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採用動画の作り方とは?8つのコツ、流れ、事例、費用を解説!

2023.06.21

採用動画は、社員インタビューや1日の業務の紹介、職場の様子などを伝えて自社のことを理解してもらう動画です。「自社への応募を増やすために動画制作を検討しているけど、どう作ればいいのだろう?」と疑問の方は多いでしょう。「プロに動画を作ってもらったのに効果がない」という声が多く見られます。そこで本記事では、基本的な採用動画の作り方から成果を生むためのコツまで解説します。

採用動画を作る場合に何に気を付ければいいのかが分かりますので、最後までご覧ください。

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採用動画を作るメリット

  • 記憶に残りやすい
  • 自分ごと化しやすい
  • テレビCMと同じ効果がある

まずは、採用動画を作るメリットを紹介します。メリット・効果を理解しておけば、その要素を盛り込んだ採用動画を作れるからです。

メリット1.視聴者の記憶に残りやすい

採用動画を作るメリットの一つが、視覚と聴覚の両方でアピールすることができ、視聴者の記憶に残りやすいこと。

映像は会社の空気や仕事の様子などリアルな雰囲気を伝える効果があり、BGMやナレーションなど音はエモーショナルな部分に訴えかけます。テキストや写真では実際の職場の空気とはギャップが生まれる可能性があり、動画を活用することで埋めることができます。採用動画を作るときは感情に訴えることが大切です。

メリット2.自分ごと化しやすい

採用動画ではアニメーションより実写が使われることが多いですが、実写動画はリアリティが強いので、自分が働くイメージがしやすいメリットがあります。採用サイトを見たけど、テキストや写真だけでは業務内容がイマイチ分からない…という応募者は少なくありません。

その点、リアルな動画は、働くイメージがシミュレーションしやすく、ある意味インターンの役割を果たしてくれます。入社前に業務への不安を払拭することで、離職率を減らすことに貢献できることも採用動画のメリットです。

インタビュー動画であっても、ただ社員の考え方や想いをしゃべるだけでなく、それを見た視聴者(候補者)が自分ごと化できるかを意識しましょう。

メリット3.テレビCMのような広告効果がある

採用動画への注目が増えている要因がYouTubeやSNSの普及です。かつては動画を流せる場はテレビや企業説明会の会場など限定的でした。しかし、YouTubeやSNSによって、誰でも無料で動画をアップすることができ、拡散されればテレビCMと同じようなインプレッション(視聴数)を得られます。

またWebサイトやYouTubeなどにアップしておくことで、応募者がいつでもどこでも視聴することができます。これは放送枠や放映時間が決まっているテレビCMに比べて大きなメリット。

ただし、採用動画は作って終わりではなく、視聴されなければ意味がありません(実際、動画作りがゴールになってしまっている人が多い…!)。

今やスマホ一つで採用動画を作ることはできますが、視聴数が少なく効果がなかったという失敗は少なくありません。作ることがゴールではなく、どうやって見てもらうか? 動画を見て欲しいターゲットに適切に届けるか?の採用戦略まで考えてください。

採用動画の作り方(流れ)

採用動画の作り方、採用動画の流れ

ここから採用動画の作り方に入ります。まずは、採用動画の制作フローを把握しておきましょう。自社で作る場合も制作会社に依頼する場合も基本的に流れは同じです。大きく分類すると、採用動画の作り方は下記の5ステップで作られます。

  1. 企画
  2. 構成
  3. 撮影
  4. 編集
  5. 修正

企画

動画の企画

まずは社内で採用動画の企画会議です。どんな動画を作るかを決めます。企画段階で必ず決めておかないといけないのは主に4つ。

動画の目的
・ターゲット
・動画の予算
・公開する納期

特に重要なのは動画を作る目的です。これは採用動画動の絶対条件。目的によって動画の方向性・戦略は大きく変わります。採用動画の目的は主に3つあり、どれに該当するかを設定してください。

会社名やサービスの認知拡大
・業務内容や社員などの理解促進
・応募率や内定承諾率の増加

例えば認知拡大が目的ならエンタメ色やインパクトの強い動画にする可能性があり、逆に理解促進であれば業務に密着するドキュメンタリーにしたりと、戦略が変わってきます。そして次に大切なのがターゲット。採用動画は不特定多数の人に見られますが、どんな人に動画を届けたいのかによって刺さる内容が変わってきます。採用動画を作っても失敗する人の多くが、採用動画の方向性(目的やターゲット)で失敗しているからです。つまり、採用動画で効果を出すには、綺麗な映像を作ることよりも「採用マーケティング」の視点が必要になるのです。

関連記事:採用マーケティングとは?メリットや戦略、成功事例を解説!


