Instagram採用とは?事例、向いている企業やメリットを解説!
2024.04.24
若年層の採用のためにInstagramの運用を検討しているが、果たして自社で取り組むべきなのか?どんなメリットがあるのか分からない。このような悩みを持つ方に、下記の内容を解説します。
自社でInstagram採用に取り組むべきか判断できますので、最後までご覧ください。
※記事を読むより採用のプロに相談したい、もしくは自社ではノウハウやリソースがないからInstagram採用を代行して欲しい方は採用広報支援のhypexにご相談ください。支援させていただいた企業は月間300名以上の応募を獲得しています。相談料は一切かかりません。
Instagram採用とは
Instagram採用とは、SNSのInstagramに企業の採用情報を投稿し、企業を認知してもらい、採用サイトのリンクなどから応募に繋げる採用広報の手法です。主にスマートフォンを見ているユーザーに向けた採用情報の投稿になります。ターゲットは新卒、転職願望がある顕在層、まだ転職を考えていない潜在層まで幅広いです。
Instagram採用はアカウントと広告の2種類
画像引用:TBS採用公式インスタグラム
Instagram採用は、採用アカウントを作る方法とアカウントは作らず広告として出稿する2種類があります。上の画像がInstagramの採用アカウントを作ったもの。
Instagramの採用広告
広告は上の画像のようにInstagramのフィードやストーリーズなどに、採用に関する投稿を有料で出稿することです。次章でそれぞれのメリットを解説しますが、両者の違いは下記です。
項目 | アカウント | 広告 |
費用 | 無料で始められ、投稿も無料 | 広告出稿にお金がかかる |
効果が出るまでの期間 | 成果に時間がかかる | 即効性がある |
KPI(目標指標) | フォロワー/エンゲージメント | リンク先への遷移 |
採用アカウントは企業の名前や人材募集を認知してもらうことが重要なため、KPI(目標指標)はフォロワー数や、その投稿をどれだけ見てもらったかのエンゲージメントを追います。
広告出稿は有料で投稿しているので、もっと採用の成果が欲しいところ。目標は採用サイトや応募フォームなどリンク先への遷移数となります。広告に興味がある方は下記の記事をご覧ください。
関連記事:Instagramの採用(求人)広告とは?方法!メリットや始め方、費用まで解説!
新卒採用やインターン採用に向いている
Instagramのアカウント運用も広告出稿に共通するメリットが新卒採用に向いていること。Instagramは20代の利用者が半分以上のSNSのため、新卒採用もしくは 第2新卒、アルバイトやインターンの採用がターゲットになります。中途採用に向かないわけではありませんが、事例が少なく、中途採用を考えている場合はユーザー層の年齢が高めのFacebookをおすすめします。InstagramはFacebook傘下なので、やり方も同じです。
若年層のユーザーが多いSNSとしては他にもTikTokがあり、採用動画のプラットフォームとして注目を集めています。徹底して面白い動画を作成できれば、求職者の間で話題になり、興味を持った求職者が応募する可能性は高いです。そのため、他社と差別化できる強力な武器になりますが、逆に尖った動画でなければ興味関心を持たれることはありません。
関連記事:インターン採用とは?やり方やメリット、効果を上げるポイントを解説
その他のSNSとの比較
メリット | デメリット | |
X(Twitter) | 拡散力がある | 情報量に制限がある ※有料版を除く |
新卒採用に向いている | 拡散力に乏しい | |
LINE | ユーザー数が最も多い | 人数が多いと有料になる |
TikTok | スマホひとつで動画を作れる | エンタメ力が求められる |
YouTube | 企業理解が深まる | YouTubeの分析のノウハウが必要 |
Instagram以外のSNS採用と比較すると上の表のようになります。どれが自社に合うか確かめるためにも、できるだけ多くのSNS採用を試してみるのがお勧めですが、時間やリソースがない方がほとんどでしょう。それぞれの特徴は下記の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
