20代後半で転職を成功させるコツ!未経験やスキルがない人におすすめの転職サイトも解説
2025.09.20

20代は前半の人と後半の人では、転職時に企業から重視されるポイントは大きく異なります。
20代前半は社会人経験が少ない傾向にあるため、経験や実績よりも長く働いてもらうために自社とマッチする人柄であるかや、成長意欲などが見られることが多いです。第二新卒として扱われる場合もあります。
20代後半は数年程度の社会人経験を積んでいると捉えられるケースが多く、これまでの経験やスキルを踏まえた即戦力を求められることが多いと予想されます。
20代前半と後半で転職時に企業が重視するポイントの一例
- 20代前半:自社に合う人柄か、成長意欲があるかなど
- 20代後半:これまでの経験やスキルを踏まえ即戦力があるかなど
本記事では、転職難易度がぐんと上がる20代後半の方に向け、転職活動を成功させるためのコツや、未経験やスキルなしでも実績が豊富なおすすめの転職サイトなどを紹介。
「20代後半でやりたいことが見つかったので転職したい」「今の職種・業種は合わないので未経験からできる仕事を探したい」と考えている方は、ぜひ参考にしてください。
<20代の転職事情>1.5~2割の人が20代で転職を経験
厚生労働省が発表した「2023年の雇用動向調査結果の概況」によると、20代の1年間の転職入職率の割合は以下の通りです。
20代前半(20~24歳) | 20代後半(25~29歳) | |
---|---|---|
男性 | 14.6% | 15.6% |
女性 | 16.5% | 19.1% |
男性よりも女性の方が若干転職している人が多い傾向にありますが、男女平均でみると20代の2割近くの人が転職していることがわかります。
30代から40代にかけては転職入職率は男女とも下落傾向にあるため、20代は転職が成功しやすい可能性が高いと言えるでしょう。
また、「令和5年_民間給与実態統計調査_国税庁」によると、20代の平均給与は以下の通りです。

