建築業の採用サイト事例5選〜作り方、おすすめのWeb制作会社も紹介
2025.01.11
建築業の採用サイトの制作を考えている企業に向けて、参考になる採用サイトの事例を5つ紹介します。建築業の採用サイトの作り方のポイント、採用サイトの事例を探せるギャラリーサイトも紹介しますので参考にしてください。
※建設業の採用サイトの制作を検討している方は採用支援のhypexにご相談ください。支援させていただいた企業は月間300名以上の応募を獲得しています。予算や目的などをオンラインでヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。相談料は一切かかりません。
参考になる建築業の採用サイト事例5選
日特建設株式会社 採用サイト
画像引用:日特建設株式会社 採用サイト
東京都中央区に本店を構える1947年(昭和22年)の老舗建設業者・日特建設株式会社の採用サイト事例です。新卒、キャリア採用(中途採用)、インターンを募集しています。募集職種は主に建設コンサルタントです。
トップページ
採用サイトのトップページは業務風景の動画になっています。採用キャッチコピーはスクロールしないと現れず、「未来のふつうは、あなたが創る。」という採用スローガンが出る設計。想いやビジョンなどより、会社のことを理解してもらう情報に注力しています。
採用サイトのメニュー
- 日特建設を知る
- 数字で知る
- 仕事を知る
- 社員を知る
- 働く環境を知る
- 募集要項
採用サイトのメニューは主に6項目で、特別に変わったコンテンツは設けず、同社の業務や仕事を理解してもらうための情報を全面に押し出しています。
画像引用:日特建設株式会社 採用サイト
この採用サイトの特徴はリクルート・ムービー(採用動画)を多く活用していることです。「5分でわかる日特建設」というアニメーションと実写を混ぜた採用動画を作り、トップページにもリンクを設置。採用候補者に向けて、業務理解を優先した採用サイトの好例です。
村本建設 新卒採用サイト
画像引用:村本建設 新卒採用サイト
大阪市天王寺区に本社を置く建設会社・村本建設の新卒採用サイトの事例です。シンプルで重厚なコーポレートサイトの雰囲気とは対照に、若年層に向けてポップで技法を凝らした採用サイトになっています。新卒、キャリア採用、インターンシップも募集しています。
トップページ
採用サイトを訪問すると「ONE TEAM ONE HEART 建設への、思いは一つ。」という採用キャッチフレーズが現れ、すぐに元気な社員の写真が浮かび上がります。動きをつけてインパクトを出し、同社が社員の魅力を全面に押し出そうとしていることがわかります。また、採用スローガンを斜めに表示すのも珍しくインパクトがあります。
採用サイトのメニュー
- 声から知る
- さらに深く知る
- イラストで知る
- 採用について知る
- その他
採用サイトのメニューは5つ。情報コンテンツが多く、背景がカラフルです。また、社員の動きもユニークにしています。
社員インタビューでは人物にマウスを合わせるとユニークなポーズの写真に入れ替わる「マウスオーバーエフェクト」を取り入れています。訪問者を飽きさせない工夫です。
画像引用:村本建設 スペシャルサイト
特にすごいのが大学生とともにスペシャルサイトを別に制作し、漫画やクイズ形式で建設業界を詳しく解説していること。親しみやすいイラストを活用し、豊富な情報量でもごっちゃごちゃしない工夫がされています。
関連記事:現役デザイナーが採用サイトのトレンドを紹介!心が動いたデザイン事例まとめ
清水建設株式会社 新卒採用サイト
画像引用:清水建設株式会社 新卒採用サイト
1804年からはじまり、東京都中央区京橋に本社を置く大手総合建設会社・清水建設の新卒採用サイト事例です。同社は一年を通して入社を受け入れる通年採用を実施し、インターンシップも募集しています。
トップページ
採用サイトのトップページは派手な写真や動画は使わず、採用キャッチコピー「子どもたちに誇れるしごとを。」に合わせて子ども向けのイラストを掲載しています。入り口となるトップページはかなりシンプルです。
採用サイトのメニュー
- 清水建設を知る
- 子どもたちに誇れる仕事を。
- 清水建設の人
- 採用情報
採用サイトのメニューは大きく4つの項目に分け、どれも情報量が豊富。特に同社のコーポレートメッセージである「子どもたちに誇れる仕事を。」のコンテンツ量が多く、企業理念を大切にしている採用コンセプトであることがわかります。
特筆すべきはオフィシャルYouTubeチャンネルを作り、採用サイトとリンクしていることです。同社が手がけた事業などを動画で詳しく解説。採用サイトだけでも、かなり情報量が豊富ですが、採用候補者が企業を知るためのコンテンツ作りに力を入れ、採用にかける気合いが伝わってきます。
関連記事:YouTubeを使って採用を行うべき企業とは?チャンネル運営のメリットや注意点を解説!