関連記事:企業がSNS採用に取り組むメリット、成功事例、注意点を解説
また、記事を読むのではなく採用のプロに直接相談したい方は、当サイトhypexにお問い合わせください。相談料などは一切かからない無料なので、お気軽にご利用ください。
Instagram採用の事例10選
Instagramを活用した採用を理解するには事例を見るのが早いです。この章ではアカウント9つ、広告1つの計10アカウント紹介します。自社で取り組む際の参考にしてください。
上の画像のhypexのInstagramはフォロワー70人ですが、年間200名の応募が来ます。応募者は東大、京大、国公立、早慶上智などが40%。採用単価は10万円を下回っています。バズらず、エンタメでもなく、きちんと設計して届ければ、小さな会社でも採用はできます。
ケアリッツ・アンド・パートナーズ 採用
画像引用:ケアリッツ・アンド・パートナーズ 採用
Instagramの採用アカウントに力を入れているのが介護業界をITでサポートするケアリッツ・アンド・パートナーズです。当サイトhypexもアカウント運用をお手伝いしています。運用の目的は4つ。
- 企業情報を周知してもらう
- 説明会に来た応募者に応募してもらう
- 応募を促進する
- 介護業界の潜在層と顕在層にアタックする
社員インタビューの投稿や動画、内定式の様子や企業説明会の告知などの採用情報はすべて投稿しているといっても過言ではありません。インスタグラムから応募につながるようにプロフィールに応募リンク(中途/新卒)を追加していることも注目。アカウント運用で意識していることは『ヒト』の存在感を全面に出すことです。
- 採用に繋げるためには、ユーザーにとって『実際に働くヒト』の存在感がとても重要
- どんな環境で働くことができる、どんなヒトが働いている、ということがわかる投稿作成を意識
- 表紙にできるだけ『ヒト』の写真を入れる
動画を入れることで生の声や温度感なども伝わるので、スマートフォンで撮影して投稿するのがおすすめ。インスタグラムの採用アカウント運用の参考になるのでチェックしてみてください。
サイバーエージェント新卒採用【公式】
画像引用:サイバーエージェント新卒採用【公式】
AmebaやCygamesなど様々な事業を手がける株式会社サイバーエージェントの新卒採用アカウントの事例です。社員の1日に密着した動画や事業部の紹介動画など、動画コンテンツが多め。他にも内定者の対談動画など、社内の理解促進に加え、これから採用試験を受ける方の参考になります。
動画コンテンツもスマートフォンで撮影したものが多く、1つ1つのコンテンツはそれほど手間がかからないものなので、他社も真似しやすいアカウントです。事業や社風などの理解促進には動画が最適なので下記の記事もご覧ください。
関連記事:採用動画はどう作る?事例や作り方を解説!
三井住友カード株式会社(新卒採用アカウント)
3つ目のInstagram採用の参考事例は、クレジットカード事業を行う三井住友カード株式会社の新卒採用のアカウント。社員インタビューのコンテンツで社風や社員の素顔を投稿し、内定者紹介や内定アドバイスを投稿しています。就活全般や選考に役立つ情報を発信しているため、同社に興味がない人も訪れ、そこから興味・関心を醸成させ応募までつなげることもできることがポイント。
1つ1つのコンテンツも、スマートフォンの撮影や字幕を入れた簡易的な編集なので、技術力や費用が必要ないので、参考になるInstagramアカウントです。
株式会社ONE【新卒・中途採用】公式
画像引用:株式会社ONE
4つ目の事例は人材紹介サービス事業を手がける株式会社ONEのInstagramアカウント。特徴は社員紹介や業務の様子など、1つのコンテンツ(写真)のなかでテキストが多いこと。下の画像のようにInstagram内でしっかり説明しています。InstagramはTwitterのように文字数制限がないので、他のサイトなどに遷移しなくていいよう、Instagramを見ればわかるように配慮された事例です。
全研本社 採用担当
画像引用:全研本社
5つ目の事例はIT事業と語学事業を展開する全研本社(株)の採用Instagramアカウント。社内業務以外にも、上場のニュースや高校生の職場見学、BBQのイベントなど幅広い内容のコンテンツを投稿しています。1つのコンテンツに写真が多いことが特徴で、Instagramだけでもイベントの中身が理解できるようになっており、YouTubeやブログなど関連するコンテンツがある場合は、そのURLも貼っています。