男女合わせた平均年収は、20代前半は267万円ですが、20代後半では394万円と一気に上がります。ある程度経験を積みスキルが上がった結果、20代後半で年収が上がりやすいことが予想されます。
このことからも20代後半の転職者に対しては、企業は経験やスキルを重視し、慎重に判断する傾向にあると言えるでしょう。
20代後半で転職を成功させるコツ
20代前半よりも難易度が上がる20代後半の方は、以下のポイントを意識して転職活動を行うことが成功のカギです。
- 経験や会社に貢献したことをしっかり棚卸する
- ポータブルスキルを明確にする
- 転職理由はポジティブに伝える
- 志望する業界・職種について研究する
- 転職エージェントを利用してプロにアドバイスをもらう
- 複数の転職サービスから同じ企業に応募するのはNG
- 働きながら転職を進めるのがベスト
他者との差別化を図るためにも有効なポイントになります。
経験や会社に貢献したことをしっかり棚卸する
未経験の分野にチャレンジする場合、企業の採用担当者が選考で見るポイントの一つは、これまでの経験や実績、意欲などの部分です。
これまで積んできた経験や、会社に貢献した実績、それによりどのように自身が成長してきたかなどを、改めて棚卸して振り返っておき、選考でしっかりアピールできるように準備しましょう。
棚卸をすることで、自分にあった企業の見分け方もよりわかりやすくなる可能性が高いです。
ポータブルスキルを明確にする
ポータブルスキルとは、職種の専門性以外に、業種や職種が変わっても持ち続けている仕事上のスキルのことです。
ポータブルスキルには、「仕事のし方(対課題)」と「人との関わり方(対人)」において、以下の9つの要素があります。
- 現状の把握
- 課題の設定
- 計画の立案
- 課題の遂行
- 状況への対応
- 社内対応
- 社外対応
- 上司対応
- 部下マネジメント対応
専門スキルがなく未経験であっても、これらのスキルをアピールできれば転職活動の成功に繋がります。
厚生労働省から「ポータブルスキル見える化ツール(職業能力診断ツール)」が無料で利用できるため、ぜひ活用しましょう。
転職理由はポジティブに伝える
転職理由は、ポジティブな理由に変換して伝えることが大切です。
転職を考えたきっかけとして、「給与が低い」「残業が多い」などの会社に対する不満やネガティブな事柄による場合でも、そのまま企業側に伝えてしまうと、説得力に欠けたり良い印象を与えない可能性があります。
「この人と一緒に仕事がしたい」と思ってもらう必要があるため、「これまで培ってきたこのスキルを活かして、新しい領域で挑戦したい」など、自己成長や新しい挑戦への意欲を絡めて前向きな動機を伝えましょう。
志望する業界・職種について研究する
志望する業界や職種が明確にある場合は、転職の前にまずはその業界・職種を研究しましょう。
研究では、「自分とマッチするポイント」「そこで働くイメージ」を押さえることが大切です。
転職時に自身をアピールしやすいほか、業務に対する理解を深めていれば印象の良さを与えられたり、入社後のミスマッチを防ぐことにも繋がります。
転職エージェントを利用してプロにアドバイスをもらう
未経験の分野で転職を希望する場合は、「転職エージェント」を利用してプロに相談しながら転職活動をするのが成功の近道です。
転職エージェントサービスは、求人の紹介のほか、応募書類の添削や面接対策のサポートも無料で受けられ、今後のキャリアプランも含めてキャリアアドバイザーに相談ができます。そのため、在職しながらの転職活動や子育てなどで忙しい方にもおすすめです。
未経験OKの求人を多く扱う転職エージェントサービスもあるため、転職サイトを利用しつつ転職エージェントサービスも上手に活用すると良いでしょう。
複数の転職サービスから同じ企業に応募するのはNG
どうしても入りたい特定の企業があるなどで、複数の転職サービスから応募してしまうと、手当たり次第に応募しているとみなされてしまう可能性があります。
希望する企業に対してあまり良くない印象を与えてしまう可能性が高いため、1社への応募は1回までとし、その分応募書類の作成や面接対策をじっくり行うようにしましょう。
働きながら転職を進めるのがベスト
「令和2年転職者実態調査の概況」によると、20代が現職を退職してから転職するまでの期間は以下の通りです。
離職期間なし | 1か月未満 | 1か月以上 | 不明 | |
20~24歳 | 16.3% | 28.2% | 46.1% | 9.4% |
25~29歳 | 21.5% | 30.5% | 43.4% | 4.5% |
退職してから転職先が決まるまでに、約4.5割の方が1か月以上かかっていることがわかります。
いつ転職先が見つかるかわからないリスクを考えると、退職をしてから転職先を探すよりも、現職で働きながら並行して転職先を探した方が、収入が途絶える心配がなく安心です。
また、退職したあとブランクがあれば、転職活動に影響が出てしまう可能性もあるでしょう。
20代におすすめ!未経験・スキルなしからの転職実績が豊富な転職サイト
先述したように、「転職エージェント」サービスは、自分にあった企業の提案が受けられるほか、応募書類の添削や面接対策サポートなども受けられ、在職しながらの転職活動にぴったりです。
求人掲載数の多いサイトや、未経験OKの求人が多いサイトなどを併用して利用すれば、より効率よく転職活動を進められるでしょう。
今回は求人数の多いもの、未経験OKの求人が多いサイトを7選紹介します。
リクルートエージェント | 求人数60万件以上、転職支援実績No.1 |
マイナビエージェント | 求人数8万件以上、利用者満足度3年連続No.1 |
dodaエージェント | 求人数20万件以上、年収査定診断など無料診断あり |
ワークポート | 求人数15万件以上、47都道府県に拠点展開 |
マイナビジョブ20’s | 20代に特化しており、掲載求人数の76%以上が未経験OK |
UZUZ | 20代を中心に6万人の就業をサポート |
ハタラクティブ | 求人の8割以上が未経験OK |
リクルートエージェント

