ホームページ制作の相場・費用・料金表【見積もり事例あり】
2024.09.06
一般的にホームページは4種類に分かれます。この記事では4種類のホームページに分けてホームページ制作の相場・費用・料金表を紹介します。実際の見積書を開示し、費用を安く抑えるコツも解説しますので最後までご覧ください。
種類 | 小規模 | 中規模 | 大規模 |
コーポレートサイト | 50万円前後 | 50~300万円 | 300万円~ |
LP(ランディングページ) | 30万円前後 | 30~60万円 | 60万円~ |
採用サイト | 50万円前後 | 50~150万円 | 150万円~ |
オウンドメディア | 30万円前後 | 30万〜100万円 | 150万円〜 |
※ホームページ制作について相談したい方はhypexにお問い合わせください。予算や目的などをオンラインでヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。スタートアップや中小企業から大企業までの実績があります。相談料は一切かかりません。
コーポレートサイト制作の相場・費用【料金表】
費用 | 概要 | 制作期間 |
50万〜80万円 | ・1ページや数ページのコーポレートサイト ・サイト構成はテンプレートを使う場合が多い | 1〜2ヶ月 |
80万〜150万円 | ・一部テンプレートのデザインを使う ・テキスト+写真の一般的なコンテンツ | 2〜3ヶ月 |
150万〜300万円 | ・完全にオリジナルデザインで作る ・動画やアニメーションなどのコンテンツ | 3〜6ヶ月 |
300万〜500万円以上 | ・企業ブランディングを行う ・企業サイト+オウンドメディア | 6ヶ月以上 |
コーポレートサイトは様々な目的の訪問者が閲覧し、情報の種類や量も多くなるので、特定の商品を紹介するサービスサイトや、採用サイトのように「採用情報」に特化したホームページより料金は高くなります。
相場・費用は50万〜500万円以上の4パターンに分かれます。ページ数が多く、動画やアニメーションなどの凝ったコンテンツを入れて制作期間が長くなるほど料金は高くなります。完成に3ヶ月かかるのを1.5ヶ月に、半年かかるところを3ヶ月で作って欲しい急ぎ案件は「特急料金」と呼ばれ、費用が1.5倍や30%増しになります。
50万〜80万円のコーポレートサイト
- 特徴:1ページや数ページのコーポレートサイト
- 特徴:サイト構成はテンプレートを使う場合が多い
- 制作期間:1〜2ヶ月
50万〜80万円のコーポレートサイトは「1ページや数ページのコーポレートサイトを作る場合の費用です。ページ数や情報が少ないため、早く作れてコストを抑えられるメリットがあります。サイト全体の構成やデザインは、すでに型があるテンプレートにテキストや写真を当てはめていくパターンが多いため、他社との差別化は難しくなります。制作期間は1〜2ヶ月ほどです。
80万〜150万円のコーポレートサイト
- 特徴:一部テンプレートのデザインを使う
- 特徴:テキスト+写真の一般的なコンテンツ
- 制作期間:2〜3ヶ月
80万〜150万円の価格帯は一般的なコーポレートサイトの費用・相場です。制作期間は2〜3ヶ月。デザインは基本的にオリジナルですが、一部、費用を抑えるためにテンプレートを使う場合もあります。コンテンツはテキストと写真を使った一般的なコンテンツ。ただし、顧客、株主(投資家)、求職者などに向けた情報を網羅したサイトになります。
150万〜300万円のコーポレートサイト
- 特徴:完全にオリジナルデザインで作る
- 特徴:動画やアニメーションなどのコンテンツ
- 制作期間:3〜6ヶ月
150万〜300万円のコーポレートサイトは、他社と差別化するためオリジナル性が高く、凝ったコンテンツを盛り込んだサイトです。制作期間は3〜6ヶ月。コンテンツでは下記のような内容を盛り込みます。
- トップの画像の見せ方をユニークにする
- 独自のイラストを入れる
- アニメーションを入れる
- 動画を撮影してサイトに盛り込む
