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YouTube広告の採用が熱い!メリットや費用、事例を紹介

2023.11.22

現在、採用の壁にぶつかっている方や求人広告、採用広報、採用ブランディングを考えている方に需要が増えているのが YouTube広告です。YouTubeの視聴者数は8,000万人を超え大きな可能性を秘めています。この記事ではYouTube広告のメリットや費用、始め方を解説します。

最後まで読めば、YouTube広告に出稿すべきか判断できます。

※ YouTube広告の採用をプロに相談したい、もしくは自社ではノウハウやリソースがないから代行して欲しい方は採用広報支援のhypexにご相談ください。動画やバナーなどの制作から請け負います。相談料は一切かかりません。

 YouTube広告の採用とは?仕組みや種類

YouTube広告

YouTube広告とは、YouTube内に表示される静止画や動画の広告です。動画だけと思われていますが、サムネイル(静止画)を使って採用サイトなどを表示する広告もあります。年齢や地域、ユーザーの行動傾向、興味・関心などのターゲットに絞った設定ができるので、自社で採用したいユーザーに向けて配信ができます。そのため無駄打ちが少なく費用対効果が良いと言われています。

 YouTube広告の仕組み(費用)

費用発生の条件

CPC(Cost Per Click)YouTube広告を視聴者がクリックすることで費用が発生
CPM(Cost Per Mille)広告が1,000回以上表示された際に費用が発生
CPV(Cost Per View)広告動画が30秒以上再生されるか動画がクリックされた場合に費用が発生

YouTube広告で費用が発生するのは主に上の3つです。どのタイプの費用にするかは選択できます。

予算設定



1日の平均予算
自分で設定した予算が上限になる予算オーバーになる心配がない
キャンペーン期間内に最適な広告が表示されるようYouTube側で予算額を配分する

共有予算
複数のキャンペーンで予算を平均化する※予算が10万円の場合、
お盆と正月に広告出稿すれば それぞれ5万円ずつ広告が流れる

YouTube広告の予算は、「1日の平均予算」と「共有予算」のどちらかを選択します。広告は入札形式になるため、他社より入札金額が高いほど優先的に表示されます。同じ広告枠に競合がいなければ安い金額で効果的に表示できます。

あくまで目安ですが、YouTube広告で効果を出したい場合は最低10万円の予算を設定してほしいところ。数万〜数十万回、動画が表示されるので平均再生時間や視聴完了率など、効果測定に必要なデータを十分に取ることができるからです。

※YouTube広告の出稿を考えている方は一度hypexにご相談ください。貴社の課題や計画を丁寧にヒアリングし、最適なご相談をさせていただきます。

 YouTube広告の種類と費用・料金

広告の種類動画の長さ課金方式
インストリーム広告(スキップ不可)最長15秒CPM
インストリーム広告(スキップ可能)最長6分CPV
バンパー広告最長6秒CPM
マストへッド広告制限なしCPM
オーバーレイ広告静止画広告CPM、CPC
ディスプレイ広告静止画広告CPM、CPC

次にYouTube広告の種類について解説します。YouTube広告の種類は多く、この記事では代表的な6つの広告を解説します。どの種類が自社に合いそうか選んでください。

インストリーム広告(スキップ不可)

YouTube広告、インストリーム広告

インストリーム広告とは、動画の始まりと途中で表示される動画広告です。再生開始5秒で視聴者がスキップできるパターンとスキップ不可の2パターンがあります。

スキップ不可の場合は、動画の長さは15秒まで(事前にYouTube側で動画の内容の審査が発生します)。料金は広告が1,000回表示されるごとに料金が発生するCPM(インスプレッション課金制)。動画の再生回数ではなく表示回数なので注意してください。動画を見なくても広告が現れた瞬間、離脱しても課金されます。ですが、少なくとも動画の最初の場面は表示されるので、企業名やサービス名など認知獲得に貢献します。

インストリーム広告(スキップ可能)

インストリーム広告

スキップ可能なインストリーム広告は、5秒経ったら視聴者がスキップを選択できる動画広告です。先ほどのスキップ不可の広告とは課金方法が異なり、広告を30秒以上視聴(動画が30秒未満の場合は最後まで視聴)、もしくは広告のリンクをクリックした場合に料金が発生するCPV方式です。

少なくとも5秒間は視聴してもらえる点が大きなメリット。5秒以内に視聴者に印象を与える動画広告をつくれば、費用が発生せずに動画広告を出稿することができます。

バンパー広告

バンパー広告

バンパー広告は、動画の始まりと途中で表示される最長6秒の動画広告です。再生が始まってから6秒間はスキップできません。課金方式はCPMで表示回数が1,000回に達すると課金されます。

