調査」によると、50代の転職回数の平均は以下の通りです。
転職回数 | 1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 | 6回以上 |
50~54歳 | 14.1% | 18.3% | 17.5% | 14.1% | 11.4% | 24.6% |
55~59歳 | 17.9% | 14.6% | 17.6% | 14.9% | 11.6% | 22.9% |
50代では転職回数が1~3回以上の割合が多く、転職をした人の割合は他の年代よりも低いという結果でした。
50代の賃金変動状況
厚生労働省の「令和5年上半期雇用動向調査結果の概要」によると、転職後の賃金の変動状況は以下の通りです。
増加した | 変わらない | 減少した | |
50~54歳 | 25.3% | 36.3% | 38.1% |
55~59歳 | 30.2% | 33.2% | 35.8% |
50代の約3割は賃金が増加したと回答していますが、50代は40代以下の年代よりも転職によって賃金が増加した割合は低く、「変わらない」「減少した」の割合の方が多いことがわかります。
50代が転職を成功させる秘訣
50代での転職はハードルが高いですが、成功させるための秘訣として以下の4つが挙げられます。
- 同業種・同職種への転職が成功の近道
- 条件を絞り過ぎない
- アドバイザーに相談する等で自身の市場価値を理解する
- 働きながら転職を進める
同業種・同職種への転職が成功の近道
50代は、企業から即戦力が求められる年代です。これまでの経験やスキルが活かせる同業種・同職種への転職が成功の近道と言えます。
株式会社マイナビの調査によると、50代の同業種・同職種への転職割合は以下の通りです。
同業種への転職割合 | 50代男性:59.3% 50代女性:59.3% |
同職種への転職割合 | 50代男性:74.3% 50代女性:71.2% |
年齢が上がるにつれ、同業種・同職種への転職割合が増えていました。
ある程度慣れている業務であれば入社後のミスマッチも少なく、長く続けられる可能性もあるでしょう。
条件を絞り過ぎない
そもそも50代の採用を行っている企業が少ないため、勤務先の条件にこだわり過ぎてしまうとなかなか内定に繋がらないでしょう。
特にこれまでの経歴やスキルに自信がない方や経験が浅い方などは、条件を絞り過ぎず、選択肢を広げながら求人を探した方がマッチする求人が見つかりやすいです。
アドバイザーに相談する等で自身の市場価値を理解する
50代の転職は、キャリアアドバイザーとの面談を通して客観的な評価を確認してみるのがおすすめです。
相談することで自分では気づかなかった、さまざまなことを経験してきたからこそのアピールポイントがあるかもしれません。反対に、希望する業界・職種にはマッチしないアピールになってしまっている可能性もあります。
転職エージェントサービスを利用すれば無料で相談ができるため、ぜひうまく活用しましょう。
働きながら転職を進める
「令和2年転職者実態調査の概況」によると、50代が現職を退職してから転職するまでの期間は以下の通りです。
離職期間なし | 1か月未満 | 1か月以上 | 不明 | |
50~54歳 | 22.9% | 17.6% | 54.0% | 5.5% |
55~59歳 | 22.0% | 29.0% | 41.8% | 7.2% |
退職してから転職先が決まるまでに、約半数の方が1か月以上かかっていることがわかります。
いつ転職先が見つかるかわからないリスクを考えると、退職をしてから転職先を探すよりも、現職で働きながら並行して転職先を探した方が、収入が途絶える心配がなく安心です。
また、退職したあとブランクがあれば、転職活動に影響が出てしまう可能性もあるでしょう。
働きながら転職先を見つけ、なるべくブランクのないよう計画を立てることが大切です。
50代が転職で年収をアップする方法
国税庁が発表した「民間給与実態統計調査_令和4年分」によると、30~50代の平均年収は以下の通りです。
男性 | 女性 | 全体 | |
30~34歳 | 485万円 | 338万円 | 425万円 |
35~39歳 | 549万円 | 333万円 | 462万円 |
40~44歳 | 602万円 | 335万円 | 491万円 |