作り込んだサイトにするので人員や時間が必要になり、制作費は高くなります。例えば下記のコーポレートサイトはトップページの地球が常に回転し、動きを与えています。
画像引用:手島精管株式会社
200万〜500万円以上のコーポレートサイト
- 特徴:企業ブランディングを行う
- 特徴:企業サイト+オウンドメディア
- 制作期間:6ヶ月以上
200万〜500万円以上の価格帯は、先ほど紹介した凝ったコーポレートサイトに加えて企業ブランディングも行い、オウンドメディアも構築・運営する場合です。コーポレートサイトの中に、社員紹介や事業や理念などを解説する記事コンテンツを下のように掲載します。
下記のような動画コンテンツも入れる場合も多いです。
【見積書あり】コーポレートサイト制作の見積り事例
続いては、コーポレートサイト制作を依頼した場合の実際の見積もりの例を3つ、さらに保守・運用の見積もり事例を紹介します。記載項目や金額など本当の見積もりなので参考にしてください。
150万〜300万円の見積もり事例
合計金額:¥1,760,000円 (税別)
上記は176万円のコーポレートサイト制作の見積書です。全部で5ページで、ブログのページ、アニメーションのコンテンツを作ります。
200万〜500万円以上の見積もり事例
合計金額:¥3,470,000 (税別)
上記は347万円のコーポレートサイト制作の見積書です。10の職種を紹介するページや3人のインタビュー記事を作成し、さらに90秒動画も撮影します。動画は4Kドローン撮影も行うため費用が高くなります。
200万円(リニューアル)の見積もり事例
合計金額:2,276,000円
2,276,000円(税抜)のコーポレートサイトのリニューアルの見積もりです。トップページとその他のページ(下層ページ)の合計5ページのコーポレートサイトリニューアルです。最も費用がかかっているのは、アニメーション動画をサイトに導入する費用の30万円、ブログ機能を追加し、最初からインタビュー記事を3つ作る費用で66万円かかっています。インタビュー記事の作成はプロのライターやカメラマンなどを雇って作成するため費用が高くなっています。
関連記事:コーポレートサイトのリニューアル相場・費用や料金を抑えるコツを解説
保守・運用費用の見積もり事例
上記は1年間のコーポレートサイトの保守・運用費用の見積書です。コーポレートサイトは作って終わりではありません。サイト公開と同時に運用・保守もスタートします。運用は情報の更新や、効果測定をもとにサイトの改善を行うことです。
保守はコーポレートサイトに障害が発生しないか監視し、何らかのトラブルでサイトが表示されない、クリックしても遷移できないなどの障害が発生したとき復旧する作業です。月8,000円の料金に、何かあった際にエンジニアやディレクターなどが対応する料金がかかります。
コーポレートサイトの費用・料金を安く抑える方法
- コンテンツのテキストを自社で用意する
- ワードプレスをノーコードのツールにする
- サイト制作後の運用・保守を自社でやる
- すでにある写真を使う
- 補助金を活用する
コンテンツのテキストを自社で用意する
上の画像のような事業内容、募集要項、社員インタビューなどのコンテンツのテキストを自社で書くことです。テキストを用意することで制作費の20%ほど安くなります。例えば150万円のコーポレートサイトであれば120万円になり、30万円分を抑えることができます。
テキスト作成を制作会社に依頼すると、外注のライターを使うことが多く、インタビューなどの取材費、執筆費、編集費などの費用がかかってきます。
ノーコードのツールにする
コーポレートサイトはコーディングで構築することが多いですが、「studio」「wix」のようなノーコードツールで制作することで、ワードプレスに比べて半額ほどになります。ノーコードツールはデザインや機能が固定されるため、他社と似たような企業サイトになりますが、制作の手間が短縮できるので、費用が安くなります。
関連記事:Wixでコーポレートサイトを作るメリット、事例、作り方を解説
サイト制作後の運用・保守を自社でやる