構成

どんな採用動画にするか方向性が決まったら、具体的な動画の長さやカット割などを決める構成(絵コンテ)、台本を作ります。キャスティング(誰が出演するか)、撮影スケジュール(当日の進行)を決めて撮影に臨みます。絵コンテが重要な理由は「キャスト・制作スタッフとの意思疎通をとるため」「クライアントと動画の世界観を確認するため」です。絵コンテは下記の順番で作ります。

  1. 内容やセリフ・ナレーション
  2. 時間ごとにカット割り
  3. 最後に映像の絵を描く

セリフやナレーションはストップウォッチで時間をはかりましょう。カット割りを決めるとき、絵コンテの1カットは3秒までにします。長くても1カット5〜6秒が限度。それ以上になると動きがなく、映像が止まっているように感じてしまいます。絵を描くときは、上手さではなく、分かりやすさを重視してください。また、映像にテロップ(文字)が入る場合もあるので、その場合は字で隠れても良い絵にします。


撮影

動画の撮影

採用動画の構成が固まったら撮影に入ります。カメラなどの機材を用意し、撮影を開始します。採用動画を自作する場合と、プロに依頼する場合に最も差が出る部分です。特に素人の動画は、音声と照明が疎かになりがちです。プロは良い集音マイクや照明のライティングによってクオリティの高い動画に仕上げます。

撮影での失敗あるあるが、想定より時間が押してしまうこと。あらかじめ準備をしていても、いざ撮影をしてみると、いい映像を撮れない、出演者がインタビューで噛んだり表情が固いなど、撮り直しが発生する。余裕を持ったスケジュールにすることが重要です。

また、屋外の撮影であれば曇り空や雨によって映像の暗さなどが変わるため、撮影の予備日を設けておくことも大切です。


編集

動画編集

動画を撮影したら編集に入ります。1時間撮影した動画などを1分や2分に削ったりします。ここもプロと素人で差が出る部分です。特に場面が変わるつなぎの部分は素人の編集ではツギハギになり見にくくなります。編集段階でBGMやナレーション、字幕などを入れます。


修正

動画の編集、修正

編集が完了したら採用担当者と一緒にチェックし、細かい部分を修正していきます。以上のような工程を踏んでいき、下記のような採用動画が完成します。

ここまで読んで、どんな採用動画にすればいいか分からない、もしくは採用広報の動画を作ってほしい欲しい方は当サイトhypexにご相談ください。予算や目的などをオンラインでヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。相談料は一切かかりません。

応募を増やす採用動画の作り方のコツ

  1. 目的を明確にする
  2. 何にフォーカスするか決める
  3. 応募者に刺さる内容から逆算して作る
  4. 放映場所を先に決めておく
  5. BGMとテロップを使う
  6. スマートフォンの視聴を意識する
  7. 参考動画をリサーチする
  8. キャッチコピーも重要

続いては採用動画の作り方のコツを8つ紹介します。採用活動においては、パンフレットや公式サイトの情報なども活用するため、動画では別の内容を伝えるなどメディアミックスで戦略を考える良いでしょう。

目的を明確にする 

採用動画を作るときは、まず目的を絞りましょう。一口に「採用」と言っても、「認知拡大」「興味喚起」「理解促進」の3つに分かれます。

・とりあえず会社の認知・知名度を増やしたいのか?
・興味を喚起して応募者数を増やしたいのか? 
・理解を深めてモチベーションの高い人材を採用したいのか?

動画を作る目的によって動画の方向性や、情報の具体性が変わってきます。広く認知を増やしたいなら、会社の情報よりエンタメ系の動画やドラマのような動画が向いています。応募者数を増やすなら、昇給のしやすさや休日制度の充実など、入社するメリットを訴求した方がいいでしょう。さらに踏み込んで、モチベーションの高い人材を採用したいなら、企業の理念などに共感してもらう動画が向いています。

何にフォーカスするか決める

4p,企業の4p,採用4p

採用動画を作るときは、何にフォーカスするのか戦略やメッセージを決めます。大きく分類すると4つに分かれます。

  • Profession(仕事・事業)→1日の業務や具体的な仕事内容を紹介
  • People(人材)→社員インタビューが中心
  • Philosophy(理念)→経営者からのメッセージ、コンセプトムービー
  • Privilege(待遇)→福利厚生や職場環境の紹介

上のように、どの4Pにフォーカスするのかによって動画の内容が異なります。4Pを決めるには、求める人材(抱えている課題から逆算する)や自社の魅力・強みをしっかり把握しておくことが大切です。

関連記事:企業の魅力を高める「4P」が求職者を惹きつける採用のカギ!