バンパー広告の効果を高めるためには、視聴者がスキップできない6秒間の間に、いかに続きを見たいと思ってもらえるかが鍵。短い時間での勝負になるので「動画広告の俳句」とも呼ばれています。

バンパー広告はモバイル端末に優先的に配信されるため、スマートフォンで見る場合の動画を想定して作ると良いでしょう。

マストへッド広告

マストへッド広告

マストヘッド広告は、YouTubeのホーム画面の最上部に表示される音声なしの動画広告です。パソコンでは最大30秒自動再生されスマホでは制限なしで動画が流れます。課金方式は表示回数1,000回に達すると課金されるCPM。1日から7日間まで掲載できます。

YouTubeにアクセスする多くの人が目にする「ホームフィード画面」に表示させるため、宣伝効果は期待できる分、すぐに表示回数の上限に達することもあります。潤沢な予算を持っておいたほうが良いでしょう。

オーバーレイ広告

オーバーレイ広告

オーバーレイ広告は、動画の再生中再生画面の下20%で表示される静止画広告、もしくはテキストのみの広告です。パソコンのみの広告なので、スマホでは配信されません。例えば、採用サイトや採用LPなどのリンクを貼って誘導することもできます。

課金方法は広告がクリックされたら課金が発生するCPCと、1,000回表示されるごとに料金が発生するCPMの課金方法の2パターン。動画を作る余裕がなく、すでにある採用サイトや採用LPを活用したい企業におすすめです。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告は、YouTubeのおすすめの動画一覧に表示される広告です。スマホでは下の写真のように再生中の動画の下に表示されます。

課金方法はオーバーレイ広告と同じく、広告がクリックされたら課金が発生するCPCと、1,000回表示されるごとに料金が発生するCPMの課金方法です。こちらもすでにある採用サイトや採用LPを活用したい企業におすすめです。

※どの種類のYouTube広告に出稿すればいいのだろう?と思った方、もしくは自社ではノウハウやリソースがないから YouTube広告の出稿を代行して欲しい方は採用広報支援のhypexにご相談ください。動画や採用サイト、LP制作も請け負います。相談料は一切かかりません。

YouTube広告で採用するメリット

  • 認知拡大・企業理解につながる
  • 潜在層にリーチできる
  • 費用対効果が良い

ここまで解説してきたYouTube広告の仕組みや種類を踏まえて、改めてYouTube広告で採用するメリットを整理します。なぜYouTube広告が採用に活用されているのかの理由・背景がわかります。YouTube広告を活用するかの判断材料にしてください。

認知拡大・企業理解につながる

YouTube広告の採用のメリット

YouTube広告のメリットの1つが認知・拡大や企業理解の促進になること。YouTubeの視聴者は多く市場規模が大きいので、それらの目に触れることで企業名や採用情報の認知拡大につながります。

42.5%の就活生がYouTube広告で企業への興味度を高める

マーケティング会社の調査では、就活生はテレビよりYouTubeの視聴時間が長く、就活生の38.5%が企業名をYouTube検索するというデータがあります。そして42.5%の就活生がYouTube広告で企業への興味度を高めるデータがあります。

YouTube側も広告出稿してもらいたいので、インストリーム広告やバンパー広告などのように、一定時間は必ず動画を視聴してもらうなどの工夫をしています。

動画はテキストや写真では伝わりづらいリアル感を伝えられますので、社員やカルチャーなどの企業や業務の理解には最適な採用手法です。自社の業務がブログなどでは伝わりづらい企業に向いています。

関連記事:カルチャーフィットとは?見極める方法や採用の準備を紹介

潜在層にリーチできる

YouTube広告求人媒体
ターゲット顕在層+潜在層顕在層のみ
オリジナリティ高い低い(制限がある)
採用の資産化出稿を止めても動画を他で利用できる出稿を止めたら全て失う
必要なスキル動画制作&広告運用のスキル求人ライティング

前述の通り、YouTubeの視聴者数は8,000人を超えており、その中には転職を考えていない潜在層も沢山います。まだ転職願望がなかったとしても、動画広告を見ることで認知され、企業への関心を醸成できます。すなわち、求人媒体や人材紹介会社に登録する前の採用候補者にリーチできるのです。

YouTube広告に出稿後、流入が1.5倍以上増えた

マーケティング調査では、YouTube広告に出稿後、企業名での検索が増え、採用サイトやSNSアカウントなどへの流入が1.5倍以上増えたというデータもあります。

すでに求人媒体や人材紹介会社を活用しているが、成果に結びつかない企業も多いと思います。その理由の多くは、条件比較されて大手に負けてしまうことです。求人媒体や人材紹介会社は給与などの条件が良い大企業から成果が出やすい特徴がある分、求人媒体に登録する前に応募してもらうことで採用の成果に結びつきます。また、YouTube広告は出稿を止めても、配信した動画は採用サイトに掲載したり、企業説明会で使ったりと、様々な活用方法があり資産化できます。