先ほど見積もり事例で紹介したコーポレートサイトの運用・保守を自社でやることです。自社でエンジニアを採用していれば給料内の業務の中に運用・保守の費用が含まれるため、制作会社に月額費用を払う必要がありません。
すでにある写真を使う
コーポレートサイトのデザインにもよりますが、以前に撮った写真を使えば制作費用を抑えられます。新たに取り直すとカメラマンに払う費用が発生するため、費用が高額になります。ただし、コーポレートサイトのデザインが最新でスタイリッシュなのに社員が古いと合わなくなり、訪問者に違和感を与えてしまうので注意が必要です。
補助金を活用する
新規事業やサービスの集客を目的してコーポレートサイトを制作する場合、補助金の申請が通る場合があります。場合によっては制作費用が半額近く抑えられる場合があるので、検討してみてください。ただし、補助金は毎年のように規定が変わり、前年は補助金をもらえたのに今年から払われなくなったというケースも珍しくありません。事前に補助金に詳しい制作会社や中小企業診断士などコンサルタントに確認しましょう。
関連記事:コーポレートサイト制作におすすめの制作会社!選び方も紹介
関連記事:コーポレートサイト作成・作り方を解説!事例やポイントも紹介
関連記事:コーポレートサイトのデザイン事例25選!トレンドや相場も解説
LP(ランディングページ)制作の相場・費用・料金表
費用 | 概要 | 制作期間 |
30万円前後 | 写真が数枚でテンプレートのデザイン | 2週間〜1ヶ月 |
30万円〜60万円 | デザインはテンプレートで情報量が多い | 1〜2ヶ月 |
60万円以上 | ・しっかり情報を盛り込んだ縦長のLP ・動画も作成する、プロのカメラマンが撮影するなど | 3ヶ月以上 |
1ページだけのLP(ランディングページ)制作の相場・費用は3パターンに分かれます。価格の違いは制作期間次第。凝ったLPにするために動画を作成したり、プロのカメラマンに写真を撮影してもらう場合などは費用が高くなります。
30万円前後のLP
写真が数枚でテンプレートのデザインや構成で作る場合は30万円ほど。ページの長さは1スクロールくらいで2週間前後です。
30万〜60万円のLP
採用のためのLPです。しっかり情報を盛り込んだり縦長のLPになると費用は上がります。下記のように企業のことを理解してもらう情報が盛り込めます。
- 募集要項
- 求める人物像
- 事業・業務の紹介
- 職場環境
- 社長メッセージ
- 社員インタビュー
また、費用が60万円に近づくほど、デザインもテンプレートではなくオリジナルのものやイラストを制作します。制作期間は1〜2ヶ月ほどかかります。ここに動画や凝ったコンテンツを入れると60万円以上の費用になります。
【見積書あり】LP(ランディングページ)制作の見積り事例
- 企画・構成(サイトマップやワイヤーフレーム)
- デザイン作成
- コーディング
LP制作を依頼したときの実際の見積書が上の画像です。どんなランディングページにするかの「企画、構成」を考える費用、デザインを使用したりオリジナルで作ったりする費用、そして最後にLPの形にしていく(コーディング)の費用です。見積もりの書き方は制作会社によって異なり、下記のように細かく作業を書く場合もあります。
LP(ランディングページ)制作の費用・料金を安く抑える方法
テキストや写真を用意する
LPの制作費を抑えるには、テキストや写真を自社で用意することです。ライターへの依頼費用やカメラマンの撮影費用を抑えられます。クオリティにこだわるならプロに任せたほうがいいですが、予算と相談しながら自社で可能な部分はやるといいでしょう。
採用サイト制作の相場・費用【料金表】
費用 | 特徴 | 期間 |
30万〜60万円 | 採用LP(1ページのサイト) | 1〜2ヶ月 |
80万〜150万円 | ・一部テンプレートのデザインを使う ・テキスト+写真の一般的なコンテンツ | 2〜3ヶ月 |
150万〜300万円 | ・完全にオリジナルデザインで作る ・動画など凝ったコンテンツを入れる ・ブランディングを行う | 3〜6ヶ月 |
200万〜500万円以上 | 採用サイト+オウンドメディア | 6ヶ月以上 |