応募者に刺さる内容から逆算して作る

応募を増やすためには、応募者の目線になることも大切です。学生や応募者が何を知りたいのか?何を不安に思っているのか?を考えて動画を作ることで、より刺さる内容になります。今回は学生を例に挙げます。
現在、学生が会社に求める上位3つは次のものと言われています。

1位:自分が成長できる環境がある
2位:社員の人間関係が良い
3位:福利厚生制度が充実している

応募者のニーズを正確に知りたい場合は、ターゲットとする人(大学や専門学校などの就活生)にアンケートを取る方法もおすすめです。

動画を流す場所を決めておく

採用動画を企画するときは内容を決める前に、何で動画を流すのか先に決めておきましょう。SNSなのか、YouTubeなのか、採用サイトなのか、企業説明会などです。

理由は、配信媒体によって動画の長さや内容が変わってくるからです

例えばSNSがメインの配信媒体になるなら、長すぎる動画は見てもらえない可能性が高いので、短くします。また、応募者を惹きつけるために、インパクト性やエンタメ性を意識した内容にします。

一方、企業説明会がメインになるなら、全員が座ってみてくれるので、多少は長くても大丈夫になります。また、インパクトやエンタメ性よりも、しっかり理解や共感を得られる動画にします。

このように配信媒体によって動画の内容が変わってくるので、重要になります。

BGMとテロップを使う

動画は文字通り「動く映像」ですが、できる限り「BGM」と「テロップ(字幕)」もあったほうがいいです。映像だけでも説得力を出せますが、そこに聴覚と視覚に訴える「BGM」と「テロップ(字幕)」を入れることで、理解度、印象動が大きく変わります。上記の動画はインタビュー動画ですが、発言の中でポイントとなることを字幕にしているので、視聴者の頭に残りやすいです。相乗効果として上手く活用しましょう。

上記の採用動画は岩手県警察の事例です。女性警官にフォーカスし業務風景を映しながらインタビューしていますが、警察官という固くて重いイメージのある職業だからこそ、明るくポップなBGMを流すことでハードルを下げています。BGMをうまく活用している好例です。

スマートフォンの視聴を意識する

スマートフォンの視聴を意識する

字幕(テロップ)はつけたほうがいいですが、採用動画を作る際は、スマートフォンで視聴して見にくくないかを意識しましょう。就活生の80%以上は採用動画をスマートフォンで見ています。字幕が小さいとスマホではみにくくなってしまい逆効果です。また、BGMもあったほうがいいですが、スマートフォンは音無しで見る就活生もいます。BGMは援護射撃と考え、音無しでも魅力が伝わることを意識してください。

参考動画をリサーチする

本記事で採用動画の作り方のコツを紹介していますが、何が刺さるかは、事業の種類や応募者によって変わります。何よりの近道は、参考となる動画をリサーチし、徹底的に模倣することです。

  • 自社に近い業種
  • 再生回数が多い動画
  • 観て良いと感じた動画

上の3つの動画を探し、動画の構成や見せ方を書き出してみて真似してみましょう。オリジナル性を出すのはコツを掴んでから制作できます。まずは参考動画を模倣してみて成功体験を作りましょう。

関連記事:採用動画の参考事例100選!かっこいい、面白い、インタビュー動画をご紹介!!

キャッチコピーも重要

採用動画において、映像や音と同じくらい重要になるのが「キャッチコピー」です。動画を見た候補者の背中を押す最後の一押しになり、その動画のメッセージを一言に凝縮します。有名な映画にも「決め台詞」のようなものがあり、観客の心に残るのと一緒です。実は採用動画で失敗する要因の一つが「キャッチコピーが弱い」こと。良い採用動画を作るにはキャッチコピーのセンス、すなわちマーケティングの観点が求められるのです。下記の記事も参考にしてみてください。

関連記事:採用キャッチコピーの事例25選!作り方も解説!

