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ブランディング会社の完全ガイド|サービス内容・選び方・料金・おすすめ7社を徹底解説

2025.06.03

ブランディング会社の完全ガイド|サービス内容・選び方・料金・おすすめ7社を徹底解説

「社名は知られているのに印象が弱い」「何をしている会社か伝わっていない」「競合と差別化できずに価格競争に陥っている」。こうした課題は多くの企業が抱えています。

そんなときに頼れるのがブランディング会社。プロの視点で自社の価値を再定義し、外部に伝わる形に整えてくれます。この記事では、ブランディング会社の選び方からおすすめ企業までを、わかりやすく解説していきます。

※ブランディングや集客・売り上げなどに課題や悩みがある方は、hypexにご相談ください。予算や目的などをオンラインでヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。スタートアップや中小企業から大企業までの実績があります。相談料は一切かかりません。

ブランディング会社の主なサービス内容

ブランディング会社は、企業の魅力や価値を「見える化」し、社内外に一貫して伝えるための仕組みづくりをサポートします。以下は代表的なサービス内容です。

CI/VI設計(ロゴ・ビジュアル制作)

ブランディング会社の主なサービス内容

CI(コーポレート・アイデンティティ)とは、企業の理念や価値観を外部に伝えるための「企業の顔」となる設計です。VI(ビジュアル・アイデンティティ)は、CIの考えをロゴ、色、フォント、デザインルールなどの視覚表現に落とし込んだものです。

例:企業ロゴ、名刺デザイン、コーポレートカラー、スライドテンプレートなど

ブランド戦略設計(市場調査・コンセプト開発)

ブランド戦略設計(市場調査・コンセプト開発)

企業の本質的な強みやポジショニングを見極め、ターゲットとする市場や顧客に向けたブランド戦略を設計します。

  • 市場調査:競合分析や顧客インタビューを通じて現状を把握
  • コンセプト開発:ブランドの「核」となるメッセージや立ち位置を定義

例:「誠実さ」「革新性」「親しみやすさ」など、ブランドが一貫して伝える価値を策定Webサイト・SNS・広告などクリエイティブ制作

JEM株式会社の採用LP

戦略やビジュアルを実際のタッチポイントに落とし込むフェーズです。ブランド設計が終わっただけでは意味がなく、それを顧客接点で「伝える」ことが重要です。

  • Webサイト:ブランドコンセプトを反映した構成・デザイン・ライティング
  • SNS:ブランドトーンに沿った運用方針・投稿テンプレートの設計
  • 広告:キービジュアルやメッセージ開発、広告用コピーの作成

例:リブランディング後にWebをリニューアルし、CVR(問い合わせ率)が向上

ブランディング会社の選び方【5つのポイント】

  • 実績の業界・企業規模
  • ストラテジー重視かクリエイティブ重視か
  • コミュニケーションの丁寧さ
  • 自社の課題に合った提案力
  • 費用対効果(ROI)と契約形態

数多くあるブランディング会社の中から、自社に合った1社を見つけるのは簡単ではありません。ここでは、選定時に押さえておきたい5つのチェックポイントを解説します。

1. 実績の業界・企業規模(例:BtoB/BtoC)

1. 実績の業界・企業規模(例:BtoB/BtoC)

業界やビジネスモデルに理解のある会社は、課題や商習慣を踏まえた提案ができるため、成果が出やすい傾向にあります。

  • BtoB:論理性や信頼感が重要。事業ドメインを的確に理解する力が求められます
  • BtoC:感情や共感を重視。SNS映えやユーザー体験を意識した提案が多いです

 過去の実績一覧や事例ページを確認し、自社に近いプロジェクト経験があるかチェックしましょう。

関連記事:採用ブランディングとは?応募者が憧れ、理想の人材を引き寄せる方法を解説!

