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TikTok採用とは?企業が取り組むメリット、事例、方法を解説

2023.07.20

・色んな採用方法を試したけど、いい人が来ない
・求人媒体より効果のある施策をしたい

そんな悩みを抱えている方の打開策として、TikTokが注目されています。しかし新しいSNSであることや「若者が踊るエンタメツール」というイメージから、採用広報の手法として尻込みされている方も多いでしょう。

結論から言うと、TikTokは誤解されている部分が多く、採用広報としておすすめの手法です。先ほどの誤解から着手しない企業が多く、ライバルが少ないので狙い目でもあります。

※記事を読むより採用のプロに相談したい、もしくは自社ではノウハウやリソースがないからTikTok採用を代行して欲しい方は採用広報支援のhypexにご相談ください。SNSから年間3000名以上の応募獲得しています。相談料は一切かかりません。

TikTok採用とは

エンタメ色の強い縦型動画

TikTok採用とは、ByteDanceが運営する動画特化のSNS『TikTok』に動画を投稿して応募や企業認知につなげる採用手法です。動画はスマートフォンで見るサイズの縦型動画で、内容はエンタメ色が強い動画です。上の事例のように、一見すると採用に関係なさそうな動画であっても企業に興味を持ち、採用につながるケースがあります。

TikTok採用は主に2種類

TikTok採用は主に2種類

画像引用:TikTok

TikTok採用は会社や社員のアカウントを作るパターンと、アカウントは作らずに動画広告を出稿する2種類があります。広告はTikTokアプリの「おすすめ欄」やTikTokのアプリを起動する際に表示されるなど複数パターンあります。

アカウント広告
費用無料で始められ、投稿も無料広告出稿にお金がかかる
効果が出るまでの期間成果に時間がかかる即効性がある
最初のKPI(目標指標)フォロワー/エンゲージメントリンク先への遷移

ざっくりと違いを表にすると上記になります。アカウント運用と広告出稿のどちらが良いかは後ほどメリットを解説しますので、そこで判断してください。

TikTok採用が注目される背景

縦型動画が採用のトレンドである

暇つぶしであるTikTokの動画が本当に採用につながるのか疑っている方が多いでしょう。しかし、ここが落とし穴。現在は、TikTokのような縦型動画が採用のトレンドになりつつあります。理由としてはエンタメ色が強く面白いので見る人が多いく、インプレッションを取れること。そして、暇つぶしで見ているからこそ、面白い動画があれば、気になってアカウント(企業)のことを調べてくれるのです。

Googleなどで何かの調べものをしているときは、仮に採用情報が表示されても気に留めないでしょう。しかし、時間に余裕があるときに見ているTikTok動画だからこそ、興味関心を醸成しやすいのです。

年齢層の幅が広い

TikTok採用

もうひとつ、TikTok採用に多い誤解がZ世代の採用にしか使えないという観点。採用に限らずTikTokで最も多い誤解のひとつですが、実はTikTok利用者の平均年齢は34歳です(2022年12月時点)。年齢層が広く、40代、50代もかなり利用しています。これはTikTokの日本法人であるByteDance株式会社が公式に発表しているデータなので本当です。

中途採用にも使える

「TikTokは若者が使うSNSだから中途採用に向かない」といった偏見も間違いです。実際、中途採用にも多く活用されています。幅広い年齢層に届くため、無理に「20代前半」だけにターゲットを絞り込まず自社の採用ターゲットに合わせることをお勧めします。ないほうがいいです。

TikTok採用のメリット

三和交通@TAXI会社のTikTok採用アカウント

画像引用:三和交通@TAXI会社

ここからTikTok採用のメリットを紹介します。アカウント運用のメリットです。

  • 人件費やコンテンツ制作費以外は無料
  • スマホひとつで動画が作れる
  • 参考になるバズ動画が多い
  • 理解促進が期待できる
  • TwitterやInstagramにも使える

人件費やコンテンツ制作費以外は無料

TikTokアカウントの開設や動画の投稿は無料なので、基本的に費用がかかりません。広告のように最初から費用が発生することがハードルになる企業でもスマホひとつあれば動画が作れるので始めやすいです。また、広告の場合は出稿をやめると効果はゼロになりますが、アカウント運用ではコンテンツが残るので資産になります。