JALスカイ採用
画像引用:JALスカイ採用
6つ目の事例は、航空会社JALのInstagram採用アカウント。客室乗務員の採用がメインになっています。「社員紹介」「業務風景」「会社の雰囲気」の3つを発信し、目を引くのは写真とテキストを合算させている部分。Instagramのテキスト欄に書くのではなく、写真の中にテキストと画像を合わせています。文字サイズも大きいので見やすく、真似したいポイントです。
採用担当くわちゃん
画像引用:採用担当くわちゃん
7つ目は採用担当の個人アカウントです。社名は出さず、興味を持ってもらった人にプロフィール欄のリンクからLINE公式アカウントへの導線を促しています。Instagramだけではなく、LINE採用とも連携しています。
特に好評なのはリール動画。上司との睨めっこや社内の風景を面白く伝えることに成功しており、反応が良いです。しかも、この動画はTikTok用に作ったものをInstagramでも活用しているので、一石二鳥。InstagramだけでなくSNS採用全般で参考になる採用アカウントです。
タイ古式マッサージ サワン sawan
画像引用:タイ古式マッサージ サワン sawan
続いての事例は採用アカウントではなく、サービスのアカウントに採用情報を盛り込んだ例です。業務内容や、仕事のやりがい、日常のルーティンなどを紹介することで興味を持ってもらいます。良い面ばかりではなく「しくじりエピソード」として失敗談を載せていることも注目。
興味を持ってくれた候補者には、アカウントのプロフィールに設置した募集フォームから応募してもらます。一見、採用に見えないのでフィルターがなく企業情報を知り、興味関心を醸成できます。
手島精管株式会社
画像引用:手島精管株式会社
先ほどと同じく、会社アカウントの中に採用情報を盛り込んだInstagramです。プロフィールの中に、さりげなく採用に関する情報を入れます。
- 男女比7:3 / 平均年齢27.8歳
- 働き方・福利厚生・キャリア・年間有給取得100%
このように、さりげなく採用情報を掲載することで、興味関心を促進します。そしてプロフィールに応募フォームを設置し、採用に結びつけます。
株式会社hypex(インターン採用)の広告
最後に紹介するのは当サイト株式会社hypexが行なったインターン採用の広告事例です。インターンを募集しているクリエイティブ(画像)を複数作成し、下の採用サイトの応募要項と応募フォームへの導線を掲載しました。
その結果、クリック数は560でクリック単価は100円、応募率は3%を超え、応募単価も3,000円を下回る低コストで採用ができました。このように、採用広告のノウハウを活用することでコストパフォーマンスの良い採用に結びつきます。
関連記事:採用コスト(採用単価)とは?削減する方法や成功事例を解説
Instagram採用の投稿方法
投稿方法 | 概要 |
フィード | 最も一般的な投稿。画像の下にテキストを書いて投稿、動画を投稿する |
ストーリーズ | 24時間で自動的に消える投稿。画像や動画が投稿できる |
リール | 最大90秒の縦型のショートムービー |
Instagramで採用を行う際の投稿方法は主に3つあります。
フィード
画像引用:サイバーエージェント新卒採用【公式】
フィードはInstagramの最も基本的な投稿です。画像や動画が投稿でき、コンテンツはアカウントのホーム画面に残り続けます。
閲覧者からは「いいね」や「コメント」のリアクションがあり、双方向でコミュニケーションが取れます。
ストーリーズ
画像引用:サイバーエージェント新卒採用【公式】
ストーリーズは24時間で自動的に消える投稿のことです(アーカイブとして残すことも可能)。画像や動画が投稿できます。
閲覧者からはスタンプやメッセージのアクションができます。フィード投稿のコメントと違い、メッセージは他者には見えない点が特徴です。
リール
画像引用:サイバーエージェント新卒採用【公式】
リールは最大90秒の縦型のショートムービーです。
採用候補者に呼びかけたり、社内の楽しい雰囲気などを投稿します。