採用サイト制作の費用・相場は30万〜500万円以上の4パターンに分かれます。シンプルに言えば凝った採用サイトにし、制作期間が長くなるほど料金は高くなります。新卒サイトか中卒サイトかは関係ありません。また、あまり時間をかけ過ぎると情報が古くなったり、事業や社員が変わったりするので、採用サイトは企画から長くても6ヶ月前後でリリースする場合がほとんどです。
30万〜60万円の採用サイト
- 特徴:1ページの採用サイト
- 制作期間:1〜2ヶ月
30万〜60万円の採用サイトは「採用LP」を作る場合の料金です。採用LP(ランディングページ)とは1ページだけの縦長の採用サイトのことです。縦長なのでスマートフォンと相性が良く、早く作れてコストを抑えられるメリットがあります。制作期間は1〜2ヶ月ほど。採用LPのメリットや事例は下記の記事を参考にしてください。
80万〜150万円の採用サイト
- 特徴:オーソドックスな内容の採用サイト
- 制作期間:2〜3ヶ月
一般的な採用サイト制作の費用は80万〜150万円です。制作期間は2〜3ヶ月で、コンテンツの内容も事業紹介、社員紹介、社員インタビューなどオーソドックスな採用サイトです。
上の画像は当サイトhypexが制作した株式会社フジテックス 中途採用サイトで、制作期間は5週間、WordPressで構築し、制作範囲は「設計/構成」「デザイン」「コーディング」です。次の章で同様の価格帯の見積書を紹介しますので、参考にしてください。
150万〜300万円の採用サイト
- 特徴:凝ったコンテンツを入れる、ブランディングも入れる
- 制作期間:3〜6ヶ月
150万〜300万円の採用サイトは、凝った内容にするサイトです。制作期間は3〜6ヶ月。コンテンツでは下記のような内容を盛り込みます。
- トップの写真をユニークにする
- 独自のイラストを入れる
- おしゃれなアニメーションを入れる
- 動画を撮影してサイトに盛り込む
作り込んだサイトにするので人員や時間が必要になり、制作費は高くなります。また、採用サイトの制作と合わせて、どうやったら企業の認知を高められるのか?採用サイトに来てもらうかなどの採用ブランディングなども依頼すると費用が高くなります。
上の採用サイトは当サイトhypexが手がけたJEM株式会社の採用サイトです。制作期間は6ヶ月で英語バージョンの制作、動画撮影、デザインの一新などを行なっているため半年ほどかかりました。
200万〜500万円の採用サイト
- 特徴:採用サイト+オウンドメディア
- 制作期間:6ヶ月前後
200万〜500万円の価格帯は、先ほど紹介した採用サイトに加えて採用に関するオウンドメディアも構築・運営する場合です。採用サイトの中に、社員紹介や業務内容など記事コンテンツを投稿していきます。オウンドメディアを立ち上げる費用に加え、記事制作に1本5万円前後の費用がかかります。
【見積書あり】採用サイト制作の見積り事例
実際の採用サイト制作を依頼した場合の見積もりの例を3つ紹介します。見積書の画像は秘密保持の関係で出せませんので、表を作成しました。記載項目や金額は本当に見積もりにあったリアルなので、参考にしてください。
80万〜150万円の採用サイト
合計金額:¥696,000 (税別)
デザイン費用 | ¥180,000 |
コーディング費用 | ¥156,000 |
WordPress立ち上げ | ¥15,000 |
お問い合わせ機能の実装 | ¥30,000 |
求人機能の実装 | ¥120,000 |
マニュアル作成 | ¥30,000 |
その他の機能実装 | ¥165,000 |
上記は70万円ほどの採用サイトの見積もりの内訳です。WordPressを使ってサイトを構築し、採用に関する機能を実装します。デザイン費用、コーディング費用の内容は「トップページ、お知らせページ、求人ページ、会社概要、事業内容、社員紹介、プライバシーポリシー、お問い合わせ」。オーソドックスな採用サイトの場合、上記の金額になります。消費税や諸々の諸経費を加えると、80万円くらいの費用になります。
150万〜300万円の採用サイト
合計金額:¥1,850,000(税別)
企画・サイト設計・デザイン | ¥400,000 |