費用対効果が良い

3つ目のメリットは費用対効果が良いことです。テレビCMと比較すると広告料金はずっと安くなり、出稿金額の上限も自社で設定できるので大損することはありません。年齢や性別などターゲットも自社で設定できるので狙い撃ちがしやすいです。YouTube側が一定の秒数、動画を見てもらえるように工夫していることや、テレビCMと違ってデータ計測や分析がしやすいことも大きいです。

特に企業のビジョンやミッションは「想い」が強いので採用サイトではイメージしにくく、動画で伝えるのが一番です。

また、YouTubeの特性として、いわゆる「暇つぶし」で見ている人が多いのも採用側には有利。Googleの検索のように目的があってWebを使っている人は広告が目に入ってもスルーされてしまいます。一方、暇つぶしでYouTubeを見ている人は、少しでも気になる広告があれば見てくれる可能性が高まります。

【デメリット】YouTube広告は大きな武器だが使いこなせるかは別

YouTube広告はメリットばかりではありません。多機能で旨味が多いYouTube広告ですが、その分、広告やマーケティングのノウハウが求められます。特にデータを見て分析する力や、効果のあるクリエイティブ(動画)に修正する力などが必要です。高価なPCやハイスペックなスマホを買っても使いこなせなければ宝の持ち腐れになるのと同じ。Web広告の経験やマーケティングの専門知識がない方は、プロに代行を依頼するか、プロに依頼しながらノウハウを学んでから自社でやる方法がおすすめです。

※当サイトhypexはYouTube広告など潜在層の採用を得意としています。貴社の採用課題を丁寧にヒアリングする無料相談を実施していますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 YouTube広告の始め方5ステップ

  1. YouTubeに動画をアップする
  2. キャンペーンの作成
  3. 詳細設定
  4. ターゲティングの設定
  5. 配信画面の設定

続いてYouTube広告を始める5ステップを解説します。動画を用意すれば簡単なので一緒に見ていきましょう。

YouTubeに動画をアップする

最初にYouTube広告で配信する動画をアップロードします。YouTubeアカウントを作成しておき、ホーム画面の右上にあるカメラのようなマークを押し、「動画をアップロード」をクリックします。

まだGoogleアカウントやYouTubeアカウントがない方は先に作る必要があります。登録は無料で、アカウント登録時に宣伝したいWebページとクレジットカード情報を入力します。

Googleアカウントの作成ページ

これから採用動画を作る方は下記の記事も参考にしてください。

関連記事採用動画はどう作る?事例や作り方を解説!

キャンペーンの作成

動画をアップロードしたら、キャンペーンの作成を行います。Google広告のページにログインし、会社名やURLなどの情報を入力していきます。

達成目標の設定

「新しいキャンペーンを作成」で達成目標を選択します。応募が目的なら「販売促進」にすると良いでしょう。

動画を選択

今回は動画を広告に流すパターンで説明するので、キャンペーンタイプの選択で右上の「動画」をクリックしてください。

YouTube広告の種類の選択

先ほど説明したYouTube広告の種類を選びます。どれが自社にとって良いのか手腕が問われるところです。特に経験が求められる部分なので、初めての方はプロへの相談をお勧めします。

【無料】株式会社hypexにYouTube広告の相談をする

詳細設定

次にキャンペーンの詳細を設定します。予算と日程を決める部分です。

先ほど説明したようにYouTube広告の料金は、入札形式で最も高額な上限単価を提示した広告が優先的に表示されます。ある程度の投資は見込んでおきましょう。

予算の上限が決まっている場合は「キャンペーンの合計」、1日あたりの予算で出稿する場合は「日別」を選択します。「開始日と終了日」で広告を掲載する期間を指定します。

「ネットワーク」は、どの部分に広告を表示するかを選択するもの。「一定時間数ユーザーに必ず視聴されたい」「認知度を上げたい」のであれば、YouTube内に広告を配信する「YouTube動画」を選択してください。採用サイトや採用LPCV率などに誘導する場合は「YouTube検索結果」を選択しましょう。

「地域」は、広告を表示する地域を限定できます。「言語」は広告を配信するユーザーの言語を指定する項目。日本語にしましょう。

ターゲティングの設定

次に配信するターゲットの設定を行います。「ユーザー属性」では年齢、性別、子供の有無、世帯年収など細かく設定できます。「オーディエンスセグメント」を追加すると、ユーザーの興味関心、ライフスタイルや趣味、習慣なども絞れます。