※ここまで読んでInstagram採用について相談したい方、もしくは自社で運用するノウハウやリソースがないから代行してほしい方はhypexにお問い合わせください。予算や目的や業種などから最適なアドバイスをさせていただきます。相談料は一切かかりません。
Instagram採用(アカウント運用)のメリット
ここからInstagram採用のメリットを「アカウント運用」と「広告」にわけて解説します。まずは、アカウント運用のメリットを見ていきましょう。
- 人件費やコンテンツ制作費以外は無料
- 企業の魅力を伝えやすいメディア
- 投稿のハードルが低い
- ブランディングの効果も期待できる
- 入社後のミスマッチを防げる
人件費やコンテンツ制作費以外は無料
Instagramアカウントの開設やコンテンツの投稿は無料なので、基本的に費用がかかりません。広告のように最初から費用が発生する施策に尻込みする企業でも始めやすいことが特徴です。広告の場合出稿を終了すると効果はゼロになりますが、アカウント運用では一度増えたフォロワー数などは減りづらいため、資産になります。
ただし、アカウント開設や投稿は無料ですが、どこの企業であっても1日2時間ほど投稿や分析の人件費がかかり、また作り込んだコンテンツ(社員の写真撮影や動画の撮影・編集など)コンテンツ制作に費用がかかる場合もあります。完全無料とはいかないので、念頭に置いておいてください。
企業の魅力を伝えやすいメディア
InstagramにはTwitterの140文字ほど制限がなく、かなり自由度が高く採用情報を発信できます。そのため、企業の魅力を伝えやすいことがメリットで、一種の「オウンドメディア(自社で保有するメディア)」と言えます。Twitterは発信できる情報が制限される代わりに、リツイート機能があるため「アーンドメディア(第三者によって成り立つメディア)」と言えます。
投稿のハードルが低い
Instagramはスマートフォンひとつで採用コンテンツが作れ、スマホで撮影した動画も投稿できるので投稿のハードルが低いです。例えば社員のインタビュー記事を作成しようと思えば、カメラマンがいてライターがいて編集も行います。その点で、Instagramは手早く採用コンテンツが投稿できます。
入社後のミスマッチを防げる
Instagramは写真や動画を活用できるため、その会社を知らない人にもリアルに伝わります。社内の風景はもちろん、動画で声も届けられるので熱量や明るさなども伝わりやすいです。つまり、企業理解が進むため、単に給与や職場環境などの条件面で応募した人より、入社後のギャップが少ないです。
ブランディングの効果も期待できる
Instagramアカウントのフォロワーが増えていけば、応募の増加以外にブランディング効果も期待できます。ブランディングは近年、採用広報で注目されている取り組み。簡単に言うと、企業のファンになってもらうことです。
採用ブランディングに注目が集まるようになった理由は、少子高齢化の波が押し寄せ、人材不足の企業が増えたこと。さらに、人材不足に加えて、副業解禁やフリーランスの仕事が増え、仕事ができる人は給与や職場環境などの条件だけで会社に入ってくれなくなっているからです。
また、単純に環境面の良さだけで入社すると早期退職につながる傾向があります。そのため、採用ブランディングによって中長期的に活躍する人材を獲得・育成する必要が出てきたのです。
フォロワーへのアンケートでは、SNSでの発信によって「企業やブランドに愛着がわいた」「より身近に感じられるようになった」などの結果が出ています。テキストだけの投稿も多いTwitterと違い、写真や動画の掲載が基本となるInstagramは投稿内容による態度変容が大きいメディアです。
例えばInstagramで会社での日常や休日の趣味などを投稿することで、採用候補者が社内の雰囲気や社員の人柄などを知ることができます。実際、入社後に企業のSNSを見たか聞くと「社員同士の仲がいいと感じた」「自分も輪に入ってみたいと思った」などの声を聞きます。Instagramは自社の情報を発信しやすいため、「オウンドメディア(自社で発信するメディア)」としても活用できます。
関連記事:採用ブランディングとは?初心者が成功する方法、成功事例を解説
関連記事:採用オウンドメディアの参考事例11選
【注意点】即効性は薄く継続して投稿する必要がある
Instagramアカウントのデメリットとしては、成果を出すのに時間がかかる、つまり即効性が期待できないことです。目安ですが、採用の成果を出すには半年から1年は我慢する覚悟が必要です。