2. ストラテジー重視かクリエイティブ重視か

2. ストラテジー重視かクリエイティブ重視か

戦略重視とデザイン重視、 どちらが自社にとって必要かによって異なります。

  • 戦略重視の会社:市場調査・ポジショニング・ターゲット設定など、ブランディングの上流工程に強み
  • クリエイティブ重視の会社:ロゴやビジュアル制作、ネーミング、Webデザインなどの表現力に優れる

両方に対応できる会社もありますが、自社の課題が「何を伝えるか」なのか「どう魅せるか」なのかを明確にすることが大切です。

3. コミュニケーションの丁寧さ

3. コミュニケーションの丁寧さ

担当者とのやり取りが重要なのは、ブランディングは「一緒に作る」プロセスだからです。認識のズレや価値観のすり合わせができるかどうかで、結果が大きく変わります。

  • 質問に対して的確かつ丁寧な回答があるか
  • 初回相談時の対応スピードやヒアリングの深さ
  • 提案内容が「自社に合わせたもの」になっているか
  • オンラインでもコミュニケーションはスムーズか

単なる制作外注先ではなく、「伴走型のパートナー」を選ぶ視点が重要です。

4. 自社の課題に合った提案力

目的主な指標・測定項目
認知を広げたい指名検索数、SNSフォロワー数、Web訪問数
問い合わせを増やしたいコンバージョン率(CVR)、資料ダウンロード数、リード獲得数
採用力を強化したい応募数、応募者の質、離職率、内定承諾率
ブランドの浸透を測りたいブランド調査結果、顧客アンケート(NPS、イメージ定着度)

提案の中身でチェックすべきポイントは、見た目のきれいさだけでなく、「なぜこの戦略・デザインなのか」という根拠があるかを確認しましょう。

  • 業界・競合・自社分析に基づいた提案か
  • 課題を正確に捉え、目的に合致したアプローチがされているか
  • 机上の空論ではなく、実行可能な内容か

「ヒアリング→分析→提案」までの初期対応で、会社の力量が見えることも多いです。

5. 費用対効果(ROI)と契約形態

会社名総額見積含まれる主な施策支援期間契約形態
A社150万円戦略設計、ロゴ
VI、Web制作
3ヶ月定額+成果物納品
B社220万円市場調査、コンセプト
トーン設計
4ヶ月オーダーメイド
一括
C社180万円ロゴ、ガイドライン
Webデザイン一式
3ヶ月パッケージ

費用の安さだけで判断するのは危険です。ブランディングは中長期で効果が出る投資。費用だけでなく、将来的にどのような成果が得られるか(ROI)を見据えて判断しましょう。

  • パッケージ型 or オーダーメイド型か
  • 初期費用・月額費用・成果報酬などの契約形態
  • どこまで対応範囲に含まれるか(戦略設計〜制作〜運用支援)

複数社に見積もりを依頼し、費用と成果のバランスを冷静に比較しましょう。目的とKPIを明確にして、下記のように数値化できる設計をしておくことが重要です。

  • リブランディング後、Webの直帰率が10%改善
  • ブランドイメージ調査で「信頼できる」という印象が40% → 70%に上昇
  • 採用ページリニューアル後、応募数が2倍に増加

これら5つの視点を意識すれば、「有名だから」「安いから」といった理由だけで選ぶことなく、自社に最適なパートナーと出会える可能性が高まります。

【比較表あり】ブランディング会社おすすめ7選

会社名特徴費用感(目安)
株式会社hypexデザインとマーケ戦略の一体化
大手企業からスタートアップまで幅広い実績
採用ブランディングにも強み
約100〜200万円
株式会社LIGWeb制作実績年間150件以上
本質的な魅力を引き出す提案力
約150〜500万円
株式会社セブンデックス戦略〜実装・運用まで一気通貫支援
スタートアップにも強み
約150〜500万円
EIGHT BRANDING DESIGNネーミング〜パッケージまで一貫対応
「らしさ」の明確化に強み
約150〜400万円
株式会社DONGURI有名企業・ブランドの実績多数
インナーブランディングにも対応
要問い合わせ
株式会社プラットインコンセプト設計を軸に
動画〜集客まで内製で対応
約150〜400万円
株式会社ブランディングデザイン空間・商品・販促まで
「体験」ベースのブランディングが得意
約150万〜400万円