ただし、アカウント開設や投稿は無料ですが、どこの企業であっても1日2時間ほど投稿や分析の人件費がかかり、作り込んだコンテンツ制作(社員の写真撮影や動画の撮影・編集など)に費用がかかる場合もあります。完全無料とはいかない点はご注意ください。

スマホひとつで作れる

TikTokの良さはスマートフォンひとつで動画が作れてしまうことです。撮影から編集、動画の公開までスマホで完結します。プロの動画制作会社に依頼すると、最低でも1週間はかかります。しかし、TikTok動画であれば1日に何本も採用動画が作れるため、コスト削減の効果が大きいです。

関連記事採用コスト(採用単価)とは?削減する方法や成功事例を解説

参考になるバズ動画が多い

TikTokの特徴が他社と差別化をはかるより、流行っているものを真似するほうが好まれる点です。これは1分以内の短い動画だからOKになるTikTokならではの特徴です。そのため、バズっている他の動画を参考に、それを自社に置き換えて制作すればいいため、アイデアを考える苦労が少なくてすみます。

理解促進が期待できる

TikTokに限った話ではありませんが、動画を投稿することで企業や会社の雰囲気、社員の人柄などの理解促進に有効です。テキストや写真と違って動画は生の声や気持ちも伝わりやすく、社内の雰囲気も伝わり「自分ごと化」しやすいです。

筆者も最近では飲食店を探すとき、食べログではなくTikTokで「新宿 焼肉」など検索しますが、これはよりリアルな情報を得たいからです。写真ではわからないお店の雰囲気や食べ物のボリュームなどが把握できます。写真は映えることを意識しているため、実際に店に行くと印象が違うことも多いです。

TikTokに限らず、Instagramの採用コンテンツも動画が増えています。動画のメリットや活用方法などは下記の記事が詳しいのでご覧ください。

関連記事採用広報動画はどう作る?事例や作り方を解説!

TwitterやInstagramにも使える

TikTokで動画を作るメリットが、同じ動画をTwitterやInstagramでも併用できることです。集客の窓口は広いほうが採用の効果は高まります。SNS同士での連携はボタンひとつで可能なため、簡単にシェアできます。

※ここまで読んで、TikTokを始める相談をしたい、もしくはTikTokの運用を代行して欲しい方はhypexにご相談ください。予算や目的などをヒアリングして、最適な採用アドバイスをさせていただきます。相談料は一切かかりません。

TikTok採用のデメリット

  • 即効性は期待できない
  • DMのスカウトは難しい
  • マイナスイメージを与えるリスクがある

メリットの多いTikTok採用ですが、注意点もあります。しっかり理解した上で取り組みましょう。

即効性は期待できない

TikTokアカウントのデメリットとしては、即効性が期待できないことです。目安ですが、採用の成果を出すには半年から1年は我慢する覚悟が必要です。

すでに知名度がある企業でない場合、いいねはもちろん、フォローしてもらうにはさらにハードルが上がります。どんな投稿が応募者に刺さるのか、ターゲットや差別化ポイントなどの手応えを掴むには、それなりの投稿数を練習して分析する必要があります。

また、成果を出すのに時間がかかると困ってくるのが、企業側の理解。TikTokというとエンタメ色の強いSNSは理解のある企業でないと、せっかくアカウントを開設して投稿しても、成果が表れず、中途半端な状態で打ち切りになる可能性もあります。

SNS採用は非常に有効ですが、人的リソースを投資する余裕のある企業は少ないです。他の業務と兼任しながら成果を出すのは至難。TikTok採用専任の担当者を設置するより、プロに任せたほうが、コストパフォーマンスも安くなる場合がほとんどです。

DMのスカウトは難しい

DMスカウト、採用

TwitterやInstagramでは上のように採用広報社にDMを送って直接スカウトすることもあります。普段発信している投稿内容やポートフォリオを見て、スカウトしようか判断もしやすいです。しかし、エンタメツールのTikTokは匿名で行っている人が多く、見る専門が多いSNSです。スカウトを送るかどうかの判断も難しいため、TwitterやInstagramよりハードが高くなります。

マイナスイメージを与えるリスクがある

TikTokに投稿する動画はエンタメ系なので炎上リスクは低いですが、過度なエンタメに走りすぎるとネガティブな印象を与える可能性もあります。社員の仲の良さをアピールするつもりが「チャラい」「不真面目」と思われる可能性もあり、その線引きが少し難しいところです。もし、企業イメージが大切で炎上やネガティブイメージのリスクを少しでも減らしたい場合は、プロに相談するのがお勧めです。SNSの運用を代行している会社は炎上防止のためのチェックリストや対策マニュアルを持っています。