すでに知名度がある企業でない場合、初期の頃は投稿をしても無反応だと思ったほうが良いでしょう。特にInstagramの場合は、Twitterと比較して拡散性がないため、アカウントの存在を知らせるためにも、社員に積極的に発信してもらうなどPR施策が必要になります。いいねはもちろん、フォローしてもらうにはさらにハードルが上がります。
どんな投稿が応募者に刺さるのか、ターゲットや差別化ポイントなどの手応えを掴むには、それなりの投稿数を練習して分析する必要があります。分析や改善、マーケティングの知識が必要となり、一朝一夕では成果が出ないのがInstagram採用です。
また、成果を出すのに時間がかかると困ってくるのが、企業側の理解。Instagramというと趣味の投稿や綺麗な写真を投稿するSNSというイメージが根強いため、色モノとして扱われる傾向にあります。
理解のある企業でないと、せっかくアカウントを開設して投稿しても、成果が表れず、中途半端な状態で打ち切りになる可能性もあります。
上記のデメリットが懸念される企業は、次に説明する「広告」をご検討ください。
Instagram採用(アカウント運用)のデメリット
- 即効性は薄い
- 継続して投稿し続ける必要がある
- マイナスイメージを与える可能性がある
即効性は薄い
メリットの多いInstagram採用(アカウント運用)ですが、デメリットもあります。一番は即効性が薄いことです。アカウントを立ち上げたばかりの頃は、フォロワーはもちろん、いいねの数も少ないです。コンテンツを投稿しても無反応な場合も多いでしょう。Twitterと違って拡散性がないので、バズることも少ないです。そのため、成果が出るまでには最低でも半年くらいは見ておいたほうがいいでしょう。
継続して投稿し続ける必要がある
即効性は薄いですが、その間もコンテンツは投稿し続ける必要があります。質も大切ですが、それ以上に量が大切です。数ヶ月に1回くらいの投稿頻度であれば、採用候補者から「やる気がない」と思われて逆効果です。できれば毎日1投稿、少なくとも週1回は継続してコンテンツを投稿し続けることが大切です。
マイナスイメージを与える可能性がある
リアルに伝わるInstagramだからこそ反面、マイナスイメージを与えるリスクもあります。例えば、楽しそうな社内の様子を伝えても場合によっては「不真面目」「チャラい」などと印象を持たれるかもしれません。投稿が月に1度しかないと、「やる気がない」と思われるかもしれません。せっかく苦労して投稿したコンテンツがマイナスの印象を与えないよう注意が必要です。
※ここまで読んで、Instagram採用について相談したい、もしくはInstagram採用を代行して欲しい方はhypexにご相談ください。予算や目的などをオンラインでヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。相談料はかかりませんので、お気軽にお問い合わせください。
Instagram採用(広告)のメリット
続いては、Instagram広告出稿のメリットを解説します。アカウント開設のデメリットである即効性の無さをカバーできます。
- 即効性がある
- 他社比較されない
- 潜在層にリーチできる
結論から言うと当サイトhypexでも、多くの企業にInstagram採用広告を推薦しています。その理由を見ていきましょう。
即効性がある
Instagram採用広告のメリットが、Instagramユーザーのタイムラインやストーリーズなどに表示されることで即効性のある点です。
先ほど説明したように、Instagramアカウントは無料で開設・投稿ができますが、成果を出すには時間がかかります。その点、広告は費用が発生しますが、すぐに多くのユーザーの目にとまり、認知度アップにつながります。しかも、「年齢」「性別」「エリア」など細かくターゲティングできるので、届けたい層にしっかり届けることもできます。
すぐに応募につながるとは限りませんが、少なくともタイムラインやストーリーズなどに表示されるので、認知は獲得できます。応募や事業理解の前に、まずは会社の存在を知って欲しい、採用を募集していることを知ってほしい企業などにInstagram広告はおすすめです。
関連記事:Twitterで採用はできる?向いている企業やメリット、事例を解説!