ここまで読んで、どんな採用動画にすればいいか分からない、もしくは採用広報の動画を作ってほしい欲しい方は当サイトhypexにご相談ください。予算や目的などをオンラインでヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。相談料は一切かかりません。

採用動画の成功事例7選

次採用動画で成功した事例を7つ紹介します。成功したポイントを理解し、動画の企画を考えるときの参考にしてください。

  • 再生回数の多い採用動画の事例
  • 面白い採用動画の事例
  • オシャレな採用動画の事例
  • スタイリッシュな採用動画の事例
  • 漫画風の採用動画の事例

再生回数の多い採用動画の事例

両備グループ

再生時間:3分57秒

最初は岡山を中心に、バスやトラックなどの交通事業を手掛ける両備グループ。2017年にタクシードライバーの募集に使われ、採用広報動画としては珍しいアニメーション動画にしています。

タクシー運転手に転職した主人公が様々なお客様と交流するストーリーで心温まるBGMに「両備で働こう 一期一会に想いを託して」というメッセージをのせ、多くの共感を呼びました。その結果、採用広報動画としては異例の10万回以上、再生されています。

このようなパラパラ漫画は結婚式でもよく使われ、感動エピソードの表現に向いているジャンル。企業理念などを伝えたい場合は、アニメーションにすることも手段の一つです。

株式会社ベルク

再生時間:2分5秒

2つ目の成功事例は埼玉県に本社を置き、スーパーマーケットチェーンを展開する株式会社ベルク。再現ドラマの手法を取り入れています。就職活動中の女性を主人公にした再現ドラマで、内定がもらえず落ち込む中で、母親とベルクのスーパーに行き励まされるストーリー。

 主人公を就活生にすることで共感を醸成し、応募者が「自分ごと化」できるシナリオになっていることがポイントです。150万回以上再生され、採用サイトへのアクセス数が2倍に増えました。

面白い採用動画の事例

ユーハウス【採用面接動画】

再生時間:12分23秒

3つ目は、岐阜県で一戸建て・注文住宅を手掛けるユーハウスの採用動画。12分と長い尺で、実際の採用面接の様子を伝えています。

ユニークな点は社長とトップセールスマンの2人が新卒採用の面接を受けていること。「将来の夢は?」「どんなスタッフと働きたいか」「意見が食い違った場合はどのように対処しますか?」など、実際の採用面接で質問する項目を、社長とトップセールスマンにぶつけています。

視聴者が楽しみながら採用面接のシミュレーションができるとともに、会社の中心となる2人が回答することで、企業の魅力もPRでき一石二鳥。社長や現場の社員が求めている人材を伝えているので、狙った応募者を増やす効果もあります。

関連記事:採用面接の質問事例やNG行動、成功チェックリストを紹介

新潟県警察採用広報動画~警察学校の1日~

再生時間:4分59秒

続いては新潟県の警察官採用の動画。警察学校の1日に密着し、実際の様子を紹介しています。面白いのはナレーターに『ドラゴンボールZ』のセルや、『人志松本のすべらない話』のナレーションでお馴染みの若本規夫さんを起用していること。ユーモアを交えた紹介にすることで、応募のハードルを下げています。

警察官のように堅いイメージがある職種は、おもしろ動画にすることで良いギャップを生み出せます。

新潟県警では、他にも「地域警察官」「刑事」の一日に密着した面白動画も制作しているので、合わせて参考にしてください。

新潟県警察の公式サイト:https://www.pref.niigata.lg.jp/site/kenkei-saiyo/kouhoudouga.html

オシャレな採用動画の事例

住友重機械イオンテクノロジー株式会社

再生時間:1分53秒

続いては、かっこいい採用広報動画。東京都品川区に本社を構える住友重機械イオンテクノロジー株式会社の事例です。

映像と写真素材を併用しつつ、実際の工場やリアルな社員の姿をドローン撮影も活用しながらスケール感を演出。重厚感のある音楽やグラフィックを使うことで、かっこよさを増しています。

スタイリッシュな採用動画の事例

再生時間:1分55秒

先ほど紹介した建設事業のJEM株式会の採用動画の事例。実際に海外で働くエンジニア2人の体験談を鮮明に伝え、シニアが持ち合わせるダンディさとワイルドさ、そして上品さを極めた表現になっています。

漫画風の採用動画の事例

愛知県の警備会社「株式会社T&T」の新卒採用動画の事例です。漫画風にすることで日本人や若年層に親しみやすい効果があります。また、肉体労働でキツい仕事というイメージのある警備会社だからこそ、漫画風にすることで柔らかいイメージを与えられます。

関連記事採用動画100選!参考にしたい採用動画を業種別にご紹介!!

