会社パンフレット制作の相場と費用を抑えるコツを紹介!
2023.09.13
会社パンフレット制作の費用はおよそ20〜80万円程度になります。会社パンフレットとしてよく使われるのはA4サイズの8ページで構成されるものになります。
会社パンフレット制作の相場が20〜80万円と非常に幅が広くなってしまうのは、制作会社の規模感や形態によって大きく価格設定が異なっているからです。これから制作会社の規模や形態別の特徴とメリットとデメリットを解説していきます。そして制作会社を選ぶポイントや形態ごとのおすすめの制作会社、制作費用を安く抑えるコツなどもご紹介していきます。
目次
- パンフレットの種類
- 会社パンフレットの外注を依頼する制作会社の規模
- 会社パンフレットの外注を依頼する制作会社の形態
- 料金の内訳
- 制作会社選びのポイント
- 制作費用を抑えるコツ
※記事を読むのではなく、会社パンフレットの費用相場について相談したい、もしくは会社パンフレット制作を依頼したい方はhypexにご相談ください。予算や目的などをオンラインでヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。相談料は一切かかりません。
パンフレットの種類
会社案内によく使われるパンフレットの種類をご紹介します。
中綴じ製法
中綴じ製本を利用したパンフレットは、ボリューム、読み応えがあります。パンフレットのサイズはA4サイズで、ページ数は8ページ・12ページなど4の倍数で構成するのが一般的になります。
折加工製法(リーフレット)
二つ折りや三つ折り、四つ折りが利用されていて、4ページ・6ページ・8ページの構成で作られます。中綴じ製法とは異なり、簡易的なパンフレットとなります。
ポケットファイル+冊子
パンフレットに、ポケットファイルを加工した製法です。表紙、または裏表紙の内側にポケットが付いていて、多くの資料をまとめる際に非常に便利なタイプです。
上記にあげたもの以外にもいくつか種類はあるようです。この記事では、最もよく使われているとされるA4、8ページのパンフレットを基準として費用の相場を説明していきます。
会社パンフレットの外注を依頼する制作会社の規模
制作会社はその従業員の数による規模感の違いによっても、会社パンフレット制作の相場が異なります。ここでは大きく分けて4つに分けて解説していきます。
個人事業主(フリーランス)
特徴
大抵の個人事業主は一人で業務を全て行っているので、密に連携をとることで希望のデザインのパンフレットを仕上げてくれることが多いです。
料金
個人事業主に会社パンフレットの制作を依頼した場合にかかる費用の相場は、10万円以下程度になります。
メリット
交渉次第で、より安い値段でパンフレットを制作することができるということです。
デメリット
特徴でも示したように一人で業務を行なっているため。連絡が取りづらくなる可能性があります。また、制作後に再度依頼をしたい場合に個人での事業をやめてしまっていることも考えられます。
小規模企業(5人程度)
特徴
小規模会社は従業員が5名程度の企業になります。人数が他の企業よりも少ないので少数精鋭となるメンバーが集められていることが多いので、デザインのクオリティには安定感があると考えられます。
料金
小規模企業に会社パンフレットの制作を依頼した場合にかかる費用の相場は、10〜20万円程度になります。
メリット
小規模会社では個人事業主よりも安心感があるという点になります。
デメリット
企業によっては大量発注を受け付けていないことがあるという点です。企業によって違いはあるので事前に確認することが必要になります。
中規模企業(10〜50人程度)
特徴
中規模企業は10人から50人程度の従業員で構成されています。従業員数が小規模会社よりも多いことで一定以上のクオリティのパンフレット制作をしてもらえるでしょう。
料金
中規模企業に会社パンフレットの制作を依頼した場合にかかる費用の相場は、20〜30万
円程度になります。
メリット
クオリティの高いものを提供してもらえるという点です。
デメリット
小規模企業よりも多くの人間が関わることになるので人件費がかかるため、総じて費用が大きくなってしまう点です。
大企業(50人以上)
特徴
大企業は50人以上の企業になります。大企業では多くの部署に分かれているため、さまざまな広告の種類に対応していることが多いです。パンフレットのみならずあらゆる広告を依頼することができます。
料金
大企業に会社パンフレットの制作を依頼した場合にかかる費用の相場は、50〜80万円程度になります。
メリット
パンフレット制作のみならず、サイトの作成など統一感を持たせたい広告を幅広く同時に提供してもらえる点です。
デメリット
費用が非常に大きくなってしまう点です。費用の相場としては、会社の規模が大きくなればなるほど費用もそれに比例して大きくなっていきます。自社のパンフレット制作に最も適した規模間の制作会社に依頼することが重要になります。
※ここまで読んで、会社パンフレットの費用相場について相談したい、もしくは会社パンフレット制作を依頼したい方はhypexにご相談ください。予算や目的などをオンラインでヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。相談料は一切かかりません。
会社パンフレットの外注を依頼する制作会社の形態
制作会社は規模による分類だけでなくその会社の形態によっても種類を分けることができます。ここではデザイン会社、印刷会社、広告代理店の3つに分けて費用の相場と特徴とメリットデメリットを解説していきます。
デザイン会社
特徴
デザイン会社では安定したハイクオリティのパンフレットを制作してもらうことができます。そして、あらゆる会社の制作実績を見ることで自社の要望に沿ったデザインを作ってくれそうなデザイン会社を探すことが必要です。
料金
デザイン会社にパンフレットの制作を依頼した場合、費用の相場は35〜80万円と幅があります。原稿作成と印刷の有無によって費用が大きく変化するので依頼したい会社の料金設定などをしっかりと確認する必要があります。
メリット
高いクオリティのデザインを提供してもらえるという点です。
デメリット