※価格は目安であり、プロジェクト規模・内容により変動します。

株式会社hypex

株式会社hypex

おすすめポイント

  • デザインとマーケ戦略の一体化
  • 中小企業から大手企業まで、取り組み実績が豊富

株式会社hypexは東京都にオフィスを構え、企業ブランディング、採用ブランディング共に強みを持つブランディング会社です。

代表は、月間130万人が訪れるWebメディアの運営経験を持ち、「ゲーム会社の応募率を500%以上改善」「サービス業の企業で、1ヶ月以内に内定まで到達」などの実績があります。

これまで味の素食品株式会社、KDDIテクノロジーなどの有名企業を手がけており、中小企業から上場企業まで幅広い経験があります。

株式会社hypexの実績

  • 株式会社クラシアン
  • ドコモ・テクノロジ株式会社
  • 株式会社タイミー
  • 株式会社日本アムスコ株式会社
  • 株式会社メドコム
  • 株式会社コスモス薬品

株式会社hypexの会社情報・費用・料金

所在地東京都渋谷区渋谷3-26-16 第五叶ビル5F
設立2019年12月5日
資本金7,500,000円(資本準備金含む)
社員紹介ページhttps://hypex.jp/member
実績ページhttps://hypex.jp/works
費用・料金全体分析:30万〜70万円(約1、2ヶ月)
ペルソナ作成:20万円〜50万円(半月〜1ヶ月)
コンテンツ設計:30万円(半月〜1ヶ月)
チャネル設計:20〜50万円(半月〜1ヶ月)
合計:100万〜200万円(2.5ヶ月〜5ヶ月)
問い合わせ問い合わせフォームより

株式会社LIG

株式会社LIG

おすすめポイント

  • Web制作実績年間150件以上。多様な業種に対応可能
  • リサーチ・ワークショップを通じて、本質的な魅力を引き出す提案力

株式会社LIGは、東京都台東区に本社を構え、2007年の創業以来、Web制作を中核にブランディング支援を行う実力派企業です。年間150サイト以上の制作・リニューアルを手がけ、国内外のWebデザインアワードも多数受賞。

丁寧なリサーチとヒアリング、ワークショップによる企業理解を強みに、最終的には自走できるブランディング体制の構築まで支援します。

Webサイトやロゴ制作にとどまらず、パンフレットやイラスト、エディトリアル領域にも対応しており、ブランドコミュニケーションを一貫して支えることが可能です。

株式会社LIGの実績

  • 日本テレビアート:リニューアルによってPVが劇的に改善
  • レディクル:BtoBサイトのリニューアルでCV数2倍を達成

株式会社LIGの会社情報・費用・料金(表形式)

項目内容
所在地〒111-0056
東京都台東区小島2-20-11
設立2007年
従業員数230名(2023年4月1日時点/連結)
費用・料金目安ヒアリング・リサーチ・WS設計:30万〜80万円
Webサイト制作:100万〜300万円(規模により)
ロゴ/ビジュアル設計:30万〜100万円
トータルブランディング支援:150万〜500万円
実績ページhttps://liginc.co.jp/works/
問い合わせお問い合わせフォーム

株式会社セブンデックス

株式会社セブンデックス

おすすめポイント

  • 戦略からデザイン・実装・定着支援までワンストップで対応
  • スタートアップから大企業まで幅広いブランド支援実績あり

株式会社セブンデックスは、東京都渋谷区に本社を構えるブランディング・デザインコンサルティング会社です。企業の「らしさ」を引き出すところから始まり、戦略立案、デザイン、開発、運用までを一貫してサポートします。

事業責任者や起業経験者、マーケティング・広報の専門家が多数在籍しており、事業の全体像と将来像から逆算したブランド構築に強みを持っています。Webサイト、ブランドムービー、社内報など、オンライン・オフライン両面でのブランディングに対応可能です。

株式会社セブンデックスの実績

  • 東邦ガス株式会社:企業価値を再定義するブランド戦略と組織変革
  • 大和ハウス工業株式会社:D-ROOMブランド戦略とUXUIデザイン
  • 日本鋳鉄管株式会社:コーポレート全体のリブランディングとVI制作
  • 株式会社FUNPANY「POTALU」:メニュー開発・店舗設計など包括支援