採用動画の活用シーン

  • 自社の採用サイトに掲載する
  • 企業説明会で流す
  • SNSやSNS広告で流す
  • YouTubeで活用する

自社の採用サイトに掲載する

採用動画を自社のサイトやSNS にアップすることで、時間や場所を問わず、自社の情報を届けられます。動画は24時間働いていてくれる広報です。その代表例が採用サイト。

画像引用:JEM株式会社 採用サイト

JEM株式会社は採用サイトのファーストビューに動画を設置しています。採用サイトや採用動画は当サイトhypexが制作しました。

企業説明会で流す

作った採用動画は企業説明会で活用することで、役員や社員が実際に会場に行ってプレゼンをしなくても、学生や求職者に情報を届けられます。人件費の削減になる点も動画のメリット。

SNSやSNS広告で流す

また、20代をターゲットにすることが多い採用動画では、SNSも動画活用の有効手段。TikTokでアカウントを作るのもありです。実際、就職活動にTwitterやInstagramを使う学生は増えています。SNSでは短いダイジェスト映像を流し、本編はWebサイトやYouTubeで見てもらうなど活用しましょう。

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YouTubeで活用する

画像引用:JCB採用公式チャンネル

採用動画を制作することでYouTubeのチャンネル化ができ、流入のポケットが増えます。YouTubeはアーカイブになるので、無料で24時間働いてくれる優秀な採用広報の代わりになります。

また、チャンネルを作らなくてもYouTube広告として流すことでも、採用候補者の目に触れます。企業のことを知らなかった人、まだ転職願望のなかった潜在層にも届けられるので効果は大きいです。

関連記事:YouTubeを使って採用を行うべき企業とは?チャンネル運営のメリットや注意点を解説!
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動画制作会社の調査結果

画像引用:Crevo株式会社

動画制作会社が調査した結果では、採用動画を観たことで志望度が上がったと回答した学生は全体の84.2%だったというデータや、動画が人事の代わりとなり40%ほど工数を削減できたなどの結果も出ています。

関連記事採用動画の効果とは?注目される理由、メリット、トレンドを紹介

ここまで読んで、採用動画の作り方が分からない、もしくは採用広報の動画を作ってほしい欲しい方は当サイトhypexにご相談ください。予算や目的などをオンラインでヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。相談料は一切かかりません。

採用動画のトレンド

  • ドローンを使った社内風景
  • TikTokのような自作の縦型動画
  • 社長インタビュー

続いて、採用動画のトレンドを説明します。トレンドは年々変わりますが、意識すると採用候補者にウケやすいです。

ドローンを使った社内風景

ドローンが一般に普及したことで、採用動画に使われるようになりました。臨場感がある映像が撮れ、流れるような映像が心地よい効果を生みます。また、ドローンによる撮影はクレーンを用意する必要がなく、BGMを足すの編集で済むため、費用を抑えられます。

TikTokやYouTubeショートような自作の縦型動画

画像引用:株式会社ユーティル エンジニア採用

TikTokやYouTubeショートの台頭により、スマートフォンで自作できる縦型動画も採用動画のトレンドです。機材も必要なく、どんな社員がいるのか、映像は人の想いも伝えやすいので今後も増えていくことが予想されます。TikTok動画になると、かなり凝ったものも登場します。下記を参考にしてください。

関連記事TikTok採用とは?企業が取り組むメリット、事例、方法を解説

社長インタビュー動画

近年になってトレンドになってきたのが「社長インタビュー動画」です。理由は社員の紹介動画は離職したあと使えなくなるからです。近年の離職率の増加を受け、変わることが少ない社長インタビュー動画がトレンドになってきています。

ここまで読んで、どんな採用動画にすればいいか分からない、もしくは採用広報の動画を作ってほしい欲しい方は当サイトhypexにご相談ください。予算や目的などをオンラインでヒアリングし、最適な提案をさせていただきます。相談料は一切かかりません。