45~49歳 | 643万円 | 346万円 | 521万円 |
50~54歳 | 684万円 | 340万円 | 537万円 |
55~59歳 | 702万円 | 329万円 | 546万円 |
男性の場合、50代は年収のピークを迎える年代です。これまで積んだ経験や実績を活かせる転職を目指すことが、年収アップの一つのポイントになりそうです。
50代で年収をアップを目指すためにできることとして、以下が挙げられます。
- 専門知識を活かせる業種・職種に転職する
- 安定した収益のある企業に転職する
- 平均年収が高い業界に転職する
- 年収アップを交渉する
年収アップの近道は、これまで経験してきた業種・職種の企業に転職することです。即戦力を求めている企業を希望するのであれば、すぐに会社に貢献してもらえると判断され、年収アップを狙いやすいでしょう。
そのほかにも年収アップにはさまざまな方法があるため、キャリアプランだけでなく家族構成やライフイベントなど、これからどのように人生を歩んでいきたいかを踏まえ、転職先を考えることが大切です。
また、入社時にも改めて年収アップを交渉してみると、希望が通るかもしれません。選考時の感触や担当者の反応を見ながら交渉してみましょう。
50代が転職時に見られやすい求められるスキル
50代が転職時に求められる主なスキルは、以下の3つです。
- マネジメント経験の有無
- 経験や実績
- 専門的な知見
マネジメント経験の有無
50代になると、部署内をまとめる立場を任されることも少なくないでしょう。特に即戦力を求めている企業を希望する場合、マネジメント経験があると転職に有利に働きやすくなります。
強くアピールできるマネジメント経験がなければ、「社内での立ち位置」「後輩への指導」「自己マネジメント経験」などを伝えると良いでしょう。
経験や実績
50代は、働く中で多くの経験や実績を積んできているはずです。企業は、それらの経験や実績が会社内でどのように活かせるかを、選考過程で判断します。
これまで積んできた経験や、会社に貢献した実績、それによりどのように自身が成長してきたかなどを、改めて棚卸して振り返っておき、選考でしっかりアピールすることが大切です。
専門的な知見
幅広い分野を経験し、さまざまな知識を得ていることも企業によっては評価される場合がありますが、特定の分野において深い専門的な知見を持っていると、より高く評価されることが多いです。
短期間で高い成果をあげられる即戦力を求める企業を希望する場合や、年収アップを目指す場合は特に、専門的な知見をアピールできるよう準備しておきましょう。
まとめ
50代におすすめの転職エージェントと転職サイトを紹介しました。
50代の求人は少ない傾向にあるため、転職エージェントや転職サイトなど、複数の方法を上手に活用することが転職成功の秘訣です。
▼50代におすすめの転職エージェント一覧
リクルートエージェント | 求人数50万件以上、転職支援実績No.1 |
マイナビエージェント | 求人数8万件以上、利用者満足度2年連続No.1 |
dodaエージェント | 求人数10万件以上、年収査定診断など無料診断あり |
パソナキャリア | 年収800万円以上のハイクラス求人の掲載が多数 |
JACリクルートメント | 日系大手、外資系等のハイクラス求人を多数掲載 |
レバテックキキャリア | IT・Web転職に特化、転職成功率96% |
type女性の転職エージェント | 女性の転職を支援、サポート実績は年間12,000人以上 |
ワークポート | 47都道府県に拠点展開し、直接相談がしたい方におすすめ |
▼50代におすすめの転職サイト一覧
ビズリーチ | スカウト型のハイクラス転職サイト |
リクナビNEXT | 掲載求人数100万件以上の日本最大級の転職サイト |
マイナビ転職 | 業種・職種・規模を問わない、幅広い求人を掲載 |
type | スカウト機能やAIによる求人提案が利用できる |

成長企業における採用ブランディング・採用マーケティングを専門とし過去2年で50社以上を直接支援。前職では、月間150万利用者数を超える医療・美容のWebサービスの事業責任者、兼経営陣として組織の成長を牽引。成長組織におけるOKRを利用した評価制度の構築や外国人、ジェネレーション、女性、LGBTQ+などのダイバーシティ・マネジメントに尽力。