出典:リクルートエージェント
おすすめポイント
- 転職支援実績が豊富
- 求人数が多く、幅広い業種・職種の求人が掲載
- 90万件以上の求人が掲載されている転職サイト(リクナビNEXT)も運営
リクルートエージェントは、転職支援実績No.1※の大手転職エージェントサービスです。
公開求人数は60万件以上、 非公開求人数は30万件以上(2025年9月時点)あり、候補の幅を広げて求人を探したい方におすすめです。
各業界に精通したキャリアアドバイザーが、求人紹介のほか応募書類の添削や面接対策もサポートしてくれます。
※厚生労働省「人材サービス総合サイト」における有料職業紹介事業者のうち無期雇用および4ヶ月以上の有期雇用の合計人数(2023年度実績を自社集計)2024年5月時点
運営会社 | 株式会社リクルート |
掲載求人数 | 60万件以上(非公開求人数30万件以上) |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
マイナビエージェント

出典:マイナビエージェント
おすすめポイント
- 求人数が多く、幅広い業種・職種の求人が掲載
- 利用者の満足度が3年連続1位
- 転職サイト(マイナビ転職)も運営
マイナビエージェントは、求人掲載数8万件以上(内非公開求人数1万件以上)の転職エージェントサイトです。利用者の満足度は、3年連続No.1を獲得※しています。
エンジニア、営業職など、様々な業界・職種の経歴を持つキャリアアドバイザーが在籍し、求人紹介のほか応募書類の添削や面接対策もサポートしてくれます。
求人の一部を登録なしで公開しているため、一度覗いてみると求人の傾向やサイトの使い勝手も確認できるでしょう。
※2025年オリコン顧客満足度調査
運営会社 | 株式会社マイナビ |
掲載求人数 | 8万件以上(内非公開求人数1万件以上) |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
dodaエージェント

出典:dodaエージェント
おすすめポイント
- 幅広い業種・職種の求人が掲載
- 年収査定診断等の診断が無料で受けられる
- 20万件以上の求人が掲載されている転職サイトも運営
パーソルキャリアが運営するdodaエージェントは、業界最大級の20万件以上の求人からあなたに合った企業を紹介してくれる人材紹介サイトです。
転職市場に精通した専門スタッフが担当し、求人紹介のほか応募書類の添削や面接対策もサポートしてくれます。
自分の市場価格がわかる「年収査定診断」や、「自己PR発掘診断」「転職タイプ診断」なども無料で受けられるため、まずは登録して試してみるのもおすすめです。
20万件以上の求人が掲載されている転職サイトも運営しているため、あわせて利用するとより転職先候補の幅が広がるでしょう。
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
掲載求人数 | 20万件以上 |
公式サイト | https://doda.jp/consultant/ |
ワークポート

出典:ワークポート
おすすめポイント
- エリアごとに特化した求人を掲載
- 転職実績数100万人
- 47都道府県に拠点展開し、直接相談がしたい方におすすめ
ワークポートは、人材紹介20年以上の実績を持つ転職エージェントです。大手から中小企業まで、15万件以上の求人を取り扱っています。
北海道から沖縄まで全国47都道府県すべてに拠点展開しているため、どのエリア在住でも直接相談が可能です。
直接コンサルタントにじっくり転職相談をしたい方は、ワークポートを利用しましょう。
運営会社 | 株式会社ワークポート |
掲載求人数 | 15万件以上 |
公式サイト | https://www.workport.co.jp/ |
マイナビジョブ20’s

出典:マイナビジョブ20’s
おすすめポイント
- 実績豊富なマイナビグループが20代・第二新卒向けに提供する転職エージェントサイト
- 利用者は53万人以上、登録者の79%以上が25歳以下
- 職場定着率は95.2%
マイナビジョブ20’sは、大手マイナビグループが提供する20代や第二新卒の方向けの転職エージェントです。
利用者は53万人以上、掲載している76%以上の求人が未経験OKで、職場定着率も95.2%※と高い数値を誇っています。
自己分析に役立つ適性診断を提供しており、自身の強みや弱みの分析も可能。人材紹介や転職サイトなどを運営する豊富な実績を持つマイナビグループが提供しているため、安心して利用できるでしょう。
(※)2023/10/1~2024/9/30に入社された方の3ヶ月の定着率
運営会社 | 株式会社マイナビ |
掲載求人数 | 約6,000件 |
公式サイト | https://mynavi-job20s.jp/ |
UZUZ