熊谷組 採用サイト
画像引用:熊谷組 新卒採用サイト
1938年創業の老舗、東京都新宿区に本社を置く株式会社熊谷組の新卒採用サイト事例です。25年卒、26年卒を募集しています。
トップページ
採用サイトを開くと最初に採用キャッチコピーである「あなたを一流の技術者にする。」という文字が現れ、次に背景に社員の画像と採用スローガンが表示されます。スクロールすると2番目に社員インタビューが続き、同社が「人」に力を入れていることがわかります。
採用サイトのメニュー
- 会社を知る
- 人を知る
- 仕事を知る
- 働き方を知る
- 採用情報
採用サイトのメニューは5項目で、かなり情報量は豊富です。
画像引用:熊谷組 新卒採用サイト 若手社員座談会
社員インタビューの数も多く、若手社員同士の座談会コンテンツもあります。
画像引用:【公式】熊谷組新卒採用
同社の特徴として、SNSのXで採用専用のアカウントを作り、採用情報を発信しています。採用サイトと両方にリンクさせ、多方面から応募につなげています。
関連記事:X(Twitter)採用とは?向いている企業やメリット、事例を解説!
鉄建建設 新卒採用サイト
画像引用:鉄建建設 新卒採用サイト
1944年で東京都千代田区に本社があり、鉄道工事を中心に手掛ける総合建設会社・鉄建建設株式会社の新卒採用サイトです。25年卒、26年卒の2つを募集しています。
トップページ
背景を社員の画像にし、真ん中に「未来へ、進む」という採用キャッチコピーを設置しています。情報量を絞って見やすいサイトを意識しています。縦や横にスクロールすることで違う要素(テキストや画像、アニメーションなど)を表示するスクロールエフェクトを取り入れています。
採用サイトのメニュー
- 会社を知る
- 仕事を知る
- 人を知る
- 採用について
採用サイトのメニューも4つに絞り、文言もシンプル。情報も多くなく、採用候補者がすべての情報を閲覧できるように配慮されています。
同社の採用サイトの特徴としては、オーソドックスでシンプルな作りの採用サイトにする代わりに「動き」を取り入れていること。トップページではスクロールエフェクトを取り入れていましたが、その他のコンテンツでは、マウスカーソルをあわせたときに文字や画像に変化が生じるデザイン「マウスオーバーエフェクト」を取り入れています。
採用サイトの作りはシンプルにしつつ、動きを加えて訪問者を飽きさせない工夫をしている好例です。
関連記事:現役デザイナーが採用サイトのトレンドを紹介!心が動いたデザイン事例まとめ
建設業の採用サイトの作り方のポイント
- 情報量は多くする
- 採用サイトに動きをつける
- SNSやYouTubeなどとリンクする
紹介した5つの建設業の採用サイト事例の特徴などから建設業の採用サイトの作り方のポイントを解説します。
情報量は多くする
どの建設業者の採用サイトも情報量が多かったことが挙げられます。建設業は肉体労働の疲労が多く、仕事がキツイ、作業が危険というイメージがあります。そのネガティブなイメージを払拭するために、しっかり理解をしてもらうことが重要です。建設業は他の会社と大きな違いが生まれにくい部分があり、ミッション、ビジョンなどの想い、社員、職場環境、福利厚生など、何で差別化するのか見極める重要性も高いです。
採用サイトに動きをつける
情報量が多くなりがちな採用サイトは、途中で離脱してしまうリスクがあります。できるだけ情報をきちんと見てもらうための工夫として、カーソルを合わせたときに写真が動く、画像が入れ替わるなどの動きを取り入れている採用サイトが多かったです。
また、採用サイトに創意工夫をすることで採用広報者に本気度が伝わります。ただ情報を並べただけの単調なホームページであれば、手抜きに思われ応募にもつながりません。
SNSやYouTubeなどとリンクする
採用サイトだけで完結せず、SNSやYouTubeを別に設け、情報を分散する工夫が多かったです。特にSNSやYouTubeで手がけた建築物の動画を紹介するのは効果的な試みです。建設業は何十年と建物が残る仕事。製造業は部品などと違って形として残ります。経験や給料やスキルなどではなく、取り組んだものが何十年、何百年と残るのは他の業種にない魅力です。
関連記事:SNS採用とは?運用方法、メリット、成功事例、注意点を解説
建築業の採用サイト事例を探せるギャラリーサイト
SANKOU!