株式会社セブンデックスの会社情報・費用・料金

項目内容
所在地〒150-0022 
東京都渋谷区恵比寿南1-1-9 岩徳ビル5階
設立2018年10月
資本金40,000,000円
費用・料金目安ブランド戦略設計:50万〜150万円
ロゴ・VI設計:50万〜120万円
Web・UIデザイン:100万〜300万円程度(規模による)
Web・UIデザイン:100万〜300万円程度(規模による)
実績ページhttps://sevendex.com/
問い合わせhttps://sevendex.com/contact/

EIGHT BRANDING DESIGN

EIGHT BRANDING DESIGN

おすすめポイント

  • 独自手法「フォーカスRPCD®」による一貫性あるブランド開発
  • ネーミング・ロゴ・パッケージまでブランド全体を設計

EIGHT BRANDING DESIGN(エイトブランディングデザイン)は、東京都港区南青山に拠点を構えるブランディング専門会社です。企業や商品の「らしさ」を明確にし、ネーミング、ロゴ、パッケージ、店舗空間までを一貫性のある設計で実現することを強みとしています。

独自に開発した「フォーカスRPCD®」というデザイン開発手法により、リサーチ〜プランニング〜コンセプト開発〜デザインまでを一貫して提供。単なる見た目ではなく、ブランドの“本質的価値”に踏み込んだブランディングを行います。

 化粧品・食品・飲食・医療など多様な分野での豊富な実績があり、グラフィックやパッケージなどの物理的表現にも定評があります。

EIGHT BRANDING DESIGNの実績

  • ユースキン製薬:スキンケアブランド「yuskin」シリーズ
  • 日本茶ブランド「CAMURI」:ネーミングからデザインまで
  • おばけおばけび「ザザ」:商品ブランディング一式
  • 健美薬湯:健康系温浴施設のビジュアル設計
  • ミルクレープ専門店「CASANEO」:パッケージと空間の統一設計

EIGHT BRANDING DESIGNの会社情報・費用・料金

項目内容
所在地〒107-0062
東京都港区南青山4丁目10番3号 エイトビル
設立記載なし(Web上での公開なし)
資本金8,000万円
代表者西澤 明洋
従業員数非公開
費用・料金目安ネーミング開発:30万〜80万円
ロゴ・VI設計:50万〜120万円
パッケージデザイン:60万〜150万円
ブランディング支援(トータル):150万〜400万円
実績ページhttps://www.8brandingdesign.com/works/all/
問い合わせhttps://www.8brandingdesign.com/contact/

株式会社DONGURI

株式会社DONGURI(どんぐり)

おすすめポイント

  • 有名企業・ブランドの制作実績を保有
  • 企業ブランディングから商品ブランディングなどまで幅広く支援

株式会社DONGURI(どんぐり)は、東京都渋谷区に本社を構えるブランディング会社で、2012年の設立以来、幅広い業界・業種に向けたブランド支援を展開しています。

特に、野村證券やオーストラリア大使館、丸亀製麺などの有名企業とのプロジェクト実績をもち、ブランドコンセプト開発からコピー・デザイン・Web制作・動画コンテンツまで一貫して対応可能です。

企業ブランディングや商品ブランディングに加え、社員の主体性やエンゲージメントを高めるための「インナーブランディング」にも注力しており、組織全体のブランド浸透に貢献します。

株式会社DONGURIの実績

  • 野村證券:採用ブランディング、採用ページ制作
  • オーストラリア大使館:スポーツキャンペーンのコンセプト設計〜制作
  • フレグランスブランド「wonde」:ブランド設計、ネーミング、商品開発
  • 株式会社ウエディングパーク:動画・ワークショップコンテンツ制作
  • 丸亀製麺:公式サイトのリニューアルデザインとコンテンツ設計

株式会社DONGURIの会社情報・費用・料金

項目内容
所在地〒151-0053 
東京都渋谷区代々木1-3-1
設立2012年2月
料金要問い合わせ
実績ページhttps://www.don-guri.com/works/
問い合わせhttps://www.don-guri.com/contact/

株式会社プラットイン

株式会社プラットイン

おすすめポイント

  • コンセプトメイキングを軸にしたブランディング支援
  • 戦略〜ライティング〜デザイン〜動画〜集客まで内製で一貫対応

株式会社プラットインは、大阪と東京に拠点を持ち、採用・営業・企業ブランディングに強みを持つ会社です。ブランディングの根幹となる「コンセプトメイキング」を中心に、コピーライティング、デザイン、動画制作、マーケティング支援までを自社で一貫して対応できる体制が整っています。