出典:UZUZ
おすすめポイント
- 登録者14万人以上、就業サポート実績6万人以上の20代向けの転職エージェント
- オーダーメイド型の就業サポートを提供し、入社3ヶ月後の定着率は96%
UZUZは20代の新卒・第二新卒・既卒・フリーター向けの転職エージェントサイトです。登録者は14万人以上、これまで6万人以上の就業サポートを実施。
ただ求人を紹介するのではなく、1人ひとりの特性、希望に合わせてオーダーメイド型の就業サポートを提供しています。これにより入社3ヶ月後の定着率は96%と、精度の高い就業マッチングが実現。
大手からベンチャー企業まで、3,213社の企業との取り組み実績があります。
営会社 | レバレジーズ株式会社 |
掲載求人数 | 非公開 |
公式サイト | https://uzuz.jp/service/career-support/ |
ハタラクティブ

出典:ハタラクティブ
おすすめポイント
- 20代のフリーター、既卒、第二新卒、大学中退の方向けの転職エージェント
- 1社ずつ面接対策をサポートしてくれ、就職成功率は80.6%
- 未経験職を求める方や自分に合う仕事がわからない方におすすめ
ハタラクティブは、20代のフリーター、既卒、第二新卒、大学中退の方向けの、18万人以上(2023年12月~2024年1月時点)の支援実績のある転職エージェントサイトです。
掲載企業の8割以上が未経験OKのため、学歴・経歴問わず未経験の仕事探しをプロがサポートしてくれます。1社ずつ面接対策をサポートしてくれるため、就職成功率は80.6%※と高いです。
自分に合う仕事がわからない方や、学歴・経歴に自信がない方、書類面接で落ちてしまう方などは、まずは利用したい転職エージェントと言えます。
※2023年12月~2024年1月時点の面接実施した求職者数のうち、内定が出た求職者の割合
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
掲載求人数 | 約2,000件 |
公式サイト | https://hataractive.jp/ |
20代後半の転職者に求められるスキル
未経験分野でチャレンジする場合は、以下のようなポータブルスキルを求められることが多いです。
- 社内外での円滑なコミュニケーション力
- 高い学習意欲や向上心
- 今後のキャリアの方向性を描ける力
基本的にはこれらを総合的に見て、今後社内で活躍できるようなポテンシャルを持ち合わせているかが判断されます。
社内外での円滑なコミュニケーション力
社内外での調整や顧客対応、チームワークにはコミュニケーション能力が欠かせません。コミュニケーション力が高い人材はどの業界・職種でも求められやすいです。
コミュニケーションを取りながら積極的に業務を理解しようとする姿勢、相手にあわせた対応の仕方、チームへの働きかけなど、自身ができることややってきたことをアピールしましょう。
高い学習意欲や向上心
未経験分野にチャレンジをする場合は特に、学習意欲や向上心は求められるスキルです。
20代後半での転職であれば基本的には即戦力が求められ、なるべく早く社内や業務に馴染めるかどうかを見ている採用担当者は多いでしょう。
また、技術や市場が急速に変化しやすい現代では、「新しいことを学び続けられる人材」であることは重要です。
学習意欲や向上心があれば、業務に馴染みやすくチームにとってもポジティブな影響を与えられる可能性があります。意欲的な姿勢や向上心をアピールすることが、未経験分野での転職成功に近づくポイントです。
今後のキャリアの方向性を描ける力
「なぜ転職したいのか」「今後どんなキャリアを築きたいのか」などの回答は、スキル以上に評価される場合があります。
単に将来の夢や現職の不満を転職理由として伝えるのではなく、これまでの経験を踏まえて転職を決めるに至った経緯、今後のキャリアビジョンを一本のストーリーにまとめる力をアピールすることで、企業側に安心感と期待感を与えられます。
転職理由は、過去の経験から今後やりたいことや自己成長・意欲を絡めて説明し、今後のキャリアでは希望するポジションと結びつけながらかなえたいことやロードマップを説明できると、主体性や一貫性があり評価されやすいです。