コーディング、HTML構築 | ¥300,000 |
各ページ作成(15ページ) | ¥300,000 |
スマートフォン対応 | ¥150,000 |
WordPressの構築 | ¥150,000 |
エントリーフォーム設置 | ¥50,000 |
経営者・社員インタビュー(カメラマン、ライター) | ¥500,000 |
上記は新卒採用サイトの制作の費用です。先ほどの70万円の採用サイトに比べてページ数が増えており、費用がかかっているのは、経営者や社員インタビューのコンテンツ。プロカメラマンの撮影やライターの執筆代が発生し、15人分のコンテンツを作成します。コンテンツの量が増えるほどページ数も増えるので、その分のデザイン費用、コーディング費用などが発生します。
関連記事:採用サイトの社員インタビューの作り方!質問例や参考事例も紹介
200万円〜500万円の採用サイト
合計金額:¥4,301,000(税別)
実際の採用サイトの見積書です。全部で14ページの採用サイトになり、社員インタビューが8名の採用サイトです。
採用サイト制作の費用・料金を安く抑えるコツ
- コンテンツのテキストを自社で用意する
- ワードプレスをノーコードのツールにする
- サイト制作後の運用・保守を自社でやる
コンテンツのテキストを自社で用意する
まずは事業内容、募集要項、社員インタビューなどのコンテンツのテキストを自社で書くことです。テキストを用意することで制作費の20%ほど安くなります。例えば150万円の採用サイトであれば120万円になり、30万円分を抑えることができます。
テキスト作成をサイト制作会社に依頼すると、外注のライターを使うことが多く、インタビューなどの取材費、執筆費、編集費などの費用がかかってきます。
上のような会社情報などライティング能力は必要ありませんが、1つ1つ書いてると時間がかかるので費用が発生します。自社でやっても人件費はかかりますが、外注するよりは費用を抑えられるので、制作費が安くなります。手間がかかるので制作会社に任せることが多いですが、費用を抑えたい場合は自社でテキストを作るようにしましょう。
関連記事:かっこいい採用サイトの事例!デザインのトレンドも紹介
ワードプレスをノーコードのツールにする
※ノーコードツール「studio」で作られた採用サイト
採用サイトはワードプレスで構築することが多いですが、「studio」のようなノーコードツールで制作することで、ワードプレスに比べて半額ほどになります。ノーコードツールはデザインや機能が固定されるため、他社と似たような採用サイトになりますが、制作の手間が短縮できるので、費用が安くなります。一方のワードプレスは、自社のオリジナル性を出すためにソースコードを入力していき、下記のようなコーディング費用がかかるからです。
費用をとるか、自由度(オリジナル性、他社との差別化)を取るかで決まってきます。アニメーションや動画を入れるなどの場合は自由度の高いほうがいいです。今後インタビュー記事や自社の事業紹介などコンテンツを増やしていく予定であれば、WordPressで構築した方がいいです。また、SEO(検索エンジンで上位表示されること)で流入を狙う場合もワードプレスなどのほうがいいです。
上は当サイトhypexがノーコードツール「studio」で制作した Webサイトです。どんな採用サイトになるか気になる方はご覧ください。
サイト制作後の運用・保守を自社でやる
運用 | 保守 |
採用サイト分析して改善する 情報を更新する | 障害が発生しないか監視する 障害が発生したときに復旧する |
採用サイトは作ったら終わりではありません。運用・保守といったランニングコストが発生します。運用は採用サイトを作ったあと、アクセス数やクリック数などを分析して、成果が悪ければボタンの色や大きさを変える、画像を変えるなど改良していくことです。また、事業の変化、退職者が出たときや新入社員が入ったときに情報を更新する作業です。