画像引用:SANKOU!
建設業の採用サイトの事例を探すときにおすすめはSANKOU!です。国内のホームページを集めたギャラリーサイトで、採用サイトは178以上のデザイン事例が載っています。イメージ別、カラー別にも検索ができます。また、採用サイトで使うフォントの種類を紹介したSANKOU! fontのページもあります。
不動産の採用サイトの外注におすすめの制作会社
株式会社hypex
おすすめポイント
- 幅広い価格帯の採用サイト制作が可能
- 採用サイトへの集客も同時に支援
株式会社hypexは企業の採用広報を支援する制作会社です。2019年の創業と若く、1つ1つの案件への熱量が高いです。会社の代表は月間130万人が訪れるWebサイトを運営していた経験を活かし、サイト制作後の集客も得意。特にSNS広告から採用サイト流入に強く、ゲーム会社の応募率を500%以上改善した実績や、サービス業の採用を1ヶ月で内定まで持っていった実績があります。
ノーコードのテンプレートで作る30万円の採用サイトから、完全オリジナルでカスタマイズする500万円以上の採用サイトまで、幅広い価格帯の制作が依頼できることが強み。採用サイト制作以外にも、オウンドメディアや採用動画、採用ピッチ資料の作成など他の採用手法と合わせた運用も可能なため、採用に関する全般の相談がしたい企業におすすめです。
株式会社hypexの制作実績、デザイン
JEM株式会社 採用サイト/採用LPリニューアル
制作期間:6ヶ月間
言語:日本語・英語
CMS:WordPress
制作範囲:
・コンセプト
・設計/構成
・コピー(日英)
・デザイン
・コーディング
・動画
・撮影
株式会社フジテックス 中途採用サイト制作
制作期間:5週間
CMS:WordPress
制作範囲:
・設計/構成
・デザイン
・コーディング
手島精管株式会社 採用サイト制作
制作期間:1ヶ月間
CMS:WordPress
・設計/構成
・コピー
・デザイン
・コーディング
・リダイレクト
株式会社hypexの会社情報・費用・料金
所在地 | 東京都渋谷区渋谷3-26-16 第五叶ビル5F |
設立 | 2019年12月5日 |
資本金 | 7,500,000円(資本準備金含む) |
社員紹介ページ | https://hypex.jp/member |
制作実績ページ | https://hypex.jp/solution/website |
費用・料金 | 30万〜60万円:採用LP(1ページのサイト) 80万〜150万円:一般的な採用サイト 150万〜300万円:採用サイト+ブランディング 200万〜500万円:採用サイト+オウンドメディア |
問い合わせ | 問い合わせフォームより |
成長企業における採用ブランディング・採用マーケティングを専門とし過去2年で50社以上を直接支援。前職では、月間150万利用者数を超える医療・美容のWebサービスの事業責任者、兼経営陣として組織の成長を牽引。成長組織におけるOKRを利用した評価制度の構築や外国人、ジェネレーション、女性、LGBTQ+などのダイバーシティ・マネジメントに尽力。