【Q&A】20代の転職に関する疑問
20代の転職に関するよくある疑問に回答します。
Q1. 転職をやめた方がいい人・しない方がいい人の特徴は?
これまで解説したことを踏まえて、転職をしない方がいい人の特徴を以下に列挙します。
- 転職理由がネガティブな人:転職しても同じ悩みにぶつかる可能性が高い
- キャリアの方向性が定まっていない人:企業にうまく自分をアピールできず、結果的にミスマッチが起こりやすい
- 生活基盤やメンタルが不安定な人:焦って条件の悪い会社に決めてしまうリスクがある
転職の目的が曖昧であったり転職を逃げの選択肢として考えている人、準備不足の場合などは、転職は控えた方が無難です。
「なぜ転職するのか」「どんなキャリアを積みたいのか」をしっかり説明できるようになったら、転職活動を始めるのに良い時期と言えます。
Q2. 転職が厳しいと言われるのは何歳から?
一般的には、30代後半からが転職が厳しくなると言われます。
30代後半以降は基本的に即戦力やマネジメント経験が求められる年齢であり、20代よりも厳しく評価される可能性が高いかいらです。
ただし、転職難易度は業界や職種によって異なります。例えばIT・Web業界やエンジニアなど専門性が高い職種であれば、スキルや経験値次第では40代や50代でも受け入れる企業が多い傾向にあります。
また、終身雇用が崩れつつある現代では、30代後半以降の転職は珍しくありません。リスキリング(学び直し)や専門性の強化をしていれば、30代以降でも十分にキャリアチェンジやキャリアアップが可能でしょう。
Q3. 20代の女性の転職事情は?
20代後半の女性の場合、結婚や出産をきっかけに退職や長期休暇が発生するケースがあります。先述のように、転職入職率が男性よりも女性の方が高いのは、これらの理由が考えられます。
企業側との認識のミスマッチを防ぐためにも、今後のライフプランを明確にしたうえで、希望する働き方等を面接時にしっかり伝えることが大切です。
また、以下のような女性の転職に関するノウハウが豊富な転職エージェントを利用することで、女性が働きやすい環境への転職をサポートしてもらえるでしょう。
type女性の転職エージェント | 転職経験や子育てなどを経たキャリアアドバイザーが転職を支援 |
Ready就活 | 20代女性の未経験職への転職サポートや年収アップの実績豊富 |
Q4. 20代後半の主な転職理由は?
「令和5年_民間給与実態統計調査_国税庁」によると、20代後半の転職入職者の退職理由は以下の通りです。(個人的理由のみを抜粋)
仕事の内容に興味を持てなかった | 14.1% |
給料等収入が少なかった | 11.7% |
労働時間、休日等の労働条件が悪かった | 10.6% |
能力・個性・資格を生かせなかった | 8.5% |
会社の将来が不安だった | 7.3% |
職場の人間関係が好ましくなかった | 6.4% |
結婚・出産・育児・介護・看護 | 1.7% |
その他 | 19.7% |
30代以降と比べると、「仕事の内容に興味を持てなかった」の割合が大きく、20代後半は新しい分野へのチャレンジのために転職をする人が多いことが伺えます。
まとめ
20代前半よりも難易度が上がる20代後半の方にとって、転職成功のためには以下のポイントを意識することが大切です。
- 経験や会社に貢献したことをしっかり棚卸する
- ポータブルスキルを明確にする
- 転職理由はポジティブに伝える
- 志望する業界・職種について研究する
- 転職エージェントを利用してプロにアドバイスをもらう
- 複数の転職サービスから同じ企業に応募するのはNG
- 働きながら転職を進めるのがベスト
これらを押さえておけば、自身の魅力や目的がはっきり伝えられるはずです。20代後半で未経験職やスキルなしの分野にチャレンジする場合でも、転職が成功しやすいと言えるでしょう。

成長企業における採用ブランディング・採用マーケティングを専門とし過去2年で50社以上を直接支援。前職では、月間150万利用者数を超える医療・美容のWebサービスの事業責任者、兼経営陣として組織の成長を牽引。成長組織におけるOKRを利用した評価制度の構築や外国人、ジェネレーション、女性、LGBTQ+などのダイバーシティ・マネジメントに尽力。