保守は採用サイトに障害が発生しないか監視し、何らかのトラブルでサイトが表示されない、クリックしても遷移できないなどの障害が発生したとき復旧する作業です。運用・保守を採用サイトを作ってもらった制作会社に依頼した場合、月々5万円前後の費用がかかります(※制作会社によって料金は異なります)。そのため、運用・保守に関しては自社でエンジニアを雇用したほうが安くなります。下記が実際の採用サイトの運用・保守費用の見積りです(12ヶ月分)
採用サイトの更新が月8,000円、エンジニアやデザイナーなどの人件費が月3万円、採用サイトの分析とレポート作成が月3万3,000円、新しい記事を追加するのが月6万円、1ヶ月で記事制作を除くと7万1,000円ほどの運用・保守費用がかかる計算になります。
オウンドメディア構築の相場・費用【料金表】
費用 | 特徴 | 期間 |
30万円前後 | ブログサービスやCMSのテンプレート | 2週間〜1ヶ月 |
30万〜100万円 | オリジナルのサイトを作る | 1〜3ヶ月 |
150万〜 | コンテンツの他にサービスページなど追加する | 3〜6ヶ月 |
オウンドメディアサイトは個人事業主や企業などが特定の情報を発信するためのサイト。簡単に言えば「企業ブログ」です。上の表の値段はオウンドメディアに掲載する記事や動画などのコンテンツ費用は含まれていません。サイトを作る費用であり、オウンドメディアそのものを構築する場合は下のような費用がかかります。
- サイト設計費:オウンドメディアの全体像やコンテンツの企画を考える
- ページ制作費:記事や動画コンテンツの制作費
- CMS設計費:WordPressなどのCMSの設置費
- スマホ対応費:スマートフォンでも見やすく最適化する
- 諸経費:問い合わせフォームやその他の機能の設置
- CMS運用マニュアル作成費:マニュアルの作成費
オウンドメディアで費用がかかるのは、記事コンテンツや動画コンテンツなどです。コンテンツを増やすほど費用は増えていきます。
30万円前後のオウンドメディア
画像引用:パスタの聖書
30万円前後のオウンドメディアは「note」や「はてなブログ」などのブログサービスで構築する、もしくは「wix」や「ワードプレス」などのCMSのテンプレートなどで構築した場合の価格です。2週間や1ヶ月もあれば構築できるので、費用は30万円前後になります。この価格は設計や構築まで全部を任せる場合であり、自分でデザインやテキストなどを用意すれば10万円前後などに節約できます。
30万〜100万円のオウンドメディア
30万〜100万円のオウンドメディアはnoteやwantedly(採用ブログ)などのテンプレートに沿ったものではなく、ワードプレスなどで独自に構築する場合の費用です。デザイナーやディレクターなどがオウンドメディアの方向性を設計してロゴなども作成するため、構築に1〜3ヶ月かかり費用も高くなります。
150万以上のオウンドメディア
150万以上のオウンドメディアは情報発信の記事や動画コンテンツだけでなく、商品やサービスを販売するネットショップの機能やページを付ける、会員のみログインできる限定ページを付けるなど、コンテンツ以外に他のページや機能を追加する場合です。
【見積書あり】オウンドメディア構築の見積り事例
項目 | 備考 | 単価 | 数量 | 金額 |
サイト設計・サイトデザイン | 300,000 | 1 | 300,000 | |
CSSコーティング・HTML構築 | HTML5にて構築 | 200,000 | 1 | 200,000 |
各ページ制作 | 1ページA4で換算 縦長ページは複数ページ | 20,000 | 10 | 200,000 |
スマートフォン対応 | レスポンシブ対応 | 200,000 | 1 | 200,000 |
CMS組み込み・カスタマイズ | WordPress最新版を組み込み | 200,000 | 1 | 200,000 |
お問い合わせフォーム設置 | メールフォーム | 50,000 | 1 | 50,000 |
サーバーアップロード | 50,000 | 1 | 50,000 | |
CMS運用マニュアル作成 | 100,000 | 1 | 100,000 |
