採用サイトのリニューアル相場・費用や料金を抑えるコツを解説
2023.05.06
採用サイトをリニューアルする費用の相場は80万円から350万円です。期間は3ヶ月から4ヶ月のケースが多く、半年前後かけてリニューアルする採用サイトも珍しくありません。80〜350万円以上となると幅が広すぎるので、その内訳を説明していきます。また、採用サイトのリニューアル費用の実際の見積もりや費用を抑えるコツも紹介しますので、最後までご覧ください。
※採用サイトのリニューアル費用をプロに相談したい、もしくはリニューアルを依頼したい方は採用広報支援のhypexにご相談ください。予算や目的などをオンラインでヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。相談料は一切かかりません。
採用サイトのリニューアル相場・費用
費用 | リニューアル期間 | 主なリニューアル内容 |
80万〜150万円 | 2〜3ヶ月 | コンセプト設計 デザイン変更 コンテンツ追加 |
150万〜350万円 | 3〜6ヶ月 | コンセプト設計 デザイン変更 コンテンツ追加 リダイレクト設定 |
採用サイトのリニューアル相場・費用は80万〜150万円と、150万〜350万円の2パターンに分かれます。2つの違いは工数(リニューアル期間)によります。大きくは3ヶ月以内で終わるものと3〜6ヶ月かかるものに分類されます(※半年以上かけると情報が古くなるので採用サイトは6ヶ月前後で完了させることが多いです)。工数(リニューアル期間)の違いはコンテンツの変更・追加量、リダイレクト設定の作業によって変わってきます。
80万〜150万円のリニューアル
- コンセプト設計
- デザイン変更
- コンテンツ追加
80万〜150万円の採用サイトリニューアルは2〜3ヶ月かけて行う場合です。どんな採用サイトにリニューアルするかの企画・コンセプト設計や、デザインの変更、コンテンツの追加を行います。採用コンテンツは社員のインタビュー記事や、事業やサービスに関するオウンドメディア、業務風景や代表インタビューなどの採用動画、アニメーションなどの作成などがあります。
関連記事:採用サイトの社員インタビューの作り方!質問例や参考事例も紹介
デザインの変更
画像引用:JEM株式会社
当サイトhypexがリニューアルを手掛けた採用サイトでは、以前は背景が真っ白のシンプルなデザインでしたが、力強さを感じさせる黒やゴールドを基調としたデザインに刷新しました。全体的に力強さ、スタイリッシュさを感じるデザインに変更しています。
コンテンツの追加
コンテンツの追加では、採用サイトのトップページに新たに撮影した動画を設置し、事業やサービスがリアルに伝わるように工夫しています。
このように、どこまでデザインを変更するか、どんなコンテンツを追加するかによってリニューアル費用の80万〜150万円が決まってきます。
150万〜350万円のリニューアル
画像引用:オープンアップITエンジニア採用サイト
制作期間:6ヶ月間
CMS:WordPress
制作範囲:
・設計/構成
・コピー
・デザイン
・コーディング
・リダイレクト
150万〜350万円の採用サイトリニューアルは3〜6ヶ月かけて行います。上の画像は当サイトhypexが手掛けた新卒採用サイトのリニューアル。制作期間は半年です。
WordPressを使ってコーディング(コンピュータ言語を入力)し、以前の採用サイトの情報を引き継ぐリダイレクト設定(前のURLに訪れたユーザーを新しいURLに転送すること)を行っています。どんな採用サイトにするかの構成作成やキャッチコピーの考案、デザインも変えているので半年間かかっています。
採用サイトの費用に関わるリダイレクト設定
画像引用:株式会社ユーティル 採用サイト
採用サイトのリニューアルでリダイレクト設定が発生すると費用が高くなります。例えば上の採用サイトはもともとブログサービス「note」を採用サイトにしていましたが、リニューアルするにあたってWordPressで構築しました。前のnoteの採用サイトを訪れた人を新しい採用サイトに転送するリダイレクト設定などを行っています。
採用サイトのリニューアルではリダイレクト設定は珍しくなく、URLが人の名前になっているのを変更したり、企業サイトの中にあった採用ページを新たな採用サイトに引っ越ししたりします。また、古い採用サイトで使わなくなっていた機能や、エラーが出ていたシステム負債の部分を修復したりする作業が発生すると、費用は高くなります。