他にも「キーワード」では入力したキーワードと関連性の高いWebページやアプリ、動画などに配信ができます。「トピック」では「ゲーム」「フード、ドリンク」などに関連するWebページやアプリ、動画などに広告を掲載できます。「プレースメント」では広告の掲載のURLを指定できます。

配信画面の設定

最後に配信する動画を設定します。事前にYouTubeにアップロードした動画のURLを入力します。次に広告を見た視聴者をどこに誘導したいかを「最終URL」に設定します。「表示URL」は広告に表示されるWebページのアドレスです。YouTubeチャンネルから再生される画像を選択して広告タイトルを入力すれば設定は完了です。

YouTube広告の審査と不承認の場合の対応

採用動画の広告では珍しいですが、YouTube広告に配信する動画はすべて事前に審査があります。下記の場合は広告配信ができないので覚えておいてください。

項目禁止内容
偽造品偽物の商品やブランドを告知している
危険な商品・サービス他者に危害や損害を与える危険な商品に関する情報
(武器、爆発物、タバコ、薬物など)
不正を助長するような表現ハッキングや偽造文書など不正行為を助長する表現
配慮に欠けた不適切な表現偏見や差別的な内容、他者への思いやりに欠けた広告

他社と差別化するため過剰にエンタメ要素を盛り込んだ動画にしてしまうと上記に触れてしまうかもしれません。不承認の場合は広告のアカウント画面で理由が提示されます。もし、上記に該当しないのに不承認になってしまったらもう一度、設定し直すか、Googleの問い合わせフォームに質問してみましょう。

 YouTube広告で採用するときのポイントと事例

  1. 最初の5秒に全集中する(インパクトだけでなく共感を意識)
  2. 内容は詰め込まずポイントは1つに絞る
  3. 動画は複数パターンを作って検証する
  4. 自分ごと化できるかを意識する

最後にYouTube広告で配信する動画を作るときに意識して欲しいポイントを4つ、事例とともに紹介します。

最初の5秒に全集中する(インパクトだけでなく共感を意識)

YouTube広告で最も重要なことは、最初の5秒間で視聴者を惹きつけること。つまり「続きを見たい!」と思わせることがポイントになるので、冒頭からインパクトを出すように意識しましょう。とはいえ、採用動画でインパクトのある映像は難しい部分もあります。あくまで一例ですが、上の動画のようにドローンを使って社内の風景を映すと普段の人間の眼では見られない映像ができるのでインパクトを与えられます。

また、必ずしもインパクト性が必要なわけではなく、例えば「ウチの会社って〇〇じゃない?」のような社員の裏側や本音を出した動画で共感を得ることも続きを見てもらう戦略の1つです。冒頭部分で視聴者を惹きつける動画はセンスが必要なので、動画制作から依頼・相談したい方は当サイトhypexにご相談ください。動画の制作から行っております。

内容は詰め込まずポイントは1つに絞る

2つ目に重要なことは、動画のコンセプトは1つに絞ること。例えば、社長の事業への想いや、社員の日常風景などは2つの動画に分けましょう。短い動画の中で2つ以上のメッセージを入れても視聴者に伝わりきらず中途半端な印象が残ります。上の動画は良い見本です。

動画は複数パターンを作って検証する

動画制作の予算は限られていると思いますが、できる限り動画は複数パターンを作って、どちらが効果があるのかデータを集めて検証するようにしましょう。1本の動画で目標を達成できても、本当は他の動画のほうが良かったかもしれません。また、1本の動画で効果が出なかったときは再び動画を作り直す必要があり、準備なども大変です。YouTubeはテレビCMやSNSで流す動画と違い、かなり細かいデータが取れるので分析が鍵になります。複数の動画を配信して有効なデータを集めましょう。

※以上がYouTube広告で流す動画のポイントです。短い動画を活用する方法としてはTikTokもあります。TikTok採用も需要が増えていますので、こちらの記事も合わせてご覧ください。

関連記事TikTok採用とは?企業が取り組むメリット、事例、方法を解説

YouTube広告を使った採用まとめ

以上、YouTube広告を採用に使う方法やメリットなどについて解説してきました。メリットを整理すると下記になります。

  • 認知拡大・企業理解につながる
  • 潜在層にリーチできる
  • 費用対効果が良い

メリットが多いYouTube広告ですが、動画制作やマーケティングの経験・ノウハウが求められます。当サイトhypexはYouTube広告など潜在層の採用を得意としています。貴社の採用課題を丁寧にヒアリングし、動画の制作から行っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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