実際のオウンドメディア構築の見積書です。合計で130万円です。10ページの採用オウンドメディアで、スマホ対応やCMSの運用マニュアル作成など諸経費も含んでいます。これが一般的なオウンドメディアの料金です。
記事コンテンツの制作費の相場
内容 | 費用 | |
構成 | 記事の構成作成 | 4,000円〜12,000円 |
ライティング(執筆) | 記事の原稿を執筆する | 3,000円〜50,000円 |
編集 | ライターの原稿を修正する | 4,000円〜10,000円 |
イラスト・図解作成 | オリジナルで画像を作成 | 500円〜3,000円/枚 |
記事入稿 | 記事を公開する | 1,500円〜3,000円 |
監修・ファクトチェック | プロや専門家が原稿をチェック | 10,000円〜 |
写真撮影 | カメラマンが写真を撮影 | 30,000円〜50,000円 |
1記事にかかる費用は30,000円〜50,000円前後が相場です。記事を専門家に監修してもらう場合はプラスで10,000円、写真撮影をプロカメラマンに依頼する場合はプラス50,000円前後かかります。取材が発生する場合は、ライターの交通費などもプラスされます。
ホームページ制作の相場・費用に関する役立ち情報
ホームページ制作の費用が制作会社によって違う理由
ホームページ制作の見積もりを依頼したとき、同じホームページなのに制作会社によって料金が異なります。その理由はホームページがワインや化粧品などの商品のように値段が決まったものではなく、無形のサービスだからです。例えばデザイナーも所属する制作会社によって給料は異なります。月給100万円を超えるデザイナーが所属する制作会社と月給30万円のデザイナーが担当する制作会社では見積もりの金額は変わってきます。なので、複数の会社に見積もりを依頼し、予算などと相談しながら1社に絞るのがおすすめです。
ホームページ制作のスタッフの人件費
- ディレクター
- デザイナー
- コーダー(プログラマー)
ホームページ制作を依頼したとき、必ず発生すると言っていい人件費が上の3つです。制作会社のスタッフが、どんな動きをするのか把握しておくとコミュニケーションが取りやすくなります。
※記事を書くライターや写真や動画を撮るカメラマンはのぞきます。
ディレクター
主な仕事
- クライアントとの窓口・やり取り
- 進捗・スケジュール管理
- クライアントとの定例MTG
- 制作チームへの指示
- サイトの品質管理
最も関わりが多くなるのがディレクター(プロジェクト・マネジャーと呼ぶ場合もあり)です。ホームページ制作のクライアントの窓口になります。スタート時のキックオフMTGや制作途中の定例MTGを担当。デザイナーやプログラマーなど他の制作チームの指示も行い、サイトの品質管理の責任を担います。
デザイナー
主な仕事
- サイトマップ作成
- ワイヤーフレーム作成
- トップページ、下層ページのデザイン
デザイナーはその名の通り、ホームページのデザインを担当します。Webサイトの地図となるサイトマップ、設計図となるワイヤーフレームのデザインも行います。クライアントがイメージしたホームページのデザインが描けるかは、デザイン力だけでなくコミュニケーション力も求められます。良いデザイナーはコミュニケーションの質も良いです。
コーダー(プログラマー)
主な仕事
- プログラミング
- スマートフォン最適化
- 様々な機能の実装
- 開発テスト
コーダー(プログラマー)はコンピュータ言語を使ってホームページを構築していきます。制作会社によってはエンジニアと呼びます。言語を使わずテンプレートでホームページを作成する場合でも、スマートフォンの最適化や、ブログやアニメーションなどの機能の実装、サイトを公開する前のテストなどを担当します。職人ですが、クライアントのコミュニケーション力は重要です。また、SEO対策などを行う場合はコーダー(プログラマー)の知見が重要になります。
ホームページ制作会社が費用・料金を決める質問
- ブランディングやコンセプト設計をして欲しいですか?
- ページ数はおよそ何ページくらいでしょうか?
- デザインはどれくらいこだわりますか?
- 原稿、写真の素材を自社で用意するか?