TikTok採用の事例8選

次に、TikTok採用のアカウントを作る際に参考となる事例を8つ紹介します。

日本交通(株)新卒採用担当

日本交通(株)新卒採用担当のTikTokアカウント

画像引用:日本交通(株)新卒採用担当

最初の事例は日本交通(株)新卒採用担当のアカウント。TikTokの定番イメージであるダンス動画が中心です。どんな社員の方がいるのかわかる上に、動画コンテンツを作ることで社員同士のコミュニケーションも活発になります。認知度アップが期待でき、真似しやすいアカウントの事例です。

株式会社これから

株式会社これからのTikTok採用アカウントの事例

画像引用:株式会社これから

ECサイト制作からコンサルティング・Webマーケティングを行う株式会社これからの採用アカウントです。動画の概要欄で「🥳23年度新卒・キャリアの方大募集!🥳」と採用募集を入れています。

定番のダンス動画を中心に、社内で遊んでいる動画など、自由な空気と社員の仲の良さをアピールできます。エンタメ要素を盛り込みつつ、会社の理解促進になる動画です。2022年11月29日時点でフォロワーは9,000人を超えています。

USEN-NEXT GROUP 新卒採用担当【24卒選考中】

USEN-NEXT GROUP 新卒採用担当【24卒選考中】のTikTok採用アカウント

画像引用:USEN-NEXT GROUP 新卒採用担当【24卒選考中】

映像配信サービスU-NEXTなどの事業を手がけるUSEN-NEXT GROUPの新卒採用アカウント。内定者から来年の応募者に向けてのメッセージ、社長の起業時の苦労など、会社の空気や事業の理解ができる動画が中心です。

エンタメ要素が求められるTikTokにおいてはフォロワーなどは増えにくいかもしれませんが、しっかり企業の情報を発信した事例です。

株式会社レイゼクス

株式会社レイゼクスのTikTok採用アカウントの事例

画像引用:赤坂の豚小屋に住むごみくず

東京都港区赤坂で営業・アポイントメント代行、Webマーケティング事業を手がける株式会社レイゼクスの採用アカウント。営業・コンサルタントの採用です。

2022年11月29日時点で6,060フォロワー。「赤坂の豚小屋に住むごみくず」というユニークなアカウント名で、30秒以内の短い動画が中心です。社員がダンスをする動画や、内定者に猿のマスクをさせたりとエンタメ要素が満載。インパクトがあるので企業認知に参考になる事例です。

トゥモローゲート株式会社

トゥモローゲート株式会社のTikTok採用アカウントの事例

画像引用:ブラックな社長 西崎康平

「ブラックな社長」で有名な企業ブランディング事業を主業務とするトゥモローゲート株式会社の採用アカウント。社長の個人アカウントとして運用しています。

「指示がわかりやすい人とわかりにくい人の違い」など社長へのインタビュー、社内の卓球台を会議やデスクワークに使うなどエンタメ動画で構成したり、YouTubeチャンネルのダイジェスト版を流したりと工夫しています。2022年11月29日時点で74,000フォロワーを獲得しています。

ざっきーとゆってぃー

ざっきーとゆってぃーのTikTok採用アカウントの事例

画像引用zakkyyutty

社名は公開していませんが、神戸の会社で学生インターンを募集している個人のアカウントです。️日常の社内の風景を面白く「冬にタンクトップで出勤してみた」「ディズニー映画アラジンのコスプレをして出勤する」などエンタメ系で構成。2022年11月29日時点で659,800フォロワーとかなり認知を獲得できています。会社アカウントよりも個人のほうが親しみやすい傾向にあるので、参考にしてみてください。

直昌宏【社長を生み出す企業経営】

直昌宏【社長を生み出す企業経営】のTikTok採用アカウント

画像引用:直昌宏 【社長を生み出す企業経営】

元プルデンシャル生命保険株式会社のプランナーで現在は独立して事業を行なっている直昌宏さんの個人アカウント。面接はインスタへDMと、他のSNSと連携しながら採用につなげています。