他社比較されない
Instagram採用広告の最大のメリットと言えるのが、他社と比較されにくいこと。競合が強くて他社に良い人材を取られている企業には特に広告がおすすめです。
上の画像のように、求人媒体は掲載するフォーマットが決まっています。テンプレートに当てはめるだけで簡単に出稿できるメリットの反面、自社の魅力が差別化しにくく、さらには年収や職場環境などが比較されやすい特徴があります。「自社の魅力は動画でないと伝わりにくい」と思っても、そもそも応募者に届けるのが難しいです。
また、Instagramアカウントは#(ハッシュタグ)で「新卒採用」「営業採用」などで検索したときに、さまざまなコンテンツが並ぶので、他社と比較されています。そもそも上のほうに表示されるかもわかりません。その点、Instagram広告であれば他社と並んで表示されることがない上に、「年収高い」「職場の雰囲気がいい」など、訴求軸を自社の強みに特化してアピールできます。
潜在層にリーチできる
Instagram採用広告の大きなメリットが、まだ就職や転職の意志がない潜在層(未来の候補者)にもリーチできること。そろそろ就活を始めようとする学生などに、企業の存在を知らせ、興味を持たせることができます。
Instagramの採用広告では、ユーザーが普段から見ているタイムラインに広告が表示されるため、転職願望やその企業に興味がないユーザーにも表示されます。
これが求人媒体になると、すでに就職・転職のモチベーションがある求職者(顕在層)にしか採用情報が届きません。Instagramの採用広告のほうが、より幅広く自社の情報を届けられます。現在の採用はエージェント比率が高くて費用がかかりすぎている、もっと自社採用比率を上げたい方にInstagramの採用広告はおすすめです。
関連記事:Facebook(Instagram)の採用・求人広告とは?メリットや始め方、費用まで解説!
【注意点①】採用には月20万円以上の投資が必要
Instagramの採用広告を始める場合、インプレッション(認知獲得)が目的であれば10万円以下でも可能ですが、応募やリンクのクリックなどの成果を出すには、月額20万円以上の費用が目安になります。
理由は、Instagram広告のAIが学習するために一定の配信数が必要だからです。学習に必要な数値として推奨しているのは、週50。これは自分が決めたアクション(クリック、フォーム画面への遷移、応募など)の数値なので、目標を応募にした場合、週50を得ようと思えば、かなり投資しないと難しいでしょう。
あくまで目安ですが、応募単価が5万円、リンクのクリック1万円。つまりリンクのクリックを50獲得しようと思えば、週50万円ほどの投資が必要となるのです。
広告を打ってもすぐに成果が出るわけではなく、効果を計測しつつ、クリエイティブを改善していくことが重要です。そのための経験やノウハウがないと、なかなか成功には結びつきません。
メリットが多い採用手法ですが、採用とマーケティングの両方の知見が必要です。初めてチャレンジする企業は失敗が多いので、一度、当サイトhypexにご相談ください。相談料は一切かかりません。
Instagram採用(アカウント運用)のポイント
- できれば採用担当者のアカウントにする
- エンタメに走りすぎない
- DMを活用する
- 目標数値を決める
- ストーリーズやリールも活用する
- フォロー数は気にしなくていい
最後にInstagram採用(アカウント運用)のポイントを5つ紹介します。どれか1つと言わず、すべて意識して実践してみてください。
できれば採用担当者のアカウントにする
画像引用:採用担当くわちゃん
採用アカウントは可能であれば、会社名ではなく採用担当者の個人アカウントがいいです。顔を出したほうが人間味があり、親しみを持ってもらえます。また、社員に惹かれて応募する人は多いので、メリットが大きいです。デメリットとしては採用担当者が退職してしまうと、そのアカウントの扱いや更新が難しくなります。
エンタメに走りすぎない
注目を引きたいからといって、エンタメ色が強くなりすぎると、「ふざけている」「不真面目」とネガティブな印象を持たれることがあります。完全にエンタメに振り切りたい場合はTikTok採用がおすすめです。
関連記事: TikTok採用とは?企業が取り組むメリット、事例、方法を解説