採用動画制作を依頼する費用・相場

種類費用・料金動画の長さ撮影時間制作期間
インタビュー10〜30万円120秒以内半日2週間〜1ヶ月
インタビュー+業務紹介30〜80万円180秒以内1〜2日1〜1.5ヶ月
密着取材80〜200万円3分以上3日1.5〜2ヶ月

最後に、動画制作をプロに依頼したときにかかる費用をお伝えします。動画は作っても見てもらわなければ意味がありません。

プロに依頼する場合、実写の採用動画の費用は大きく3つに分類されます。価格の違いは撮影の規模(撮影日数やスタッフの人数、機材数など)の「現場の費用」によるもの。一般的に多いのは、社員インタビューに加えて社内の風景も紹介する30〜80万円の価格帯。まだ企業のことを何も知らない潜在層に、どんな場所で働くのか職場のイメージを伝える動画です。

80〜200万円の価格帯は社員や職場の風景を密着取材をする動画。すでに企業に興味・関心がある層に、事業の内容や企業の想いをしっかり理解してもらうところまでアプローチする動画です。

種類費用・料金制作期間
スライドショー10〜30万円2週間〜1ヶ月
会話劇50〜80万円1.5〜2ヶ月
パラパラ漫画80〜150万円以上2〜3ヶ月
3Dアニメ300万円以上3ヶ月以上

アニメーションの採用動画の費用は表現方法によって変動します。手の込んだ表現ほど制作期間が長くなるため、制作料金が高くなります。また、3Dアニメは特殊な技術が必要なので高額になります。

関連記事採用動画の費用・相場!見積もり事例、料金を安く抑える方法も解説

採用動画の外注におすすめの制作会社

株式会社hypex

株式会社hypex
  • 動画を見てもらうための集客に強い
  • 採用に関する支援全般を依頼できる

株式会社hypexは企業の採用広報を支援する制作会社です。2019年の創業と若く、1つ1つの案件への熱量が高いです。会社の代表は月間130万人が訪れるWebサイトを運営していた経験を活かし、採用動画を作ったあとの集客が強いことが特徴。特にSNS広告の運用に強く、ゲーム会社の応募率を500%以上改善した実績や、サービス業の採用を1ヶ月で内定まで持っていった実績があります。下記は自社で作った動画です。

採用動画の制作以外にも、採用サイトやオウンドメディア、採用ピッチ資料の作成など他の採用手法と合わせた運用も可能なため、採用に関する全般の支援を相談したい企業におすすめです。

株式会社hypexの会社概要

所在地東京都渋谷区渋谷3-26-16 第五叶ビル5F
設立2019年12月5日
資本金7,500,000円(資本準備金含む)
社員紹介ページhttps://hypex.jp/member
制作実績ページhttps://hypex.jp/works
費用・料金インタビュー:10〜30万円
インタビュー+社内風景:30〜80万円
問い合わせ問い合わせフォームより

関連記事採用動画制作におすすめの映像制作会社を厳選!

【まとめ】採用動画の作り方のポイント

◎採用動画の作り方・フロー

  1. 企画
  2. 構成
  3. 撮影
  4. 編集
  5. 修正

最後までご覧いただき、ありがとうございます。この記事では、採用広報動画を作る際の参考事例や作り方のコツを紹介しました。応募を増やす採用広報動画の作り方は以下を意識しましょう。

  • 目的を明確にする
  • 何にフォーカスするか決める
  • 応募者に刺さる内容から逆算して作る
  • 放映場所を先に決めておく
  • BGMとテロップを使う
  • スマートフォンの視聴を意識する
  • 参考動画をリサーチする
  • キャッチコピーも重要

採用広報動画のメリットは多いですが、作ることがゴールになってはいけません。また、動画の効果測定も行わないと成功か失敗かの判断ができません。

これから初めて採用活動に取り組む方は、ぜひ株式会社hypexにご相談ください。国内唯一の採用広報専門エージェンシーのhypexでは、ただのインタビューや綺麗な動画ではなく、どのように候補者を態度変容させるかを設計し制作いたします。

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  • Part 1 採用動画とは
  • Part 2 採用動画のメリット
  • Part 3 採用動画の作り方やポイント採用動画を作るときの4つのポイント
    • 採用動画を作るときの4つのポイント
    • 採用動画の効果をもう一段階あげる3つのスパイス
  • Part 4 採用動画事例3選

上記の情報を見やすくまとめていますので、下記からダウンロードください。

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