上場企業から中小・ベンチャー企業まで幅広い規模に対応し、スピード感とクオリティを両立したクリエイティブで高い評価を得ています。特に採用ブランディング分野では、Webサイト・パンフレット・動画など複数チャネルでの一括支援に実績があります。

株式会社プラットインの実績

  • 羽田空港サービスグループ:企業サイト・採用サイト・パンフレット
  • 株式会社たちばな(呉服):ブランドサイト・採用パンフレットなど
  • 株式会社高翔(不動産):サービスサイト・採用動画など
  • 株式会社WEBEDGE(DX支援):企業サイト・集客支援・紹介動画など
  • 株式会社三央(環境システム):採用サイト・イベントツール・紹介動画

株式会社プラットインの会社情報・費用・料金

項目内容
所在地【大阪本社】
〒550-0005 
大阪府大阪市西区西本町1-12-6 Office hirajyu西本町ビル3F
【東京支社】
〒103-0027 
東京都中央区日本橋2-1-17 丹生ビル2F
設立2016年9月13日
資本金3,500万円
従業員数19名
費用・料金目安採用サイト制作:80万〜200万円程度(動画・パンフレット含む)
営業・企業サイト制作:100万〜300万円程度
トータルブランディング支援:150万〜400万円
実績ページhttps://www.platin.co.jp/works
問い合わせhttps://www.platin.co.jp/contact

株式会社ブランディングデザイン

株式会社ブランディングデザイン

おすすめポイント

  •  空間デザイン・商品企画・プロデュースまで一貫対応
  •  「WAKUWAKUブランディング」による高い体験価値創出

株式会社ブランディングデザインは、愛知県名古屋市に拠点を構えるブランディング会社です。空間・グラフィック・Web・商品デザインなど、多彩な制作領域を組み合わせた「WAKUWAKUブランディング」を展開し、顧客やエンドユーザーに感情的な価値を提供しています。

社内には制作部門「B-TENPO DESIGN」や看板製作部門「モテ看板」なども備えており、体験とビジュアルを融合したブランドづくりに特化しています。

株式会社ブランディングデザインの実績

  • GoodsPro Craft(グッズ・空間演出)
  • なないろ整骨院(店舗デザイン)
  • Three Piece!(グッズ・ステッカー・ラッピング)
  • 海鮮堂 en(飲食店空間ブランディング)
  • ソウルカフェバル B-GATE(店舗+内装+販促)
  • L’ÉCLAT PHOTO STUDIO(撮影スタジオ設計) 

株式会社ブランディングデザインの会社情報

項目内容
所在地愛知県名古屋市東区葵3丁目35-10 リブレ葵Ⅲ1階
設立2004年9月17日
社員数23名(アルバイト含む/2022年5月現在)
費用感ロゴ制作 約20万〜80万円
空間デザイン・プロデュース 約100万〜300万円
トータルブランディング(店舗+グッズ+販促物) 約150万〜400万円
実績ページhttps://brand-ing.co.jp/category/works/
問い合わせお問い合わせフォーム 

本記事で紹介した会社以外の、「採用ブランディング」に特化したおすすめ会社も参考ください。

関連記事:おすすめの採用ブランディング会社5選〜選ぶ際のポイントや費用相場も解説

ブランディング会社の料金相場と費用対効果

施策カテゴリ作業内容例相場費用(目安)
市場調査・分析競合調査、顧客インタビュー
ポジショニング分析
10万〜50万円
ブランド戦略設計ブランドコンセプト開発
ステートメント作成
30万〜100万円
CI設計(ロゴ等)ロゴ制作、ロゴタイプ
バリエーション作成
20万〜80万円
VI設計(カラー・フォント)キーカラー選定、書体ルール策定10万〜30万円
トーン&マナー設計表現トーンの定義、コピー例作成10万〜30万円
ブランドガイドライン作成ブランド基本ルールのドキュメント化20万〜60万円
Webサイト制作コーポレートサイトやLPのデザイン・開発50万〜300万円
SNS設計・運用支援投稿トーン設計、テンプレート制作
運用ガイド作成
20万〜100万円
社内向けブランド浸透施策社員向けブランドブック
研修資料、ワークショップ
10万〜50万円
プロジェクト管理・ディレクション進行管理、会議ファシリ、品質・納期調整10万〜50万円
合計コンテンツ制作を除く、すべての作業100万円〜200万円