「次回の商談アポイントを取る方法」などの様々な仕事のノウハウを面白おかしくエンタメ要素を盛り込んで解説。楽しみながら勉強になるため、ビジネスマンから支持を受け、2022年11月29日時点で29,000フォロワーを獲得しています。

大京警備保障株式会社

大京警備保障株式会社のTikTok採用アカウントの事例

画像引用:大京警備保障/Daikyo Security

東京都の新宿に本社を構える警備会社、大京警備保障株式会社のアカウント。なんとフォロワー数は驚異の280万フォロワーです。TikTokアカウント開設から1年で10万近いフォロワーを獲得し、新卒採用にもつなげています。大学生から「新卒採用はやっていますか?」と連絡が来たほど。概要欄に掲載している採用サイトのリンクからも応募が多数きています。

動画の内容は業務とは一見関係のない投稿。自社の話をするのではなく、ハッシュタグのトレンドを見て、上位に入っているものを取り入れています。編集時間も短く、テロップ入れは10〜30分、動画撮影が15分以内。1日1投稿を継続して続け、採用に成功しました。

採用担当くわちゃん

採用担当くわちゃんのTikTok採用アカウントの事例

画像引用:採用担当くわちゃん

最後は匿名の会社で「採用担当くわちゃん」という親しみのあるアカウントです。フォロワー数は12,700を超えています。プロフィールにLINEの公式アカウントのリンクを設け、インターン採用を行っています。TikTok採用とLINE採用を組み合わせた好例です。

動画の内容は「上司と3秒にらめっこ」など笑いのある企画とともに、社内の仲の良さも伝わってきます。TikTokで作った動画は、そのままInstagramのアカウントでも流しており、Instagram採用とも併用しています。TikTokだけでなくSNS採用全般の参考になるアカウントです。

関連記事採用動画制作におすすめの映像制作会社10選!
関連記事:インターン採用とは?やり方やメリット、効果を上げるポイントを解説

※ここまで読んで、自社はどんなTikTokアカウントを開設すべきか相談したい、またはTikTok採用を代行して欲しい方は採用広報支援のhypexにご相談ください。相談料は一切かかりません。

TikTok採用で成功するためのポイント

最後に、TikTok採用で成功するための動画のポイントを7つ解説します。アカウント運用も広告に出稿する場合も共通です。TikTokが公式に推奨しているポイントなので、ぜひ参考にしてください。資料の引用元は採用に関するもの以外からですが、採用動画にも共通するものです。

  • 縦型動画にする
  • 45秒以上の長さにする
  • 冒頭から人を登場させる
  • ナレーションを入れる
  • 視聴者に呼びかける
  • ネガティブからポジティブへの転換
  • CTAを入れる

縦型動画にする

TikTok採用の公式資料

画像引用:TikTok

投稿する動画はスマホで撮影した縦型にしましょう。YouTube用に撮影した横長の動画をそのままTikTokで併用する方もいますが、TikTokにおいては縦型動画のほうが親和性があります。

横型や正方形の動画に比べ、縦型動画のほうが2秒以上視聴した割合が108%高いデータが出ています。

45秒以上の長さにする

TikTok採用の公式資料

画像引用:TikTok

2つ目は動画の長さは45秒以上にすること。ショート動画の投稿が多いTikTokは30秒以内の短い動画のほうが見てもらえるイメージがありますが、実際は逆。45秒以上の動画は45秒未満の動画に比べ、6秒以上視聴した割合が108%高いデータがあります。

冒頭から人を登場させる

TikTok採用の公式資料

画像引用:TikTok

続いては、冒頭から人を登場させること。投稿する動画の内容にもよりますが、冒頭から人が登場する動画は、人が登場しない動画に比べて6秒以上の視聴割合が171%以上高いデータが出ています。

ナレーションを入れる

TikTok採用の公式資料
TikTok採用の公式資料

画像引用:TikTok

続いては音声に関して。ポイントのひとつが「動画にナレーションを入れること」。ナレーションは後から入れるものでも、動画に映っている人物がしゃべるものでも構いません。ポイントは音楽や動きだけでなく、人の声を届けることです。

TikTokは他のSNSに比べて音声ONで視聴するユーザーが多いです。声を入れたほうが字幕よりも生の声で情報を届けられます。

視聴者に呼びかける

TikTok採用の公式資料

画像引用:TikTok

ナレーションを入れることとともに大事なポイントが、6秒以内に視聴者に問いかけること。動画の内容にもよりますが、「転職を考えているあなた」「電車通勤に疲れているあなた」など、視聴者に呼びかけることで注意を引き、印象に残りやすくなります。