※ここまで読んで、採用サイトのリニューアル費用をプロに相談したい、もしくはリニューアルを依頼したい方は採用広報支援のhypexにご相談ください。予算や目的などをオンラインでヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。相談料は一切かかりません。
採用サイトのリニューアルの見積もりの事例
続いては、実際の採用サイトのリニューアルを依頼した場合の見積もりの例を2つ紹介します。見積書の画像は秘密保持の関係で出せませんので、表を作成しました。記載項目や金額は本当に見積もりにあったリアルなので、参考になります。
80万〜150万円のリニューアルの事例
合計金額:¥1,450,000 (税込)
ディレクション費・進行管理費 | ¥100,000 |
サイト設計・構成トップページ | ¥30,000 |
サイト設計・構成下層ページ(17ページ) | ¥170,000 |
トップページ制作 | ¥250,000 |
下層ページ制作、簡易ページ制作 | ¥470,000 |
エントリーフォーム構築 | ¥50,000 |
サイト用の写真撮影/2時間 | ¥100,000 |
取材・原稿作成 | ¥180,000 |
Javascript(トップページのアニメーション実装) | ¥100,000 |
上記は全部で18ページの採用サイトにリニューアルする際の見積もりです。最も費用がかかるのはサイト制作の部分で、その他にもサイト設計で20万円ほどかかります。また、採用サイト用にオフィスや社員などを撮影する費用や、説明を書くための取材・原稿作成などの費用も発生しています。
150万〜350万円のリニューアル
合計金額:¥3,439,500 (税込)
ディレクション費・進行管理費 | ¥814,500 |
サイトのマニュアル作成 | ¥50,000 |
サイトのデザイン19ページ(スマホ対応) | ¥1,050,000 |
コーディング | ¥705,000 |
CMS実装、リダイレクト | ¥720,000 |
撮影 | ¥100,000 |
2つ目は350万円前後の採用サイトのリニューアルの見積もり例です。ページ数は19ページと先ほど紹介したものと同じですが、今まで使っていたCMSから違うCMS(この場合はMovable type)に移行するので、CMSの実装や今までのデータをリダイレクトする必要があり、高額になっています。また、新しいCMSを使うためのマニュアル作成の費用も発生しています。
関連記事:かっこいい採用サイトの事例!デザインのトレンドも紹介
採用サイトのリニューアルの費用を抑えるコツ
採用サイトのリニューアル費用を抑えたいのは誰しも同じ。少しでも料金を安くするには主に2つのコツがあります。
過去の素材を再利用する
小規模から中規模の採用サイトであれば、過去の素材を再利用することです。例えば、ロゴを変えない、テキストや写真(画像)をそのまま使うなどです。
採用サイトをリニューアルするなら新しいデザインやコンテンツにしたいと思う方が多いですが、その場合はデザイナーやエンジニア、ライターなどの人件費がかかり費用が高くなります。過去に制作したコンテンツで使えるものは再利用したほうがリニューアル費用は抑えられます。また、可能なら採用サイトのテキストは自社で書く、撮影も自社でやるなど工夫すれば費用を抑えられます。
大規模サイトは新たに作り直す
すでに50ページほどある大規模の採用サイトであれば、新たに作り直したほうが費用を抑えられる場合があります。既存のコンテンツを再利用するとリダイレクト設定に時間がかかり、工数が増えるからです。その場合は、人件費がかかっても、新たな採用サイトに一新したほうが費用を安く抑えられる場合もあります。
自社のサイトの場合はどうすればいいだろう?と悩まれる方は当サイトhypexにご相談ください。相談料は一切かかりません。
採用サイトをリニューアルすべきタイミング
- 情報が古い
- 採用コンセプトが変わった
- エントリー(応募)が少ない、内定辞退率が高い
- ブランディングを強めたい
採用サイトのリニューアル費用がわかったところで、最後にリニューアルのタイミングを紹介します。上記に当てはまる方は採用サイトのリニューアルを検討してみてください。それぞれの理由については下記の記事で詳しく説明しています。
関連記事:採用サイトをリニューアルするポイント、タイミングや費用を解説
関連記事:現役デザイナーが採用サイトのトレンドを紹介!心が動いたデザイン事例まとめ
【注意】採用サイトのリニューアルに補助金は使えない!