採用ブランディングを外部に依頼する場合、相場は100万〜200万円程度となります。ただし、これは採用サイトや採用動画などのコンテンツ制作費用を含まない金額です。

ブランディングは一見「見えにくい投資」と思われがちですが、正しく設計・実行すれば、中長期的に大きな成果(ROI)を生む施策です。ここでは、費用の目安とその対価として期待できる効果について解説します。

初期費用+継続支援の例

ブランディング会社の費用は、以下のように大きく2つに分かれます。

① 初期費用(戦略・設計フェーズ)

  • ブランド調査・競合分析
  • ブランドコンセプト開発
  • CI/VI設計(ロゴ・カラー・フォント等)
  • トーン&マナー・ブランドガイドライン策定

目安:30万〜300万円程度(規模や業界により差が大)

② 継続支援(運用・発信フェーズ)

  • WebサイトやSNSへのブランド展開支援
  • ブランド浸透のための社内向けツール整備
  • 月次レビューや施策提案、広告制作 など

目安:月5万円〜50万円程度(対応範囲・関与度に応じて変動)

パッケージプランの会社もあれば、完全オーダーメイドで見積もる会社もあります。

小規模案件〜大規模案件の相場感

案件規模費用感の目安内容の例
小規模
(〜50万円)
ロゴ制作、名刺デザイン、
ブランドカラー設計など単発依頼
デザイン会社寄りの
簡易ブランディング
中規模
(50〜200万円)
ブランド戦略設計+VI制作+
簡易ガイドライン
スタートアップや中小企業の
リブランディング
大規模
(200〜500万円以上)
調査・戦略設計・CI/VI・Web展開
社内浸透支援など一式
上場企業や新規事業
ブランディング向け総合支援

企業の規模、業種、目的によって「必要なブランディングの深さ」が異なるため、目的と成果のバランスで検討することが大切です。

「高い」か「安い」かは、ROIで判断する

単に「費用が高いか安いか」ではなく、「その投資が何を生み出すのか?」で判断することが重要です。「低価格だが効果が薄い」ブランディングは、時間とリソースの浪費になります。一方で、適切な戦略と実行に投資したブランディングは、長く企業価値を支える資産になります。

ブランディング会社でよくある質問(FAQ)

ブランディングは専門性が高く、初めて依頼する企業にとっては不明点も多いものです。ここでは、よくある質問に対してわかりやすくお答えします。

Q1:ブランディングとマーケティングの違いは?

A:ブランディングは“選ばれる理由”をつくること、マーケティングは“売れる仕組み”をつくることです。

  • ブランディング:企業や商品が「どう見られたいか」「どう記憶されたいか」を設計し、価値や印象を長期的に育てる戦略
  • マーケティング:集客・販売・リピートなどを目的とした、商品やサービスを効率よく届けるための手段や仕組み

たとえば「このブランドは信頼できる」と思ってもらえるのはブランディングの成果。そこにキャンペーンや広告で購買を促すのがマーケティングです。両者は対立するものではなく、連動して初めて効果が最大化します。

Q2:ロゴ制作だけお願いすることは可能?

A:可能です。ただし、ロゴだけでなく“ブランドの背景”まで設計することをおすすめします。

ロゴ制作は一部のブランディング会社やデザイン会社でも単体依頼ができます。ただし、ロゴは「戦略の結果」であり、「スタート地点」ではありません。

ブランドの核(誰に、どんな価値を届けたいのか)を定めずに作るロゴは、後から一貫性を失いやすく、変更のリスクも高まります。「ロゴだけ」ではなく、最低限のブランド設計(コンセプトやトーン)もセットで相談する方が、長期的にはコスト削減にもつながります。

Q3:ブランド戦略の成果はどうやって測るの?