6秒以内に呼びかけることで視聴率は165%高いデータが出ています。

ネガティブからポジティブへの転換

TikTok採用の公式資料

画像引用:TikTok

続けてのポイントは「ポジティブ訴求に偏らないこと」。いきなり「給料が2倍になった」「通勤がなくて楽」などポジティブな要素だけ訴求してしまうと、ユーザーが不信感を覚える可能性があります。

「ブラック企業で心を病んでいた。けど〇〇社に転職してよかった」「前は満員電車のストレスがつらかった。けど、リモートワークに変わって解放された」など、まずはネガティブな要素から入って、悩みが解消されたと訴求するほうが信憑性が増します。ただし、動画の内容にもよるので、あくまで参考程度とお考えください。

データ上では、ネガティブからポジティブ表現に変化する動画は最初からポジティブな動画に比べて6秒以上の視聴割合が174.9%高かったと言われています。

CTAを入れる

TikTok採用の公式資料

画像引用:TikTok

基本ではありますが、動画には採用サイトや申し込みフォームなどのCTA(導線)を入れましょう。動画の最後に「応募は概要欄から」「お問い合わせはInstagramへ」などと、リンクに導入する導線を設けたほうが良いです。最後の一押しが重要です。

CTAありの動画は無しの動画に比べてリンクのクリック率が170%高いというデータが出ています。

改めて、以下の7つを意識してください。

  • 縦型動画にする
  • 45秒以上の長さにする
  • 冒頭から人を登場させる
  • ナレーションを入れる
  • 視聴者に呼びかける
  • ネガティブからポジティブへの転換
  • CTAを入れる

TikTok動画制作の費用相場

TikTok動画の制作料金
撮影あり5万円/本
撮影なし3万円/本
動画時間上限2分
テロップ一部あり
撮影1回の撮影で4本分の撮影想定
ディスカウント年間48本以上の制作の場合10%OFF

TikTok動画の制作をプロに依頼した場合、費用は制作会社によって違いますが、上の価格表は当サイトhypexの動画制作料金です。撮影ありの場合は1本5万円ですが、最低発注は1回10万円から。1回の撮影で最大4本分の動画を撮ります。撮影なしで自社のスマートフォンで撮影した動画を編集する場合は1本3万円です。

また、動画制作だけでなく下記のような運用も依頼できます。

  • 企画
  • 撮影(プランによる)
  • 編集
  • 投稿
  • 分析
  • 料金

運用まで任せる場合、撮影ありで45万円〜70万円(動画15本分。企画内容と制作本数で金額が変わる)、撮影なしで30~50万円(動画12本分、企画内容と制作本数で金額が変わる)となります。

オプションとした下記の料金もあります。

  • Instagramの同時運用:+20万円
  • モデル・キャスティング:10万円
  • オーディション:30万円

TikTok採用(広告出稿)もおすすめ

TikTok広告

ライバルが少なく狙い目

TikTok広告のメリットとして挙げられるのが、他のSNS広告に比べてライバルが少ないこと。そのため、採用単価も安くなっています。

TikTokの日本法人であるByteDance株式会社の発表によると、アルバイト応募単価が500円。エンジニア、看護師などは5,000円、未経験エンジニア:2,000-3,000円が相場。これがFacebook広告になると、採用単価は10,000〜50,000円が相場になるため、TikTokは格安。Instagram広告と比較しても1/10の費用で済んでいる企業も多く、ライバルが少ないうちに出稿することをおすすめします。FacebookやInstagramの広告については下記の記事を参考にしてください。

関連記事Facebook(Instagram)広告の採用方法!メリットや始め方、費用まで解説!