格安のデザイン会社の場合だと、テンプレートを用いた作成で、クオリティが低くなってしまう可能性があることです。しっかりと制作実績を見ることが重要です。
印刷会社
特徴
印刷会社ではデザインが外注になり料金が加算されることもあるので注意しましょう。また印刷もまとめて行うことができるのはとても楽な利点です。
料金
印刷会社にパンフレットの制作を依頼した場合、デザイン料などはデザイン会社と同等かそれよりも少し高くつくことになります。
メリット
印刷費込みだと、デザイン会社の場合よりも安くつくこともあるという点です。
デメリット
デザインなども依頼するとなると外部に発注し上乗せで費用が高くなることがあったり、テンプレを用いてデザインすることでクオリティの高いものを提供してもらえなかったりという点です。
広告代理店
特徴
広告代理店は企業の広告・企画・マーケティングを代理で行う会社であり、コンサルタント会社としてデザイン会社に外注することが多いです。企業によっては自社でデザインを行う場合もあります。
料金
広告代理店にパンフレットの制作を依頼する場合、50万円以上となることが多いと考えられます。
メリット
パンフレットに限らず、ウェブサイトなどの他の広告やプロモーション施策に取り組んでもらうことができる点や、マーケティング力に優れており、どのようなパンフレットに仕上げればしっかりと宣伝できるかというノウハウを生かしたパンフレット制作を期待できる点です。
デメリット
大手の広告店などに依頼するとなると、基本的に大部分を外注するため他の企業形態の制作会社に依頼するよりも費用が高くなってしまう点や、仕様変更時にスピーディな対応が難しいという点もあります。
※ここまで読んで、会社パンフレットの費用相場について相談したい、もしくは会社パンフレット制作を依頼したい方はhypexにご相談ください。予算や目的などをオンラインでヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。相談料は一切かかりません。
会社パンフレットの料金内訳
料金の内訳をご紹介します。各社で仕様は違いはありますが、項目はほとんど決まっています。ここでは見積書の見方を解説します。
料金の内訳 | 料金(8P中綴じ1000部) |
---|---|
ディレクション費/企画費/ページ構成費 | ¥10,000~/1P= ¥80,000~ |
取材費・原稿作成費 | ¥20,000~/1P = ¥160,000 |
デザイン制作費 | ¥150,000~ |
レンタル写真代・写真撮影費 | ¥50,000~/4時間 |
校正費 | ¥10,000~/4P= ¥20,000~ |
印刷費 | ¥30,000~ |
合計 | ¥500,000~ |
1.ディレクション費(進行管理費)
営業やディレクターが、お客様とデザイナーの間に立って進行管理した時間にかかる費用です。通常は全体料金の20%程度を請求する場合が多いです。
2.企画費
パンフレット制作において、どのようなページ構成にするのか、ターゲットを引きつけるにはどのような工夫が必要かについて検討するための費用になります。
この費用は大抵、ページ数によって一定の料金がかかるようになっています。
3.ページ構成費
パンフレットのページ構成や台割を作成する費用です。
ページ単価で計算する場合と、グロスで一式で計算する場合が多いです。
4.取材費・原稿作成費
ヒアリングによる取材や原稿作成などに関わる費用です。
ページ単価であったり、一式であったりさまざまな料金設定になっていることが多いです。
5.デザイン制作費
デザイナーがパンフレットを制作するための費用です。
ページサイズや制作内容で料金を変える会社、一律の会社等さまざまです。
6.レンタル写真代・写真撮影費・イラスト作成費
ページデザインとは別の費用で、写真画像やイラストの制作にかかる費用です。
7.校正費
文字校正や色校正を行うための料金です。デザイン料金に組み込む会社もありますが、校正を第三者にお願いする場合は別途項目で請求する場合がほとんどです。
8.印刷費
印刷にかかる料金です。ページ数と用紙、印刷期間によって金額がかわります。
※ここまで読んで、会社パンフレットの費用相場について相談したい、もしくは会社パンフレット制作を依頼したい方はhypexにご相談ください。予算や目的などをオンラインでヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。相談料は一切かかりません。
会社パンフレットの制作会社選びのポイント
ポイントは2つあります。
1.パンフレット制作の目的を明らかにすること
目的を明らかにすることがどのような制作会社に依頼するのかの大まかな方針を決めることに繋がります。
2.依頼内容を明確にすること
原稿作成や資料集めは自社で行うのか、依頼した企業に任せるのか、ある程度決めることで最も最適な制作会社を決定することができます。
この二つを踏まえて自社のパンフレット制作に最適な制作会社を選びましょう。
会社パンフレットの制作費用を抑えるコツ
制作費用を抑えるコツは、原稿の作成を自社で行うことです。
原稿作成は手間がかなりかかる工程であり、パンフレットの質を大きく左右する要因になります。クライアントの事業やサービスを理解する必要があり、ヒアリングに時間が必要ですし、それを原稿にするライティングスキルも必要になります。当然コストがかかるため、各社かなりの費用をライティングに割いているはずです。ですので、多くの格安パンフレット制作会社は「原稿支給」や「原稿作成費は別途」の条件が付いているはずです。パンフレット作成費用を比較するときは、是非原稿作成費用が入っているかどうかを確認してみてください。
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※ここまで読んで、会社パンフレットの費用相場について相談したい、もしくは会社パンフレット制作を依頼したい方はhypexにご相談ください。予算や目的などをオンラインでヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。相談料は一切かかりません。
会社パンフレット制作相場のまとめ
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