採用サイトのリニューアルをする際、国の補助金の申請を考えている方も多いでしょう。しかし、残念ながら、採用サイトや他のホームページのリニューアルのみで使える補助金はありません。
補助金の申請が通る可能性があるのは、新サービス・商品の立ち上げ時に作るホームページです。採用を目的とした採用サイトの立ち上げも補助金は通りにくいので注意してください。
関連記事:採用サイト制作の費用相場、見積もり事例、料金を抑えるコツを解説
採用サイトのリニューアルにおすすめの会社
株式会社hypex
おすすめポイント
- 幅広い価格帯の採用サイト制作が可能
- 採用サイトへの集客も同時に支援
株式会社hypexは企業の採用広報を支援する制作会社です。2019年の創業と若く、1つ1つの案件への熱量が高いです。会社の代表は月間130万人が訪れるWebサイトを運営していた経験を活かし、サイト制作後の集客も得意。特にSNS広告から採用サイト流入。ゲーム会社の応募率を500%以上改善した実績や、サービス業の採用を1ヶ月で内定まで持っていった実績があります。
ノーコードのテンプレートで作る30万円の採用サイトから、完全オリジナルでカスタマイズする500万円以上の採用サイトまで、幅広い価格帯の制作が依頼できることが強み。採用サイト制作以外にも、オウンドメディアや採用動画、採用ピッチ資料の作成など他の採用手法と合わせた運用も可能なため、採用に関する全般の相談がしたい企業におすすめです。
株式会社hypexの会社情報・費用・料金
所在地 | 東京都渋谷区渋谷3-26-16 第五叶ビル5F |
設立 | 2019年12月5日 |
資本金 | 7,500,000円(資本準備金含む) |
社員紹介ページ | https://hypex.jp/member |
制作実績ページ | https://hypex.jp/solution/website |
費用・料金 | 30万〜60万円:採用LP(1ページのサイト) 80万〜150万円:一般的な採用サイト 150万〜300万円:採用サイト+ブランディング 200万〜500万円:採用サイト+オウンドメディア |
問い合わせ | 問い合わせフォームより |
採用サイトのリニューアル相場・費用まとめ
費用 | リニューアル期間 | 主なリニューアル内容 |
80万〜150万円 | 2〜3ヶ月 | コンセプト設計 デザイン変更 コンテンツ追加 |
150万〜350万円 | 3〜6ヶ月 | コンセプト設計 デザイン変更 コンテンツ追加 リダイレクト設定 |
以上、採用サイトのリニューアルにかかる費用を解説しました。相場は2パターンに分かれ、どちらに当てはまるか考えてみてください。採用サイトの制作に強い制作会社は下記の記事を参考ください。
関連記事:採用サイト制作におすすめの制作会社を厳選!選び方や費用も紹介
自社で考えている採用サイトのリニューアルの金額はいくらなのか?どんな採用サイトにリニューアルしたら良いか相談したい方は採用広報支援のhypexにお問い合わせください。貴社の予算や目的などをオンラインでヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。相談料は一切かかりません。
成長企業における採用ブランディング・採用マーケティングを専門とし過去2年で50社以上を直接支援。前職では、月間150万利用者数を超える医療・美容のWebサービスの事業責任者、兼経営陣として組織の成長を牽引。成長組織におけるOKRを利用した評価制度の構築や外国人、ジェネレーション、女性、LGBTQ+などのダイバーシティ・マネジメントに尽力。