A:数値化できるKPIを設定し、ブランディング前後で比較することが成果測定の基本です。

ブランディングの成果は見えにくいとされがちですが、以下のような間接的な指標(KPI)を活用することで、効果を“見える化”できます。

測定できる代表的な指標

  • ブランド認知:指名検索数、SNSフォロワー数、Web訪問数の変化
  • 印象・信頼性:顧客アンケートやNPSスコア
  • 売上・CVR:問い合わせ数、商談化率、平均単価の変化
  • 採用関連:応募数・内定承諾率・離職率の推移

例:「ロゴリニューアルとメッセージ刷新により、Webの滞在時間が20%増加」「新ブランド導入後、3ヶ月でSNSフォロワーが2倍」など、具体的な成果として表れるケースもあります。

Q4:どのタイミングでブランディングを検討すべきですか?

A:以下のようなタイミングでの検討がおすすめです。

  • 新サービスや新会社の立ち上げ時
  • 企業規模や組織が急拡大し、外部との印象ギャップが出てきたとき
  • M&Aや事業転換により、ブランドの方向性を再定義したいとき
  • 採用や営業活動で「伝わりにくさ」を感じ始めたとき

「見直した方がいいかも」と感じたら、まずは相談だけでもOKです。

Q5:社内にデザイナーがいるけど、ブランディング会社は必要?

A:はい。社内のデザイン力と、外部の戦略的な視点は“別の役割”を担います。

  • 社内デザイナー:制作物の量産やスピードに強みがある
  • ブランディング会社:企業の根本価値を再定義し、「何を伝えるか」から設計

ブランドの「上流設計」を外部で行い、それを社内で運用していく形が理想です。

Q6:自社の規模が小さくても依頼できますか?

A:可能です。むしろスタートアップや中小企業こそ“最初のブランド設計”が将来の差になります。

  • 少人数だからこそメッセージの一貫性が出しやすい
  • 顧客との信頼構築にブランディングが直結する
  • 資金に応じた「段階的導入」も対応してくれる会社が多数

「まずはロゴから」「まずはブランド戦略だけ」という段階的依頼もOKです。

Q7:外注後も社内でブランド運用していくには?

A:ブランドガイドラインと社内教育の整備がカギです。

  • ブランドトーン・カラー・表現方法を明文化した「ブランドガイドライン」の導入
  • 社内向けのブランドブック、マニュアル、ワークショップ
  • 担当者以外でも意識できる「ルールと仕組みづくり」

ブランディングは一度で終わりではなく、社内に浸透・継続する体制づくりが成功の鍵です。

Q8:補助金や助成金を使って依頼することは可能?

A:一部の地域や条件では可能です。特に中小企業向け制度が存在します。

  • 小規模事業者持続化補助金(販促物・ブランディングにも対応)
  • 各自治体の「ブランディング支援事業」「創業支援」補助
  • 経済産業省系のIT導入補助金やものづくり補助金の応用

対象可否はブランディング会社と相談し、書類作成サポートに対応している会社もあります。

ブランディング会社おすすめ比較表

会社名特徴費用感(目安)
株式会社hypexデザインとマーケ戦略の一体化
大手企業からスタートアップまで幅広い実績
採用ブランディングにも強み
約100〜200万円
株式会社LIGWeb制作実績年間150件以上
本質的な魅力を引き出す提案力
約150〜500万円
株式会社セブンデックス戦略〜実装・運用まで一気通貫支援
スタートアップにも強み
約150〜500万円
EIGHT BRANDING DESIGNネーミング〜パッケージまで一貫対応
「らしさ」の明確化に強み
約150〜400万円
株式会社DONGURI有名企業・ブランドの実績多数
インナーブランディングにも対応
要問い合わせ
株式会社プラットインコンセプト設計を軸に
動画〜集客まで内製で対応
約150〜400万円
株式会社ブランディングデザイン空間・商品・販促まで
「体験」ベースのブランディングが得意
約200〜400万円

※価格は目安であり、プロジェクト規模・内容により変動します。

※ブランディングや集客・売り上げなどに課題や悩みがある方は、hypexにご相談ください。予算や目的などをオンラインでヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。スタートアップや中小企業から大企業までの実績があります。相談料は一切かかりません。