即効性が期待できる

TikTok広告のメリットは即効性のあること。採用アカウントは無料で開設・投稿ができますが、成果を出すには時間がかかります。その点、広告は費用が発生しますが、すぐに多くのユーザーの目にとまります。「年齢」「性別」「エリア」など細かくターゲティングできるので、届けたい層にも届けることもできます。
必ずしも応募につながるわけではありませんが、少なくとも認知は獲得できます。応募や事業理解の前に、まずは社風や社員を知って欲しい、採用を募集していることを知ってほしい企業などにTikTok広告はおすすめです。

他社比較されない

TikTok広告のメリットは他社と比較されにくいこと。上の画像のように、求人媒体は掲載するフォーマットが決まっており自社の魅力が差別化しにくく、さらには年収や職場環境などが比較されてしまいます。一方のTikTok広告はユーザーの画面に1つの動画しか表示されず、他社と並ぶことがないので自社の発信をしっかり届けられます。競合が強くて他社に良い人材を取られている企業には特にTikTok広告がおすすめです。

【注意点】採用には月20万〜30万円以上の投資が必要

TikTokの採用広告は採用単価が安いと説明しましたが、TikTokの公式が推奨している広告費は月額20〜30万円、日額では2,000円以上の投資が目安となります。理由は、TikTok広告のAIが学習するために一定の配信数が必要だからです。AIが効果のあるユーザーなどを学習することで、CPAを下げることができます。AI学習がイメージしにくい方はGoogleマップを思い浮かべてみてください。

車のカーナビゲーションよりGoogleマップの到着予想時間のほうが正確なのは、みんなの携帯にGPSがあって多くのデータを取得しているからです。TikTok広告のAI学習も同じです。データが多いほど、より成果につながります。 学習に必要な数値として推奨しているのが週25CV。

つまり、月間100CVあればAIが効果のある広告を出稿してくれます。ただし、広告を打ってもすぐに成果が出るわけではなく、効果を計測しつつ、クリエイティブを改善していくことが重要です。そのための経験やノウハウがないと、なかなか成功には結びつきません。広告はメリットが多くおすすめの採用手法ですが、採用とマーケティングの両方の知見が必要です。初めてチャレンジする企業は失敗が多いので、一度、当サイトhypexにご相談ください。相談料は一切かかりません。

TikTok採用の運用代行におすすめの会社

株式会社hypex

株式会社hypex,SNS運用代行会社

最後に、TikTok採用の運用代行におすすめの会社を紹介します。株式会社hypexは東京都渋谷区にある採用SNSの運用代行会社です。会社の代表は月間130万人が訪れるWebサイトを運営していた経験を活かし、採用マーケティングに強いことが特徴です。SNS運用代行では下記の内容を依頼できます。媒体選定などの戦略・設計からクリエイティブ作成、効果分析など一気通貫で支援します。

株式会社hypex,SNS運用代行会社,依頼内容

SNS採用の運用によって3ヶ月で新卒を6名採用した実績や2ヶ月で50応募を獲得した実績など実績豊富。SNSから年間3000名以上の応募を獲得しており、SNS採用に強みを持っています。

株式会社hypex,SNS運用代行会社,効果事例,実績

株式会社hypexの会社情報・費用・料金

株式会社hypex,SNS運用代行会社,料金
所在地東京都渋谷区渋谷3-26-16 第五叶ビル5F
設立2019年12月5日
資本金7,500,000円(資本準備金含む)
社員紹介ページhttps://hypex.jp/member
制作実績ページhttps://hypex.jp/solution/sns
費用・料金初期費用30万円
コンサルティングのみ:10万円〜
SNS運用やクリエイティブ作成:29万円〜
SNS広告の運用も含む:49万円〜
問い合わせ問い合わせフォームより

TikTok採用まとめ

最後までご覧いただき、ありがとうございます。TikTok採用について解説してきました。

TikTok採用とはTikTokに縦型動画を投稿して応募や企業認知につなげる採用手法です。世間のイメージにある「若者だけが使うSNS」は間違いであり、実際の利用平均年齢は34歳でした。また、エンタメ系のコンテンツが中心で採用には使えないという偏見は間違いであることがわかりました。ぜひ、競争が激化する前にTikTok採用に乗り出してください。

ただし、同時に以下のデメリットがあることにも注意が必要です。

・運用が大変
・いい代理店がない

アカウント運用も広告運用も継続が必要なことはもちろん、自社で難しい場合に代理店を探すのも一苦労です。今後、伸びてくる採用手法なので、まだ実績が少なく、良い代理店を見つけにくいのが現状。

初めてチャレンジする方で「運用の自信がない」「すぐに結果を出したい」「ノウハウをプロから学びたい」という方は、採用広報支援のhypexにご相談ください。相談料は一切かかりません。

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