DMを活用する
InstagramはDMを送れる機能があります。フォロワーになってくれた人で良さそうな人がいればDMでスカウトするのも大事な採用広報の手法です。フォロワー以外でも、コメントやいいねをくれた人も調べてみると良いでしょう。
目標数値を決める
Instagramに即効性がないことは説明しましたが、目標数値を決めずに闇雲に続けても成果が出にくいです。応募やリンククリックなどはハードルが高いので、最初は「いいね数」やコンテンツの投稿数など目標数値を決めて取り組みましょう。やりっぱなしにするのではなく、進捗を追いつつ、数値に届いてなければ改善を行ってください。
ストーリーズやリールも活用する
慣れないうちはフィード投稿のみを続けて大丈夫ですが、できる限りストーリーズやリールなども活用しましょう。窓口は多いほど成果につながりやすいです。Instagram採用に関する相談をしたい方は、当サイトhypexをご利用ください。
フォロー数は気にしなくていい
InstagramなどのSNSはフォロー数やいいね数を気にしがちですが、採用アカウントはフォローしづらいユーザーもいます。カジュアル面談などの後にフォローする人もいます。もちろんフォロワー数は多いに越したことはありませんが、応募や入社後にフォローを外す人もいるので機にする必要はありません。むしろ投稿の保存数などを気にしましょう。年間5人ほどの採用であれば、フォロワー数500人で十分です。
Instagram採用の運用代行でおすすめの会社
株式会社hypex
Instagram採用のノウハウがないのでプロに運用を手伝って欲しい企業の方にInstagram採用の運用代行会社を紹介します。おすすめは株式会社hypex。Instagram採用の事例でも紹介したように、SNSを活用した採用が得意です。アカウント運用はもちろん、SNS採用広告にも強いので、採用全般の相談が可能です。
Instagram採用の事例
美容サロンを運営するラフィネグループの新卒Instagramアカウントの運用代行があります。
対応範囲:
・アカウント設定
・戦略/企画(シナリオ・KPI)
・投稿作成(フィード・リール・ストーリー)
・撮影
・テキスト
・デザイン
・応募率改善
・計測データ分析
・フォーム作成/改善
料金は幅広く対応していますので、お気軽に相談ください。
株式会社hypexの会社概要
所在地 | 東京都渋谷区渋谷3-26-16 第五叶ビル5F |
設立 | 2019年12月5日 |
資本金 | 7,500,000円(資本準備金含む) |
社員紹介ページ | https://hypex.jp/member |
制作実績ページ | 採用コンサルティングの実績に関しては直接お問い合わせください |
問い合わせ | 問い合わせフォームより |
Instagram採用まとめ
最後までご覧いただき、ありがとうございます。Instagram採用について解説してきました。Instagram採用とは、採用に関するコンテンツをInstagramに投稿し、認知の拡大や興味関心の醸成、応募につなげる採用広報の手法です。主にスマートフォンを見ているユーザーに向けた採用情報の投稿になります。
新卒採用のプラットフォームとして、今後もさらに需要は高まるでしょう。ただし、同時に以下のデメリットがあることに注意してください。
・運用が大変
・いい代理店がない
アカウント運用も広告運用も継続が必要なことはもちろん、自社で難しい場合に代理店を探すのも一苦労です。今後、伸びてくる採用手法なので、まだ実績が少なく、良い代理店を見つけにくいのが現状。
初めてチャレンジする方で「運用の自信がない」「すぐに結果を出したい」「ノウハウをプロから学びたい」という方は、採用広報支援のhypexにご相談ください。支援させていただいた企業は月間300名以上の応募を獲得しています。相談料は一切かかりません。
成長企業における採用ブランディング・採用マーケティングを専門とし過去2年で50社以上を直接支援。前職では、月間150万利用者数を超える医療・美容のWebサービスの事業責任者、兼経営陣として組織の成長を牽引。成長組織におけるOKRを利用した評価制度の構築や外国人、ジェネレーション、女性、LGBTQ+などのダイバーシティ・マネジメントに尽力。