- ワイヤーフレームを自社で用意するか?
- 採用サイトを自社で更新できるようにするか?
当サイトhypexがホームページ制作を依頼された際、上の6つの質問をして費用・料金を決めます。ホームページ制作を依頼する際は、事前にこの6つを考えておいてください。
ブランディングやコンセプト設計をして欲しいですか?
最初に質問するのが、ホームページの企画からプロに任せるか、またはホームページでブランディングをするほどクオリティの高いものにするかを聞きます。YSEの場合、プロのカメラマンの発注やワイヤーフレム(構成)などをプロが作るため料金が高くなります。上の画像はサイトマップと呼ばれる地図のようなもの。これを自社で考えるかプロに任せるかによって費用・料金が変わります。
ページ数はおよそ何ページくらいでしょうか?
- 5ページ未満
- 5〜10ページ
- 10〜30ページ
次に聞くのがホームページのページ数です。全体で何ページくらいのサイトを作ろうと思っているかを質問します。上の3つの区分によって料金が変動し、ページ数が多くなると費用が高くなります。
デザインはどれくらいこだわりますか?
3番目に聞くのが「デザインはどれくらいこだわりますか?」。この場合のデザインはテキストと写真に加えて下記のものをプラスするかどうかです。
- 動画
- イラスト(図を使った解説など)
- CG
- アニメーション
上の事例のようにイラストを作って、さらにアニメーションとして動かすかなど、通常のテキスト写真に加えてオプションをつけるか。そのオプションによってホームページの費用・料金が変動します。
原稿、写真の素材を自社で用意するか?
4つ目に聞くのが「原稿、写真の素材を自社で用意するか?」です。自社で用意するなら費用をかなり抑えられ、制作会社に任せる場合はプロのライターやカメラマンを発注するので費用が上がります。
ワイヤーフレームを自社で用意するか?
5番目に聞くのが「ワイヤーフレームを自社で用意するか?」です。ワイヤーフレームとはホームページのレイアウトをシンプルな線や枠で表した構成図のことです。1ページや5ページ未満のサイトであれば、自社で用意される方もいます。ただし、本格的なブランディングを考えている場合やページ数が多くなると自社で用意するのは大変なので、プロに依頼する場合がほとんどです。
ホームページを自社で更新できるようにするか?
最後に聞くのが「ホームページを自社で更新できるようにするか?」です。会社によっては今年限りしか使わない場合など更新しないこともあります。今後、更新しないのであれば下のようなソースコードを使ってサイトを作ります。
写真やテキストだけを変更して今後も数年間は使う場合であれば、ソースコードが必要ないようにCMSと呼ばれるホームページ作成ツールを使って制作します。そのCMSを導入する費用がかかるので料金は高くなります。
ホームページ制作の相場・費用・料金表まとめ
種類 | 小規模 | 中規模 | 大規模 |
コーポレートサイト | 50万円前後 | 50~300万円 | 300万円~ |
LP(ランディングページ) | 30万円前後 | 30~60万円 | 60万円~ |
採用サイト | 50万円前後 | 50~150万円 | 150万円~ |
オウンドメディア | 30万円前後 | 30万〜100万円 | 150万円〜 |
最後までご覧いただき、ありがとうございます。4種類のホームページの相場・費用を紹介しました。ホームページは無形のサービスであり、制作料金は制作会社によって大きく異なるものです。制作を依頼する際は、2〜3社に見積もりを依頼して比較検討してください。
ホームページ制作について相談したい方はhypexにお問い合わせください。予算や目的などをオンラインでヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。スタートアップや中小企業から大企業までの実績があります。相談料は一切かかりません。
成長企業における採用ブランディング・採用マーケティングを専門とし過去2年で50社以上を直接支援。前職では、月間150万利用者数を超える医療・美容のWebサービスの事業責任者、兼経営陣として組織の成長を牽引。成長組織におけるOKRを利用した評価制度の構築や外国人、ジェネレーション、女性、LGBTQ+などのダイバーシティ・マネジメントに尽力。